原村では木々が葉を落とし青い空に樹形を写す頃とても不思議な光景に出会います。
初めて見たときは小鳥の巣かと思ったほどこんもり丸いフワフワしたものが枝に沢山ついていました。
これらは親木について成長する宿り木(ヤドリギ)です。寒い季節に常緑の葉と宝石のような丸い実で景色を飾ります。
原村のお土産に森から手折ったばかりのヤドリギをいただきました。
コンサーバトリーの中が急に不思議な空間になりました。
古来ケルトの伝説では宿り木は永遠の命やパワーの象徴だったためヤドリギが生育する木には神が宿ると言われていました。
そのためこの木の言葉は”困難に打ち勝つ”という強いメッセージが込められています。
ヨーロッパの家庭で家族が集まるクリスマスに飾られる意味が良く分かります。