2025年9月18日

House in Haramura (原村の家)

 

原村の家。昨年に引き続きお庭の2期工事が始まりました。400坪の広大な敷地に外来種の強い植物がはびこっています。近隣の方たちもそれぞれの敷地内で駆除をしていると聞き及びお手伝いに。重機を入れて土の改良も兼ねた工事です。

お庭は少しずつ進化を遂げ素敵になってきました。土壌改良後は植栽開始です。




1年前にお引渡しして以来初めてのお家訪問。明るい陽射しが入るシンプルな箱(家)はオーナーのセンスで選ばれた家具や小物が加わり居心地の良いファミリーハウスになりました。










コンサーバトリールーム。こちらはブレックファストをいただく部屋とのこと。東側に配置しているため終日安定した明るさで過ごすことができます。朝食の後はお仕事をするためのアトリエとしても最適ですね。










手前のブルーグレイの家具はオーナー夫妻の手作り。キッチンが見えないように配置されているので生活感が薄く空間がお洒落に見えます。暮らしを楽しんでいることが伝わり嬉しいです。






ご家族が遊びに来た時にお泊りいただくスペアベッドルーム。シンプルで暖かい。

家は住まう人たちのライフスタイルや幸福度を表現します。幸せをおすそ分けしていただきました!

House in Haramura has grown and evolved more since we handed it over a year ago. House is like a canvas reflecting the lifestyle. 





2025年9月15日

Day off (休日の朝)

 

休日の朝。少しだけ涼しくなったので遅めの朝食はお庭で。いつものトーストとお茶のブレックファストも庭でいただくと格別の味です。

ふと足元を見ると2年前に球根で植えたゼフィランティスが顔を出していました。どこでもみかける白い花ですが日陰の多いポタリーガーデンでは成長にとても時間がかかりました。同時期に駐車場脇の花壇に植えた花も咲き始めました。忘れたころに来てくれて嬉しいな。




今のポタリーガーデンは薄紫色のユーパトリウムが海の様に広がっています。もうすぐ種を飛ばしはじめ来年の準備をするはず。今年は春から夏にかけてオルレアやクロコスミアが大きくなりすぎたためユーパトリウムは負けてしまったのではと思っていました。でも心配に及ばずしっかりと順番を待って大成長してくれました。
ユーパトリウムの背後には1年に2度咲くマメ科のアンデスの乙女が控えています。





可愛いピンクの千日紅。先日旅先で真っ赤な花が群生している光景を見て早速ポタリーガーデンにも植えてみました。一番陽当たりの良い場所に植えたから零れ種で根付いてくれることを願って。

庭はいつも新しい顔を見せてくれるので見ていて見飽きません。他の土地から飛んできた種から成長した居候花も大歓迎。小さな発見を楽しみに今日は終日お庭で過ごします。

Garden inspires us for their ever-changing beauty. Surprisingly we see new plants which seeds are carried by the wind. How lovely.

2025年9月13日

Charity Market (チャリティイベントの開催)

 

英国のリサイクルとチャリティの文化に倣い家庭で不要になった品たちを興味のある方へ販売します。

開催場所:ポタリーカフェ&ギャラリー

日時:9月21日 11:00~16:00まで(雨天決行)

今年は出店者も増えましたのでより一層素敵なお品をリーゾナブルな金額で皆様へご提供いたします。

尚、売上金の1部はチャリティとして必要としている方たちへ寄付をする予定です。皆様のお越しをお待ちしています。



写真は昨年販売させていただいてものたちです。今年もより一層バージョンアップした内容になりますのでどうぞお楽しみに。

We’ll hold Event for Charity. Unnecessary things at home will be handed to someone's hand with reasonable prices. Some of the revenue will be donated to needs.




2025年9月11日

Scones (スコーン)

 

最近自宅やポタリーカフェでスコーンを焼く機会が増えました。奥の深いお菓子だなと思っていたらタイムリーにスコーンの本が届きました!

英国の旅や食のエキスパート、小関由美さんの本には様々なスコーンの紹介とレシピが書かれています。計量を見ただけでもそれぞれ好みの分量で作られており出来上がりも様々です。美味しいショップの紹介も掲載されているスコーン情報誌。ポタリーでもご購入いただけます。ぜひお手に取ってご覧ください。



ポタリーカフェのスコーン。回を重ねるごとに肌触りで生地の状態が分かる様になりました。

I’ve recently been busy baking scones at the tearoom. At first, I wasn’t sure about the condition of the dough, but each time I bake, my fingers recognize its texture. I’ve come to realize that baking truly involves all five senses.




カフェで召し上がっていただけるように丁寧に丁寧に作ります。












外側はカリッと中はふんわりと焼きあがりました~。ホームメイドジャムと一緒に召し上がってくださいね。

皆様へお知らせ。
ポタリーカフェのシェフ、中村志保ちゃんがお怪我をしたため今月いっぱい自宅療養します。一日も早く完治し現場復帰をされることを願っています。お休みの間はスタッフ一同心してカフェの運営に当たりますので引き続きどうぞよろしくお願いいたします。





おまけの写真。
バーティ。今朝再び山へ帰りました。今月末にお迎えに参ります。それまで涼しいところで良い仔にしていてね。






2025年9月9日

Lovely Georgean Town (奥川伊津子ティーセミナー、 バースの歴史的ティールーム)

 

奥川伊津子先生のティーセミナー。お茶の話から英国の伝統的お菓子に至るまで時代ごとの歴史も交えて毎回楽しいレクチャーをしてくださいます。今回の舞台はBath。ローマ人が作った温泉で有名な観光地ですが18世紀に造られたエレガントなジョージアン様式の建築物でも有名です。



Bathで有名なティールーム、Sally Lunn。15世紀に建てられた建物で現在も彼女の名前の付いたバンズ(パン)を販売しています。











丸いバンズは直径15㎝を優に超える大きさです。ほんのり甘いふわっとしたパンは当時の人々にとって画期的に美味しかったことと思います。







奥川先生に焼いていただきました。半分に切ってシナモンバターとレモンカードでいただきました。素朴でシンプルなパンゆえ応用が効いて様々なお味で楽しめそうです。










一番の見どころは建築家John Woodによるロイヤルクレセント。蜂蜜色の砂岩石で作られたタウンハウスがぐるりと半月型を描いて佇む景色は見ごたえがあります。18世紀末のエレガントなリージェンシー時代を代表する建築物は様々な映画のロケなどでもしばしば登場してます。

ジョージアンの終わりからビクトリアンへの移行期はエレガントな文化の饗宴時代でした。Bathに住んでいたジェーンオースティンがこの地を題材に書いた小説もあり毎年9月になるとJane Austen Festivalが開催されています。





奥川伊津子先生。
本日も丁寧なレクチャーをありがとうございました!

Lovely town, Bath is famous for Roman Bath, many artists and Georgean style houses.  We can arrive the place less than 2 hours from London by train.  There are lots to see. 







おまけの写真。
本日のランチ。ビーフとピクルスのシチュー。(正式な名前を失念しました。)残暑が厳しいお昼間の食事にぴったりのスパイシーなお味でした。ご馳走様でした。

2025年9月6日

Weekend Tearoom (週末カフェ)

 

台風一過の鎌倉山。陽射しが眩しい朝を迎えました。

昨日は台風の影響で交通機関が停まり鎌倉山は陸の孤島になりました。のちに鎌倉駅周辺の道路が路面冠水になったとのニュースを聞き自然の驚異を再確認しました。皆様のご無事をお祈りしています。

ポタリーの週末カフェ。本日は事情によりワンオペで運営いたします。お客様をお待たせしてしまうことがあるかもしれませんがどうぞよろしくお願いいたします。





ランチメニューのひとつ。久しぶりにコロネーションチキンをご用意いたしました。英国王室の戴冠式でもお目見えするチキンサラダ。さっぱりお召し上がりいただけます。
定番のキッシュなども焼きあがっております。









アップルクランブルケーキ。回を重ねるたびに少しずつ進化してます。
まだまだ改良の余地ありです。









久しぶりに焼いたスコーン。生地の仕込み方で膨らまなかったり割れてしまったりするので本当に奥の深いお菓子ですね。

皆様どうぞ良い週末を!

We open the tearoom over weekend to serve you special lunch & teas. Look forward to seeing you.






2025年9月4日

September Garden (9月の庭)

 

衰え知らずの猛暑が今朝は少し和らぎようやく庭へ出ることが出来ました。夕刻時の水遣りの時以外、庭の手入れを怠っていたけれど花たちは元気に次の準備を始めてます。

写真の赤のサンパラソルは11月過ぎまで咲き続けるのでこの時期に欠かせない存在です。花が派手で大きいこともポイントです。他に白とピンクも咲いているけれど私はこちらの深みのある赤が好き。




先月も先々月も紹介したミソハギ。まだ咲いています。酷暑にも負けていません。














セロシア(ケイトウの仲間)も暑さ知らず。セロシアの背後に見えるのはユーパトリウムです。8月の庭でもご紹介しましたが次々に花をつけ満開になりました。ミントグリーンの葉は爽やかで柔らかく切り花としても活躍します。お水にさしておくと根が出てくるので見た目に依らずしたたかに強い花。







ユーパトリウムは花のまま立ち枯れ種を残します。写真は種の蕾。これからタンポポの綿毛のように何百何千もの子供たちを飛ばし続けます。来年もよろしくね。

We've the hottest spells since June with only a few rains. But flowers are growing and never give up.
I greet tiny eupatorium flowers which make shadows for tiny creatures.