近年八ヶ岳や原村で仕事をする機会に恵まれ月に1度くらいの割合で訪ねています。鎌倉より1ケ月程季節の訪れが遅いので朝晩はまだ肌寒いけれど桜が終わった後の新緑の美しさは格別です。
こちらを訪ねる楽しみは仕事以外にも沢山あります。その一つは周辺の古い町を見ること。
さて原村から訪ねられる小さな旅をご紹介します。
タイムスリップしたような風情。山間の宿は江戸時代に櫛の名産地として行商人たちでにぎわっていたそうです。写真はその中のひとつ、櫛問屋の中村邸。ご近所のお祖母ちゃんたちが外でおしゃべりに興じている風景も和みますね。江戸時代はお祖母ちゃんたちの後ろの障子が開かれお店になっていました。
現在博物館になっているので当時の暮らしが垣間見えます。
水場からも往年の暮らしが偲ばれます。
余談ですがこの町はずれに古道具屋さんがあります。内部にどさっと様々なお品が詰め込まれており買い物好きにはたまらない魅力的なお店。残念ながら閉まっていたためお買い物できなかったけれど次回はオープンの日を確認して訪ねます。
駅も渋いです。
Narai jyuku is one of the historical post towns on Nakasendo line. Town is preserved by residence as same as before. I understand how hard to keep wooden houses. I highly recommend this place for visit.