おはようございます。
今から30年近く前にロンドンで開催されたCountry Living Fairで一目ぼれをした植木鉢。ニワトリとデイジーのレリーフ付きです。掌にすっぽり収まるサイズの可愛さに感激しました。作者はJane Hogben(ジェーンホグベン)。一人で製作し展示会に持ち込んで展示即売をしていました。それがジェーンとの最初の出会いでした。
当初はイギリスでも日本でもガーデンブームだったため彼女のポットは大流行となり私たちもたくさん販売させていただきました。
ジェーンを訪ねるたびに日本ではどのような柄が喜ばれるの?と聞かれ、それではと提案したのが写真の右のパターンです。
点と線だけのシンプルなデザイン。イギリスではあまり人気が出なかったそうですがポタリーでは大人気となりました。お花の名前は不明のため注文するときはYOKOという名前で発注しました。
今日久しぶりに植物を植えてみて昔のことを思い出しました。経年し良いキャラクターがでてきたのは本物の持つ味だなと思います。
ジェーンは現在はマグカップやボウルなどテーブルウェア製作へ転向しそれらはポタリーショップでご紹介しています。
時代とともに仕事の方向は変わるけれど内容とコンセプトを変えないことが大切だと彼女の作品から学びます。