2024年10月30日

Autumn in Haramura (原村の秋)

 

秋深まる原村。前回の訪問から半月ほどで木々は色づき気温もぐっと下がりました。12月のクリスマスと来年の英国展の打ち合わせでワンズワースへ。

お客様が訪れる前の静かな館内を堪能してきました。






6年前に改装工事のお手伝いをさせていただいたダイニングルーム。この部分は元々建物の基礎部分だったので天井が高く取れませんでした。でもお蔭でイギリスの古いコテージのような暖かな空間が出来上がりました。

夜はキャンドルや落ち着いた照明の灯りの中で美しく飾られた食卓を囲みます。







陰影のあるダイニングから明るいコンサーバトリーへ。













今日は雨なので安定した明かりがトップライトから注がれます。雨の日も明るく過ごせる快適な空間ですね。

家具の配置から色使いまで。初代さんのセンスの良さに脱帽です。経年するごとに進化する家の代表ですね。

Wandsworth:
https://wandsw.net/






おまけの写真。
明るい厨房と笑顔。美味しいものを作ることもいただくことも幸せの原点だなと思います。


お庭の栗の木から収穫された実で今日は栗ご飯を炊いてくれました。

原村はイギリスと気候が似ています。ナラ系の木々が大きく茂り植物たちも丈が長く育ちます。









丸ごとの栗がゴロゴロ入った贅沢な栗ご飯。お洒落な初代さんらしくバーレィのボウルにどっさり盛り付けてくれました。











本日の賄いご飯。美しい空間で美味しいものをいただく。至福の時間を過ごしました!

What a blessing it is to have a good friend and enjoy tasty foods together!






おまけの写真。
原村の家。本格的な冬が始まる前にテラスを仕上げたいです。





2024年10月27日

Breakfast for birds (バードフィーダー)

 

ポタリーの小さな庭に毎日沢山の小鳥たちが訪れます。その中には頭の良いカラスの家族もおり、毎朝私たちが食べ残した夕飯の残りを綺麗に食べてくれます。お蔭様で生ごみが少なくなりました。餌台には時折トンビも訪れカラスと朝ごはんを取り合ったりしているので見ていて見飽きません。

大きな鳥たちの後にスズメが大挙して集まってきます。餌台から落ちそうになるほど集まり賑やかに仲良く食べている様子も微笑ましく喧嘩しないで順番にお腹を満たす姿には和まされます。


朝の来客が増えたのでもう一つバードフィーダーを作ってもらいました。ところがこちらの餌台にはなかなか鳥たちが来てくれません。同じフードを置いてあるのに何故? 新築のカフェより古民家カフェのほうがお気に入りなのでしょうか。

Every morning, our garden is busy serving breakfast for many guests. Crows are first comer, then little birds are followed.



2024年10月24日

Fig cake (無花果のケーキ)

 

ポタリーカフェの季節のケーキ。オーガニックの無花果を贅沢に使っています。本日アロマテラピーセミナーの参加者の方たちのために1台焼きました。






写真はポタリーガーデンの無花果。ぱっくり割れて綺麗なピンクの花を見せています。美味しそうに熟した実が実は花だと知ったときは自然界の不思議に感動したものです。










生の花は水分が多くてケーキにそのまま使うと水っぽくなります。そこでカフェ担当の中村さんが一工夫。完璧なふわっとしたケーキが出来上がりました。
週末カフェでも提供いたします。今年最後のFigの味を楽しみにいらしてください。









We are baking a fig cake with the last flowers of this year. We hope you to taste them at our weekend tearoom.





2024年10月23日

Dog walker (ドックウォーカー)

 

ドックウォーカーという職業をご存知ですか?日本ではあまり見かけませんがイギリスでは大きな公園や田舎のパブリックフットパスで多頭を引き連れて歩いている人に出会います。Dog Lover (犬好き)だったら誰でも出来そうに見えるけれど実際高度な技術を必要とする仕事です。


大きさも犬種もバラバラな仔たちを一同に会し歩幅を合わせて行進させるのは並大抵ではないと思いますがプロの散歩人は難なくこなしています。わんこたちも楽しそうです。
毎回感心するのはイギリスの犬たちの躾の良さです。主従関係がきっちりできているからリードなしでも主人のそばを離れず歩き犬同士の喧嘩も稀です。広いフィールドを大好きな飼い主さんと一緒にのびのび歩けてストレスも少ないのでしょうね。

Dogs love walking, running and sniffing. They love to meet friends to play with. The most they love is to be with their master.









2024年10月20日

Sunday Roast (日曜日のお食事)

 

イギリス人の日曜日のお昼ごはん、Sunday Roast。家族そろっていただく優雅なランチです。主菜は塊肉のロースト。通常はビーフですが日によってラムやチキンに変わります。

日本では日曜日のお昼に大きなお食事を家族でいただく習慣はないので家族が揃う夕ご飯でSunday Roastを食べることにしました。







イギリス人に倣って主食はポテトに。
蒸したり茹でたりした野菜といっしょにいただきます。











Sunday Roast today!
我が家のローストビーフ。ほんの少しウェルダンです。グレイビーソースをかけていただきます。お腹がいっぱいでも最後の〆にいつもご飯を食べてしまうところが日本人ゆえですね。
Sunday Roast is the traditional English cuisine which are served on Sunday table for family get together. How tasty they are!

2024年10月19日

Traditional English cuisine (イギリスの伝統的料理)

 

ポタリーカフェの本日のランチは焼き立てのミートパイ。サクサクのパイの中にジューシーなミートがぎっしり入ったボリュームたっぷりのお料理です。








パブメニューの代表、ステーキ&キドニーパイと同様に中身は肉や野菜のシチューです。スプーンでパイを崩しながら熱々のシチューと一緒にいただくイギリスの伝統料理。お腹がいっぱいになりました。

Pie meals are the traditional English cuisine.
There are many alternative dishes like Cornish pasty and sausage roll.








2024年10月17日

Christmas market (クリスマスマーケットのお知らせ)

 

10月も半ばを過ぎました。気が付くと日が暮れる時間も日に日に早くなり年末に向けて時間が全速力で走って行くようです。

ポタリーのクリスマス。今年はランチパーティのほかに小さくてお洒落なクリスマスマーケットを同時開催します。素敵なお品との出会いにぜひお運びください。





Anglaise (アングレイズ)のテーブルを彩る花たち。針葉樹の香り高いリース等、インテリア小物も出されます。













Kumit Herb &Relaxのクリスマスハーブティー。
自分へのプレゼントにいかがでしょうか。












刺繍作家、原田めぐみさんのアクセサリーも今回はクリスマスムードが漂う作品ばかり。












大人可愛い作品の大ファンです。月の満ち欠けをイメージされたムーンシリーズ。4つ全部いただきたくなります。











Floral Antiques(フローラルアンティークス)。れなさんの優しいクリスマスの世界を楽しみに待っています。当日は毎年恒例のアフリカの素朴な素焼きの天使たちも登場します。

Pottery's annual Christmas Party will be held on 13th, 14th and 15th of December. We serve you full Christmas meals which are cooked by Madame Hattie.
The lovely Christmas market will come at the same time.












2024年10月16日

Conservatory (ポタリーのコンサーバトリー)

 

ポタリーのコンサーバトリー。9m2(6畳弱)の広さですが天井が無いため実際のサイズより空間が広く感じられます。

晴れの日はもちろんのこと曇りや雨の日も明るくて快適です。25年前にイギリスから届いた木製の建物は経年し良い味わいが出てきました。でも同時に不具合も発生。定期的なメンテナンスが必要となりました。




今日からしばらく改修工事にかかります。足場があるため外からの出入りは出来ませんが中からお入りいただけます。
週末カフェも通常どおり影響いたしますのでお気軽にお運びくださいませ。
引き続きハウスオブポタリーをよろしくお願いいたします。

House of Pottery's conservatory came from England 25 years ago. They are made from woods which need regular maintenance. 


2024年10月13日

Flower cordial (スティルルームスのコーディアル)

 

アガサクリスティーの小説の中でエルキュールポワロが好んで飲んでいたドリンクのひとつにシロップがあります。作中ではシュガーたっぷりの甘い飲み物と表現されており仕事仲間のジャップ刑事がその甘さに辟易する様子が微笑ましいです。




シロップとは何かしらと思っていましたが最近になって彼が好んだものはコーディアルだったのだと分かりました。

Still Roomsのお庭から届いたコーディアル。お待たせいたしましたが店頭販売開始しました。









定番のローズ、エルダー&ラベンダーはいずれもStill Rooms Garden の花たちから作られています。

各¥1,650(税込)







今回はベルガモットとローゼルも仲間入り。さわやかなお味をお楽しみください。

各¥1,980(税込)

Herb & flower cordials are the traditional English concentrated drinks. Candied flowers and herbs have each effect to encourage our health.




2024年10月12日

Bertie’s friend (バーティのともだち)

 

お友達を待つバーティ。お散歩コースの公園の一番見晴らしの良い場所で誰か来てくれないかと期待しています。







お友達来ました!エアデールテリアのティファニーと小梅ばあちゃん(右)です。
ティファニーは小梅ばあちゃんの姪とのこと。叔母と姪が仲良く一緒に暮らしています。
一人っ子のちびっこバーティには羨ましい関係ですね。



群れで生きる犬にとって家族は一番大切。私たちにとっても温かいモフモフ君たちの存在に元気をもらっています。犬も人もひとりより一緒が良いですね。

Bertie is waiting for friends to play. They are busy wagging tails to show how much they are happy to see.

2024年10月10日

Lovely shop (素敵なお店)

 

原村の家。お庭の工事が始まりました!現場を訪ねる日はいつもお天気なのに今日は本当に珍しく雨天。雨の中での打ち合わせとなりました。

こちらはすっかり秋の気配です。これから紅葉の季節を迎えます。




さて、今日のお昼ごはんは原村在住の友人、マダムハッティーに紹介された蓼科食堂、”やまのいき、あめのこえ”でいただきました!
冨士見、原村、蓼科には手作り感満載の素敵なお店が沢山あります。都会から移住したいう若い方たちが多く、子育てをしながらのびやかに仕事をする姿勢に感心します。







入り口のサインが中の様子を物語っていますね。













お食事は雑穀中心の あめのこえ定食と2種類のカレーを楽しむ やまのいき定食から選びます。写真はあめのこえ定食。使用しているオーガニック野菜の大半は自分たちで作っているとのこと。足りない分は近隣の農家さんから分けてもらうと話されてました。

本日のスウィーツ。バナナチョコタルトと梨のマフィン。完食しました。
 
そういえば入り口近くに新聞紙の袋入りのサツマイモとニンジンが並んでいました。朝どれ野菜でしょうか。友人が在庫一掃とばかり全部買い占めていました。






肌寒い日だったけれど薪ストーブのお蔭でぬくぬく温まりました。













お店は若いご夫婦二人が運営なさっています。明るい笑顔と暖かいもてなしが沢山のファンを魅了しています。私もまた伺いますね。


A friend of mine took me to a vegan restaurant in Tateshina. We enjoyed lovely foods and drinks. It is a real find. Young couple run the shop with warm hearted hospitality. 










2024年10月8日

A nice cup of tea (奥川伊津子ティーセミナー)

 

奥川伊津子先生のティーセミナー。本日のテーマは旅するインドでした。

インド茶の飲み比べ、茶カブキに始まりインドのお料理とスナックをいただき最後に伝統的衣装のサリーの試着まで。本当に楽しい内容で時間を忘れました。






茶カブキではダージリンからアッサム、ニルギリまで味も水色も異なる5つのお茶を飲み比べ茶葉を特定するという高度な試飲をしました。奥川先生に長く師事していらっしゃる参加者の方たちはほぼ言い当てることが出来たのでびっくり。さすがですね。









皆様と一緒に実演したサモサ。














本日のお昼ごはんの一品になりました。












付け合わせのチャパティ。これから伸ばしてフライパンで焼きます。












出来上がり。ポテトベースなので腹持ち良く小腹が空いたときに頂くお料理として最適ですね。












最後に。美しいシルクのサリーは全長8mもあると聞きます。着る人の体系に合わせてタックを作りながら長い布を体に巻き付けていきます。












1枚の布と思えないほど豊かな着こなしができます。インドの女性たちはこんなに美しい衣装を纏っているのですね。
後ろ姿が綺麗で見とれました!










奥川伊津子先生とサリー姿の明子さん。
二人の笑顔が今日の楽しさを物語っています。

奥川先生のセミナーは盛りだくさんな内容でお茶にまつわる文化までご紹介いただきます。毎回バージョンアップしているので本当に目が離せません。
次回もどうぞよろしくお願いいたします。

We were taken to the Indian tea world today. They are not only teas, but also foods and fabrics.
We thank Itsuko for the lovely time.