2024年5月11日

Roses in full bloom (再び庭の話)

 

お庭の話ばかりで恐縮です。ポタリーガーデンの薔薇たち、満開になりました! 

まずフロントガーデンのアンジェラが皆様をお迎えいたします。この横にアンクルウォルターという深い真紅の薔薇が咲いています。桜の木の傍に植えたためお日様を求めて木の頂上で開花しています。


アンクルウォルター。

ポタリーガーデンにはピンクのローズが多いですが色も咲き方も様々。どの花も美しさを競っていますね。







先代バーティのジャックカルティエ。ロゼッタ咲のピンクの薔薇は今年は沢山咲いてくれました。バーティが旅立って5年。バラも庭に馴染んだようです。

Roses are in full bloom in our garden. My favorite Jack Cartier is now 5 years old. It is matured and has many flowers.








オールドローズのイスパハンに構いすぎなランブリングレクター。構われ過ぎてイスパハンは今年はちょっと控えめです。







優しいピンクのジェームスゴールウェイ。今年2年目の花ですがずいぶん大きくなりました。成長が早くて虫が付きにくいのでお薦めです。

薔薇が終わると次はクレマティスが開花を始めます。また楽しみ。




おまけの写真。
ちびっこバーティ3歳になりました!












バーティが来てくれて家族もスタッフも皆幸せです。これからも元気でいてね。







2024年5月9日

Summer flowers (夏の花たち饗宴中)

 

毎年ゴールデンウィークが終わる頃、庭では夏の花たちの饗宴が始まります。ジギタリスのあでやかな立ち姿に対抗するかのように薔薇たちが一斉に開花します。毎朝、毎夕の変化にときめきながらお庭散策が欠かせません。


今一番の心配は雨と風でジギタリスが倒れてしまうこと。風が吹き始めると心配で何度も偵察に行ってしまいます。







ジギタリスは毒性が強いためお庭仕事の際は手袋をして触る様にしています。でも毒性の強いものこそ薬になると言います。北野佐久子先生の著書でも記述がありましたがこの花から心臓に効く薬を作るなどイギリス人には馴染み深い夏の花です。









 
Digitalis reminds me of English summer.  Traditionally, it is perennial plant and sensitive to summer heat.  It's difficult to grow them for another year in Japan.  





2024年5月7日

NIce memories (楽しい休日)

 

GWが終わり今朝からまた日常の忙しさが戻ってきました。今年のGWは小さなお休みを何度もいただき楽しんできました。頭と体のリフレッシュは必要ですね。写真は茅ヶ崎の里山公園の鯉のぼり。風がなくてはためく姿は見られなかったけれど日本の風物詩を堪能してきました。

Koinobori(carp-shaped streamers) is a symbol of children's healthy growth. We enjoy this traditional view in early summer days.


おまけの写真。
こちらはお休みを楽しんでいるバーティ。メドゥの中でマテ&来いの練習中。おやつ欲しさに真剣そのものです。








マテコイが上手にできるようになりましたー。おやつを食べすぎたよね!


2024年5月3日

May garden (5月の庭)

 

GW後半は青空でスタート。庭はたっぷり降った雨のお蔭で生き生きと元気一杯です。




数年前に枯れてしまった薔薇。その後根本から1本のシュートが出てきたので大切に育てていたら今年は見事な花を見せてくれました。







マダムアルフレッドキャリエール。
清楚でエレガントな姿に似合わず強靭でたくましい花です。この薔薇が復活したのは今回が初めてではないので本当に強い苗なのだと感心しきりです。






まもなく他の薔薇たちも咲き始めます。
5月は花たちの饗宴。ポタリーガーデンはいつもオープンです。ぜひお庭散策にお出かけください。

Flowers in the garden start exploring all over. Soon we'll see roses are in full swing. Please visit our May Garden. The gate is always open for you.















2024年4月30日

Bertie's young friend (バーティの弟分)

 

バーティの弟分、ルーカス。ゴールデンウィークのお休みに鎌倉へ来てくれました。今日は聖子ちゃんと一緒に出勤です。普段は東京で過ごしているのでバーティと会うのも久しぶり。喜びの再会でした。










バーティ兄ちゃんに倣ってお座り。マテ。臥せも出来ます。もうすぐ6ケ月になるルーカスにバーティは大人の貫禄で対応。時々牽制してはルーカスを教育(?)してました。










犬は犬同士。夫婦池公園まで一緒にお散歩です。毎月一緒に歩けたら鎌倉山まで来ることが楽しみの一つになるかもしれません。
私たちも可愛いルーカスにメロメロです。また来てね。









Bertie’s young friend, Lucas is now 6 months old. He is not good at walking but soon will be all right. He will discover the world to inspire him.













2024年4月27日

Flowers everywhere (お花の季節)

 

毎朝のお庭散策。今朝も新しい花に会えました。仕事が終わった夕方にまたひと廻りするとさらに新人の姿が増えています。

この季節は日々進化し素敵が増幅していきますね。

Every morning and every afternoon, we see a new face in the garden. Now it is covered with white flowers, but soon pinkish flowers will be all over. How pretty they are!




季節柄かポタリーカフェでもアフタヌーンティーにお花のブーケをつけるFlower Afternoonteaのリクエストが増えてきました。季節の花のブーケは藤沢のお花屋さんヘリアントスガーデンさんから。毎回違うお花が届くので楽しみにしています。

https://www.instagram.com/helianthusgarden/










深みのある赤の薔薇は#紅華美(クレナイハナビ)。
風船玉のような姿のニゲラ。
グリーンハート
マトリカリア
アフリカンブルーバジル
5種類のお花のブーケです。

Flower Afternoon Tea:¥6,600(ブーケ付き)
ご注文は毎週木曜日の午後5時まで承ります。
週末2組限定。
ポタリーならではのお花とお茶の饗宴をお楽しみいただけたら嬉しいです。















2024年4月24日

After the festival (祭の後)

 

先週末に開催したポタリーの英国展。無事に終わり安堵しました。5年ぶりでしたが皆様に支えていただき本当に楽しい3日間を過ごしました。

祭の後に降る静かな雨のお蔭でリラックスしながらお店の片づけをしています。ショップもカフェもまた一新し皆様をお迎えいたします。今後もどうぞよろしくお願いいたします。

The English Fair of House of Pottery was ended with great success. Thank you very much for joining us. 



おまけの写真。
この時期だけ見事な姿を見せるモッコウバラ。昨年強く剪定したので今年は倍量になり楽しませてくれています。自然はすごいなと感心しきり。


2024年4月20日

English Fair (英国展)

 

ポタリーの英国展2日目。

初日に開催した北野佐久子先生のトークイベント&ポタリーカフェのアフタヌーンティーパーティが無事に終了し2日目を迎えました。

昨日は大忙しで見ることの出来なかった素敵な品々を今日は朝から堪能し欲しいモノが沢山ありすぎて困っています。


Anglaise 高橋愛さんのお花が入り店内が一層華やかになりました。大人買いをしてこの花全部いただきます!と言いたいところですが、、、大好きなビバーナムとライラックに出会い早速お店に飾らせていただきました。お花のパワーから元気をいただきました。









Kumitさんの優しいハーブティー。新作Royal Gardenは近日ポタリーカフェで皆様へ提供いたします。英国展会期中は試飲可能です。ぜひお試しください。

お隣はポタリーカフェお馴染みのStill Roomsさんの紅茶とコーディアル。本日まで店頭にて特製ローズミルクティーやアイスティーをお飲みいただけます。とても美味しいのでこちらもお薦めです。







八幡様のお隣のアンティークショップ、Floralさんの繊細な陶器たち。普段使いのカトラリーなど楽しいお品に目が奪われます。











刺繍作家の原田恵さん作。バーティとその仲間たち。頭に王冠が載っている仔はキングチャールズスパニエル。可愛くて並べて使いたくなります。







イギリスでお馴染みのエマブリッジウォーターの食器たち。30年近く前にバーミンガムの展示会で見たときその可愛さに悶絶しました。あれから30年経っても色褪せないクオリティとデザイン性にイギリスの伝統を感じます。






こちらは30年来の友人Jane Hogben作のマグたち。Janeのデザインも色への感性もいつも同じで変わりません。ハンドメイドにこだわるクラフトマンシップが人気の秘訣かと思います。Pirce of Art (小さなアート)として日常にお使いいただけたら嬉しいです。

English Fair Day 2.
We are very pleased to have many guests to join our fair. Tomorrow'll be the last day. Please come to feel a touch of England and piece of art.















2024年4月18日

English Fair (ポタリーの英国展前夜)

 

5年ぶりに開催するポタリーの英国展。明日から開催いたします。

出展者の方たちとお喋りをしながらにぎやかに設営中。




初日の午後は北野佐久子先生のトークイベントを行います。お話の後で皆様にポタリーカフェからアフタヌーンティーをお出しします。ポタリーショップは急遽会場に早変わりしました。30名近い参加者の方たちのお席が出来るかしらと心配でしたがどうにか設営できました!かなり狭そうだけれどお話とお菓子&お茶を存分に楽しんでいただけたらと思います。


ポタリーはJane Hogbenの可愛い陶器をご紹介します。
どうぞお楽しみに。

The English Fair will be held at House of Pottery gallery from tomorrow. We look forward to looking at many lovely goods.  It will be the interesting weekends.
Please come to join us.





2024年4月16日

Japanese tradition (鯉のぼり)

 

長く続いた雨が上がり晴れ晴れとしたお天気になりました。早朝の打ち合わせで相模川を上流方向へ登っていくと途中で何やらにぎやかな景色が目に入りました。

近づくにつれて風にはためく数百もの鯉のぼりたちだと分かりました。気が付けばもうすぐ5月なのですね!


青い空に向かって昇っていくような鯉の姿は日本の春の風物詩。大きな目をぱっちり開けた様子は圧巻でしたー。
若い頃はヨーロッパに憧れ英国文化を好みましたが年を重ねるにつれ日本の伝統や風物の美しさに心惹かれます。

今日はポタリギャラリーで着物教室を開催中。着物文化の奥深さに触れる良い機会に恵まれ嬉しい限りです。いつか自分できっちり着られるようになったらまたご報告いたします。

When I was young, I was longing for European culture.  As I get older, I am fascinated by Japanese culture.





2024年4月14日

April Garden (4月の庭)

 

今年は桜の開花が遅れたお蔭で少し長く花を楽しむことができました。先週末のピークから1週間が過ぎ桜道で花吹雪の中お散歩をしています。毎年思い切り豪華に花を咲かせ惜しげなく散っていく木を眺めながら人間もこんな風に人生を送れたらいいなと贅沢な願いをしてしまいます。



さて、桜の後の庭では白い花が次々開花を始めました。
梨の花。一度も実を付けたことはないけれど花は可愛くて楽しめます。








アリウムトリケトラム。三角ネギという名前のごとくネギ科で葉も茎も花も食べられます。イギリスのブルーベルのように密生して咲く様子は圧巻の美しさ。でも気を付けないと他の植物の領土を侵食してしまうので春先に根引きをしておきます。




今年も沢山の蕾をつけたモッコウバラ。ポタリーの花は白。まもなくコンサーバトリー前のフロントガーデンが白い花で埋まります。
昨年も同じことを伝えましたが英名はBanksia roseといいます。イギリスの植物学者Joseph Banksの夫人にちなんで命名された中国原産の薔薇。丈夫で病気になりにくいと聞いていましたが植えてみて本当にその通りだと納得。1年に1度だけだけどこちらも見事に咲かせます。
桜と同じく精一杯生きている花たちに頭が下がりますね。
After cherry blossoms have gone, many white flowers are blooming in the garden. Banksia rose is the first visitor and then other roses are coming soon.













2024年4月11日

Good old things (古き良きモノたち)

 

奥川伊津子ティーセミナー。4月はお茶文化と共に花開いた陶磁器や銀器についてのお話でした。

奥川先生秘蔵のティーカップとプレートたち。時代、製造場所、作り手が異なっても古き良きモノが醸し出す豊かさは同じですね。



ヨーロッパ各国で製造されたティーカップたち。








こちらは日本の大倉陶苑作。繊細なスミレの模様が入っています。溜息が出るほど可愛く美しい仕上がりです。ヨーロッパの窯が日本の陶磁器をこぞって輸入し作陶を学んだ理由がここに現れています。





フランスとイギリスの優雅なカトラリー。ヨーロッパの銀器といえばこのふたつが筆頭に上がります。












アンティークシルバーを求められたときはホールマークを見て年代を調べるのも楽しみのひとつ。英国製ならホールマークブックから簡単に分かります。







セミナー終盤で参加者の方たちがお持ちくださったアンティークを拝見し製造者や年代の特定をしました。それぞれの思い出の品の誕生に関わるヒストリー探し。楽しい作業をさせていただきありがとうございました!

The good old things have their own history. It is a great fun to find out when, where and who made them. 


大雨の中、ご参加いただきありがとうございました!
次回も楽しみにしています。