2016年6月29日

Summer Vegetable (夏野菜のお料理)



皆様ご機嫌いかがですか?

夏野菜たちの季節到来です。
根菜中心の冬と違って夏は太陽をたくさん浴び色鮮やかで元気なモノたちばかり。

今月のポタリーカフェのランチは野菜中心のさわやかメニューにいたしました。



これらは写真(上)の野菜で作りました。

イタリア語でカポナータ、フランス語でラタトゥイユ(写真下)という野菜の煮込み料理は夏の定番温野菜サラダ。冷たくても暖かくてもどちらも美味しいお薦めの一品です。 ハーブをふんだんに入れた優しいお味です。

メインのムサカ(ナスのラザニア風)。 ナスやズッキーニは火を通すと途端に性格が変わる可愛いベジタブルですね。 パスタの代わりにナスを使うのでお腹に持たれずヘルシーです。

最後に冷たいスープ、ガスパッチョ。 トマト、パプリカ、キュウリで作るスパイシーなお味が食欲をそそります。 

(これらにデザートとTea or Coffeeが続きます。








緑眩しい鎌倉山をぜひお訪ねくださいませ。


2016年6月28日

Trattoria Fossetta (トラットリア フォセッタ)

 皆様ご機嫌いかがですか?

ご近所で頑張っている美味しいイタリアンレストラン、Fossetta (フォセッタ)。 西鎌倉の住宅地の入り口に佇む小さなトラットリアです。

夏至が過ぎたとは言えまだまだ明るい夕暮れ時に家族で訪ねてみました。

昼間はランチに見える女性客で満席ですが夜は家族連れやカップルでいらっしゃることが多いようです。


ここでは地元の食材をふんだんに使ったメニューで訪れた人々の舌を満足させてくれます。
トラットリアらしい大雑把な盛り付けが気取りのないお店を象徴しているようです。

いつも作っていただくジンダ(イワシ)のフライはビールに合う絶品の一品。 鎌倉野菜の温野菜サラダもオリーブオイルでシンプルにいただきます。

自家製ベーコンをピザ生地に巻いた一皿もアンティパストにお薦めです。





このお店ではデザートは必ず2品選ぶことができます。これも嬉しいことのひとつですね。
でもどれにしようかといつも悩んでしまいます。



フォセッタのシェフ。

美味しいお料理は人を幸せにしてくれますね。
今夜も大満足でした。
ありがとうございました。


鎌倉山方面へお出かけになられたらぜひTrattoria Fossettaへもお出かけくださいませ。

http://fossetta.net/index.html

2016年6月27日

奥川伊津子ティーセミナーのご案内



皆様ご機嫌いかがですか?
英国人の暮らしに欠かせないティータイム。
朝目覚めた時にベッドでいただく濃いめのモーニングティーはイギリスにいることをいつも実感させてくれます。その後も朝食時に1~2杯。 イレブンディズ(11時のお茶)でまた一杯。午後のアフタヌーンティーまでに10杯はいただくでしょうか。 
お茶は彼らにとってなくてはならない生活のエッセンスであり疲労回復のリフレッシュメントなのです。

さて文化としてのお茶のお話と実習を日本紅茶協会認定のティーインストラクター、奥川伊津子先生に2016年2月から11月まで6回のコースでお話していただいております。今回は4回目。世界の紅茶のテイスティングです。茶葉は地域によってキャラクターが異なります。茶葉にあった入れ方を知っているとより美味しく楽しく応用ができそうですね。


第1回目 2月6日(土)  紅茶と仲良しになるために。基本の美味しいお茶の入れ方実習
                美味しい紅茶とは?茶葉の選び方をレクチャーします。
                                          無事終了いたしました!

第2回目 3月5日(土)  美味しく楽しむための工夫
                ティーコージーとポットマットの製作実習 無事終了いたしました!

第3回目 5月7日(土)  目にも鮮やかな魅惑のアイスティー
                基本のクリスタルなアイスティ―実習 無事終了いたしました!

第4回目 7月16日(土)  世界中の紅茶を味わう。テイスティング
                産地の特徴のお話とテイスティング実習
  
第5回目 9月3日(土)  毎日楽しむアレンジティー(ストレートホットティーを使って)
                ハーブやスピリッツなどを使ってのおしゃれなアレンジ実習

第6回目 11月5日(土)  美味しくまろやかなミルクティーの作り方
                 ポットで、手鍋で、スパイスティーやロイヤルミルクティーの実習

各回とも;
場所: 鎌倉山 ハウス オブ ポタリー ティールーム
時間: 午前11時半から午後2時半
費用: ¥6,000(税込) 
その他: レクチャー後にティータイムとランチ付

エレガントで豊かな時間をぜひご一緒いたしませんか?
お申込み、お問い合わせはハウス オブ ポタリー(0467-32-0109)までお願いいたします。




Summer Garden (6月の庭)

皆様ご機嫌いかがですか?

2週間の不在の間にお庭の植物が大きくなりジャングルのようになってしまいました。 帰国してから毎日雨が多くてなかなかお手入れができなかったけれど今日は久しぶりの晴れ!

早速朝から庭仕事に勤しみました。

5月の庭は色が溢れていましたが6月になるとグリーンのグラデーションがまぶしく 心なごむ色調へ変化しました。

庭は毎月異なるカラーで目を楽しませてくれますね。





バーティ共々梅雨の晴れ間を楽しみました。
おまけの写真。

バーティの大親友のしんご。
バーティに会いに来てくれました。
ちびでかコンビの友情は久しぶりに会ってもこのとおり。
ぴったりひっついて旧交を温め合っていました。




2016年6月25日

Dog Lovers (再び愛犬の話)

皆様ご機嫌いかがですか?

ポタリーの営業犬、バーティはもうすぐ13歳になります。近頃お腹を壊したり、腰が痛くなったり体調を崩すこともしばしばでしたが持前の元気ですぐに復活していました。ところが先週突然にご飯も食べないほど元気がなくなり家族一同大慌てで動物病院へ駆け込みました。バーティがご飯を食べないなんてありえないことなのです。

前立腺内の嚢胞に水分と細菌がたまったことが原因とのこと。しっかり入院をして処置をしていただくことになりました。


主治医の先生から薦めていただいた病院は多摩川を挟んで対岸に二子多摩川の建物が見える場所にあります。

人間の病院も負けるほど立派な建物を入ると広びとしたロビーがあります。診察を待つ仔や面会を待つ人々がゆったりと過ごしていました。

ここは不思議なことに何の匂いもしません。動物病院独特の香りはバーティの病室にもありませんでした。

動物病院の進化はDog Loverたちのお蔭です。昔、犬は番犬として家族のガードをする動物でした。今犬たちは私たちを慰め癒してくれるかけがえのない家族になりました。

言葉で説明ができないので具合が悪くてもじっと我慢をしています。いつもぐーたら寝ていることを歳のせいにしないで体調を察してあげなくてはならないことを今回つくづく感じました。







お蔭さまで先生に診ていただいてすっかり元気になりました!

ご心配をおかけいたしました。


BREXIT (英国の歴史に残る日)


皆様ご機嫌いかがですか?

イギリスでEU残留か離脱かの選択を国民投票で決定するというデビットキャメロン首相の指針のもと開かれたNational Voteは世界中の注目を集めました。

ちょうど先週英国に滞在中にこの問題はいたるところで話題になっておりましたので私も興味深く拝聴していました。

私の友人の80%は残留派でEUに残ることが英国経済にとって有効だとの判断でした。

離脱派はロンドンから西へ向かう高速道路M4を境にその北側に住む地方部が多かったと聞きました。都市部に住む人々と地方部の人々との価値観の差がはっきり見えた国民投票でした。

投票まで4ケ月程の猶予の間に私の友人たちはどちらが良いかきちんと検討を重ねたと言います。結果はどうあれ国民にこれほど大切な国の行方を任せる英国はすごいですね。今頃キャメロン首相は失敗をしたと後悔しているかもしれませんが民主主義を貫いたことはRespectに値するとしみじみ感じ入ります。

2016年6月24日

Garden Restaurant AMALFI (アマルフィ)

 皆様ご機嫌いかがですか?

自宅の近所に気軽に訪ねられるお店があるのは嬉しいことです。 ガーデンレストランアマルフィもそのひとつ。七里ヶ浜の高台のお店のほうは海を臨む景色の良さで有名ですがこちらは鎌倉山から歩いて5~6分の距離なので時折食事に出かけます。

http://be-value.co.jp/restaurant/amalfi_kamakurayama.html


このお店の魅力は明るく清潔な店内の内装はもちろんですが何よりもスタッフの方たちがとても感じよく丁寧な接客をしてくれることです。
スタッフのHospitality(ホスピタリティ)はお店の魅力を引き上げてくれますね。

またお値段もお手頃なことも気軽に訪ねられる理由のひとつです。

おまけの写真 ①

アンティパストは女性客が好む野菜たっぷりで種類も多くリーゾナブルなお値段でいただけることが魅力です。

今日も前菜の後にパスタ、ピザと順番に食べ続けていたらメインコースの前にお腹がいっぱいになってしまいました。







おまけの写真②

埼玉県の本庄の La Branche(ラ ブランシェ)オーナーのあゆみさん。 お店も今年で丸3年になるとのこと。
フレンチシャビーシックなアンティーク好きには必見のショップ。
夏休みに軽井沢方面へお出かけになられる方、ぜひお訪ねくださいませ。

http://antiquelablanche.com/

2016年6月22日

Tea Accessories (ティーアクセサリー)

皆様ご機嫌いかがですか?

ティータイムの名脇役、ティーストレイナー。 イギリスでは普段のお茶はティーバックが主流なのでティーストレイナーが登場することはほとんどございません。 でも様々なデザインやクオリティーの品をよく見かけるので イギリス人にとってストレイナーはお茶のテーブルを飾る必需品であることが分かります。
形も様々。ティーポット型はキャディスプーンとお揃いです。
こちらは持ち手が木製なので熱くなりません。
これに似たものを私も自宅で使っていますがお茶の葉を受けるには小さすぎて実用的でないことが難点です。
でもあるだけで豊かで素敵ですね。

メッシュのストレイナー(写真左)。アンティークでは珍しいお品です。

紅茶専門店の葉々屋さんが薦めるのもメッシュ製なのでこの形状が一番実用的なのですね。





2016年6月21日

Dog Lovers

皆様ご機嫌いかがですか?

イギリス人は大の犬好き。どこのお宅を訪ねても必ず自慢の愛犬たちに出会います。
そのせいか彼らの可愛がる犬たちのフィギャアにもたくさんお目見得します。Dog Loverの私には見過ごせない可愛い仔たちをまたお店に連れてきてしまいました。


この椅子に座っている仔はバーティと同じ種類のハウンド犬。歳は100歳くらいです。 手のひらに載るほど小さなモノなのに、よほど大切に扱われてきたのでしょう。 きれいな状態で残っていました。
お顔に描かれた目がちろっと横を向いており見ていると思わず笑いがこみあげます。

犬の特徴をよくみているなと感心する作品です。


 この仔は友人が飼っていたシュナウザーのジェイに似ています。 ジェイの思い出とともに。
 ジェーンに作ってもらったバーティのマグ。
お顔の白くなった写真を送ったのでその通りに作られました。

ビーグルは特徴がつかみやすくて描きやすいとジェーンのコメント付きです。
他にダックスス、テリア、ジャックラッセルなどまだまだたくさんのワンコたちが出来上がってきました。

ほんの少しだけスーツケースに入れて連れてまいりました。残りは夏の終わりににぎやかに到着します。

犬ネコグッズはよく見かけますがどれも大人っぽい仕上げに感心します。日本では動物は子供向けに作られますが英国では大人のための商品となるので必然的に大人可愛い仕上げになるのですね。

2016年6月20日

piece of art (アートな作品たち)

 皆様ご機嫌いかがですか?

2週間ほどの旅を終えて先ほど自宅に戻ってまいりました。
時差ボケのせいであまり眠くないのでこのブログを書いています

いつもイギリスへ行くと拠点にしているRyeの町は1950年代に有名な名陶を出した町です。Rye Pottery(
ライポタリー)から発信した数々のアートが遺した足跡は今も地元のアーテイストたちの道しるべとなっています。

今回の旅で出会った作品たち。
ローカルなアーティストたちが作るユニークな人形や動物のフィギュアです。

ライハーバーから日本に向けて送ってもらいます。
夏の終わりに皆様へお目見えできそうです。
どうぞお楽しみにお待ちくださいませ。

追伸: 明日予定していた湘南Tサイトの蚤の市は天候不良との予報につき中止になりました。
また次回出店できるときにお知らせいたします。



2016年6月19日

Letter from England (シネマホール)

 皆様ご機嫌いかがですか?

中世の面影の残る街、Rye(ライ)に映画館ができました。場所はライの丘の上に立つ教会のお隣です。

ここは元図書館でした。
古い建築物の外観をそのまま使用し内部をモダンにリノベーションしています。

 閲覧室だったホールはティールーム兼ラウンジに改装されました。

映画を観なくてもお茶やお食事ができるのでいつも地元の人々でにぎわっています。

普通のティールームと違うのは誰もおしゃべりをしていないことです。静かにシネマの始まりを待っている人、本を読んでいる人、パソコンでお仕事をしている人等様々です。

 映画のためのホールは2つ。 1ホール50名ほどしか入れませんがソファもゆったり、足元もスペースが十分とられゆっくりと映画鑑賞ができました。

この小さな映画館から発信されるシネマは様々ですが一番多いのはもちろん英国の映画です。普段あまり見られないものを堪能できるのは嬉しいことです。

イギリス人は本当に古いものを大切にします。保存することは新しく作るより時間もコストもかかるけれど歴史に敬服する国民性ゆえ残すことに積極的なのですね。

こちらはおまけの写真。

今夜鑑賞した映画。
Love & Friendship(愛と友情)

ジェーンオースティンのLady Susanがベースになったロマンティックコメディです。
19世紀の英国の貴族の館や女性たちのドレスを観ているだけで楽しめました。

私のイギリスからのお便りも今日が最期です。
これから荷造りをして空港へ向かいます。
また鎌倉山で皆様にお会いできること楽しみにしています。

2016年6月18日

Letter from England (アンの庭 つづき)

 皆様ご機嫌いかがですか?

イギリス人の家に行くと大抵、キッチンやリビングの窓の外にバードフィーダーが掛かっています。家の周囲は餌を食べにくる小鳥たちでにぎやかです。
アンの庭は広いのでバードフィーダ―の数もたくさんです。これらにはひとつひとつ異なる餌が入れられておりそれぞれを好む小鳥が朝夕の食事に訪れます。

昨日紹介したロビン君もそのひとりです。

 この庭には小鳥の他にブラックバードや鳩もみかけます。写真の鳩はご夫婦でしょうか?いつも二羽で仲良くやってきます。

ところがこの子たちは他の小鳥たちのエサをすべて食べつくす天敵だとアンは言います。

アンは彼らが現れると ”待っていなさいよー。今追っ払ってくるからねー。”と言ってお庭のグリーンハウスから大きな水鉄砲を持ち出し彼らめがけて水を飛ばします。
可愛そうな鳩たちは一撃され大慌てで逃げ出します。

庭や小鳥たちを守るのもたいへんですねー。




こちらはおまけの写真。

今日の畑の収穫。
トマトやキュウリ、ラディッシュ、レッドオニオンにミントの葉を散らしたサラダ。
こちらにパンとワインを足してお食事いたしました。
自然からの贈り物に感謝です。