2021年5月30日

Old folk house (古民家再生)

 築90年の古民家の改修工事中。ようやく母屋の内部が出来上がりました。昨年の夏に打ち合わせを開始して以来1年経過。根気よく作業をしてくれる職人さんと待っていてくれるお施主様に感謝でいっぱいです。

1階は既存部分の傷みが激しかったため柱や梁を残しほぼ全面改修。

2階の角部屋。江の島は代々住まわれる方ばかりのせいかご近所同士がとても仲良し。
どちらのお宅も昔から繰り返してきた増改築でお隣の屋根にひょいと飛び移れそうな距離に軒を連ねています。島ならではの情緒がたっぷりです。


日本家屋の特徴の周り廊下。最近は少なくなりましたね。

欄間も障子も90年前の建具屋さんの作品です。美しい細工の建具を残して使うことが改修の目的でもありました。



この家にはメインの階段の他に小さな秘密の階段も付いています。広い家なので子供たちもかくれんぼをしたりしたのではと想像が膨らみます。

階下もすっかり明るくなり住み心地良さそうになりました。

改修工事が始まった頃の懐かしい画像です。


こちらはお隣のお蔵。蔵の改修も進んでいます。まだ当分島通いが続きそうです。
またご報告いたしますね。

We have been renovating the old folk house in Enoshima.
I was amazed by the craftsmanship to see them all over the house.
It costs a lot to keep the old house, but is worth it, as it takes over the history.



























2021年5月29日

Seed cake (本物のシードケーキ)

 5月最後の週末。皆様いかがお過ごしでしょうか。今日は陽射しはないけれど風が気持ちよくてお庭仕事も捗ります。

仕事の後のティーブレイク。
本日のお茶のお供はイギリスの伝統的ケーキ、シードケーキ。ポタリーカフェでも大人気です。シードケーキに興味を持ったのはアガサクリスティーのミステリー、”バートラムホテルにて”を読んだ時です。ホテル滞在中のミスマープルがティータイム時に支配人からシードケーキを薦められます。その時に彼女が「本物のシードケーキなの?」と問いかけるシーンがあります。本物のシードケーキって?フェイクがあるのかしら?
物資が乏しい戦後の時代背景が彷彿とさせられる描写です。

ポタリーで真野さんが作るケーキは本物のお味。これならきっとミスマープルも納得してくれると思います。
ぜひお試しください。

The seed cake is the traditional British cake with caraway or other flavoursome  seeds, that is one of my favorite.
It is a fairly plain sponge of modest sweetness. 
Please try some. You will like the taste.


 










2021年5月28日

Restaurant Arcadia (お家レストラン)

 外食を控えるようになり久しく経ちます。その代わりたびたびお家レストランを開催してます。とは言ってもお料理を作るわけではなくご近所のレストラン、アルカディアさんからのフードデリバリー。今回も美味しくいただきました。

一人分の前菜。
メイン。お魚の下にお肉が隠れています。

デザートのブルーベリータルト。

お家レストランの良いところはお酒をいただいても帰宅の心配がないこと。
困ることは緊張感がなくて部屋着でだらだらしてしまうこと。

そしてつい食べ過ぎてしまうこと。

アルカディアさんのデリはご予算に応じて考えてくださいます。
ぜひお試しください。

Good foods make us happy.
Good foods make us healthy.
We appreciate our big appetite to cheer us up.

Arcadia Kamakurayama :















2021年5月27日

Louis Rousselet accessories (ルイロスレーのアクセサリー)

 フランスのアンティークを扱うquoi de neuf(クゥアドゥヌフ)さんのポップアップショップ2日目はエレガントで大人可愛いアクセサリーを紹介いたします。

1920年から70年代にかけて活躍したジュエリーデザイナー、ルイ・ロスレー。
同時期にパリのファッション業界を魅了していたシャネル、ディオールやバレンシアガなどのオートクチュールジュエリーを手がけました。こちらはルイ・ロスレーのビンテージパーツを使ったアクセサリーたちです。

ガラスや模造パールを使用した50年代のコスチュームジュエリーは戦後の女性たちのお洒落に貢献してきました。夏の装いにぴったりなネックレースやピアス。ぜひお試しいただきたいです。

In 1950’s、women in Europe were fascinated by costume jewelries. 
They were not made of any valuable stones, but the variety of design and high quality of handmade technique were the reason to be popular.








2021年5月26日

Pottery gallery (フレンチブロカント)

 ポタリーのギャラリー。今日から5月30日日曜日までフレンチブロカントを扱うquoi de neuf(クゥアドゥヌフ)さんの展示即売会を開催いたします。

優雅なフランスのアンティークプレートが勢揃いしました!
品出しのお手伝いをしながらしばし見とれています。

シックな可愛さ。フランスの文化を垣間見ます。

子供のおままごと用の食器も良い状態で揃っています。にぎやかな声が聞こえそうな可愛さです。


皆様のお越しをお待ちしています!

I wonder how unique French antique plates are. 
Each pottery has an special character. They are very different from English ones, although we can't say which are better, as both are charming.
The Pop Up Shop are held till this weekend at our gallery.
Please come to see us.  We are sure you will find something.











2021年5月25日

Framed etching (気に入りの絵を額装する。)

昨年のクリスマスに友人の高瀬美恵先生から譲り受けた小さな樅ノ木の版画。フランス額装を手掛けるアトリエトロワピエスさんにフレームに入れていただきました!
私たちが着る服によって気持ちが変わるように絵画や写真も台紙を施した額に入れると表情が俄然よそ行き顔になります。

台紙は作品の色に併せフレームの色は飾る予定の壁の色に合わせました。飾りたい場所が2ケ所あるのでフレームは両方の壁の色を取り2色入りです。シックな仕上がりに大満足。


My favorite etching held in a frame is now in our sitting room.
I asked the designer to put two different colors on a frame to match the different places.  I think it pretty satisfied.






 

2021年5月24日

Gift from the garden (庭からの贈り物)

 ポタリーガーデンの薔薇。最後の花ガラを積みました。ピンクの饗宴が終わり庭ではパープル色の花々が主役を受け継いでいます。


クレマティスとアリウムです。

今年はフウロソウもすごく元気で丈が高くなり庭の名脇役として頑張っています。

嬉しいのは零れ種から再訪してくれる花たち。ニゲラも咲き始めました。
ニゲラの英名はLove in a mist。花の言葉は秘めたる愛。
ぴったりですね。

おまけの写真。
友人のKomugiさんからローズコーディアルを使ったゼリーが届きました!
庭で育つ植物たちが姿を変え私たちを楽しませてくれます。
庭仕事の醍醐味です。

Roses have gone after some rainy days. Now purple flowers like clematis and allium are mainly focused in our garden. When I carefully look at beds, I see many little treasures grow from seeds greet me first time in a year.
The nature is great!














2021年5月22日

New plates (器を求める)

 先日ご近所のお店、Petal(ペタル)さんで一目ぼれをした器。使い勝手が良く何を持っても見映えがするので追加でまたいくつか連れて帰りました。

ずっとアイデンポタリーやアンティークのお皿を使っていたので食器を購入するのは久しぶり。お料理も楽しくなりました。

本日の我が家の夕飯。照り焼きチキンと温野菜サラダ。手抜きのお料理も器に助けてもらって美味しそうに見えます。

手つきボウルにはスープを。このボウルにはデザートも合いそうです。

欲しいものを求める。幸せなことだなとしみじみ。
疲れていたり心配なことがあるときはモノへの興味は失せてしまいますもの。
お買い物を楽しめるのはあらゆる点で嬉しいことですね。

New potteries have arrived at my kitchen table.
They encourage my cooking and appetite.





2021年5月21日

Digitalis (キツネの手袋)

強風と雨で庭は大揺れに揺れています。気になるバラたちは花びらを惜しげもなく散らし潔く季節の変化を受け入れる様子。伸びすぎたジギタリスは最後の抵抗を試みています。

頭が重すぎて折れてしまったジギタリスをどっさり花瓶に生けました。
派手なピンクのブーケが元気を連れてきました。

姿が美しく見映えするので夏の庭には欠かせない植物ですが毒性があるため花や葉を口にすると大変なことになります。触った後は手洗いをお薦めします。ヨーロッパでは花の中に斑点がついているのは毒があることを伝えるために妖精が付けたと言われています。
ロマンティックですね。
ポタリーガーデンにいるジギタリスは丈夫で長く花を楽しめる原種のプルプレア。
花の言葉はいくつかありますがなるほどと思うのは
隠せぬ恋と熱烈な想い。そして不誠実。
綺麗な花だけれど贈り物には適しませんね。

Digitalis flowers are in bloom in May. We can't miss them in our summer garden. However it has a strong poison in flowers, leaves and roots which have been used as a medical care of heart disease.



 





 

2021年5月20日

Atelier de fluer (お花の定期便)

 毎月1回届くアトリエドゥフルールの花便り。私の好みを熟知した徳原さんセレクトに癒されています。


初夏の爽やかな花たちをそれぞれの花器に生けるのも楽しみのひとつですね。

ダウクスカロタとニゲラはポタリーガーデンでも毎年顔を出します。
ダウクスは和名を野良ニンジンとも言うせり科の植物。1m以上伸びるのでバラやアリウムが終わった後でお庭のフォーカルになります。

2020年6月の庭でのダウクスカロタ。
今年も楽しみに待っています。
花の言葉は;
幼い夢。