奥川伊津子ティーセミナー。4月はお茶文化と共に花開いた陶磁器や銀器についてのお話でした。
奥川先生秘蔵のティーカップとプレートたち。時代、製造場所、作り手が異なっても古き良きモノが醸し出す豊かさは同じですね。
ヨーロッパ各国で製造されたティーカップたち。
こちらは日本の大倉陶苑作。繊細なスミレの模様が入っています。溜息が出るほど可愛く美しい仕上がりです。ヨーロッパの窯が日本の陶磁器をこぞって輸入し作陶を学んだ理由がここに現れています。
フランスとイギリスの優雅なカトラリー。ヨーロッパの銀器といえばこのふたつが筆頭に上がります。
アンティークシルバーを求められたときはホールマークを見て年代を調べるのも楽しみのひとつ。英国製ならホールマークブックから簡単に分かります。
セミナー終盤で参加者の方たちがお持ちくださったアンティークを拝見し製造者や年代の特定をしました。それぞれの思い出の品の誕生に関わるヒストリー探し。楽しい作業をさせていただきありがとうございました!
The good old things have their own history. It is a great fun to find out when, where and who made them.
大雨の中、ご参加いただきありがとうございました!
次回も楽しみにしています。