週初めからお天気が気になっておりましたが当日は曇りのち晴天の良い天気に恵まれ楽しい1日をすごしました。
お庭もバラが終わり夏の草花とハーブがもりもり育っています。今日のテーマは「お庭からの贈り物を楽しむ」です。
ハーブは花が無くても葉の形や色だけで束ねると可愛いブーケができます。
ジャグにいっぱい入っているのは葉も香りのよいラベンダーやローズマリー。一般的すぎて少しも珍しくないけれどやはりお料理にもブーケにも一番活躍します。お隣のリオンでいただいたホワイトセージも大きくなってきました。乾燥させて防臭剤として使います。お茶はもちろんミントティー。以前モロッコへ行ったときカップの中が見えなくなるほど生のミントが入っているお茶をいただきました。夏ならではの爽やかな味に暑さもやわらぎます。
お庭でとれたアーティチョークを皆さんと試食してみました。
今年最後の花です。
1枚ずつ花弁を外して食べていきます。食べるところはほんのすこし。皆さん初めてなので興味深々です。
セミナーの前半にイギリスの庭とウィリアムモリスについての話をしましたがやはりメインはお庭でのお食事ですね。会話も弾みます。来月になると暑くなり蚊も出現するので6月は梅雨の合間のちょうど良い季節です。
お土産に持って帰っていただくお花のブーケ。バケツ一杯に入っている様子はイギリスの雑誌、カントリーリビングの世界です。
こちらはおまけの写真。
前回のインテリアセミナーでの宿題でした。
プレーンなペーパーシェードを台にそれぞれお好きな色やデザインに作り替えていただきました。モノを作ると何も言わなくても自分の部屋のイメージを思い浮かべ置く場所や使い方のスタイルを頭で考えます。
写真のシェードはまったく別物になって帰ってきました。写真ではうまく写っていませんが木の枝やミニチュアのチャームでコラージュされています。このシェードはスタンドになるワインボトルからイメージされました。作者は画家の白鳥さんです。いつも彼女の作品にはびっくりさせられます。今回もすてきでした。ありがとうございました。
こちらもまったく別のシェードになって帰ってきました。白いシェードの上にオーガンジーの布を互い違いに張りミモザの花や葉でコラージュされました。作者の立石さんの家では最近パープルのカーテンが取り付けられたのでカーテンの前に置かれたらお互い補色どおし引き立てあいますね。
灯りをつけたときシェードについている小さなホールから灯りが漏れてきっと素敵だと思います。
こちらは片山さんご夫妻の作品です。お二人は最近とてもシンプルなブラスのランプスタンドをポタリーで購入してくださいました。そのランプにぴったり。二人とも相談なしに作ったはずなのに布の選び方がそっくりなので驚きました。とても上品な仕上がりとなりましたね。
真面目に宿題をしてきてくださり本当に嬉しいです。インテリアセミナーは私からの一方的な話だけでなく皆さんからのフィードバックをいただくことが多いので本当に学ぶことばかりです。
次回は9月28日(土曜日)に3回目のインテリアセミナーを予定しています。
次回のテーマはインテリアとしてのの収納術。また皆様の参加をお待ちしています。