2014年7月1日

From the Garden (お庭自慢)

 皆様ご機嫌いかがですか?

長く暗い冬が終わり明るい夏を迎えるとイギリスの友人たちからお庭自慢のお便りがぞくぞく届きます。ハイシーズンのイギリスは夜11時ころまで明るいので皆、心ゆくまで外で過ごします。


写真は今日のポタリーガーデン。紫陽花が見ごろです。













この大きな紫陽花は通称おたふく紫陽花と呼ばれています。花びらが厚くくるんとカールしていて表情が可愛いので近年大変人気になりました。

これは数年前に友人のお庭から引っ越ししてきました。最初の年は花が付かなかったけれど2年目からは枝がたわむほどの大輪がたくさん咲き誇ります。
アナベルに初めて出会ったときこんなにエレガントな紫陽花があるのかと感心したものです。

咲始めは白、時間がたつと薄いグリーンに変わり最後はクリーム色に変色しそのまま立ち枯れます。クリームのままドライフワラーになるので最後まで上品です。この優雅な花は冬になると葉を落とし茎も枯れて何もなくなってしまうので消えてしまったのかしらと心配になりますが春になると昨年より大きな株になりまた見事な花を咲かせます。
姿に似合わずたくましいですね。
ジニアは夏らしい元気な赤や黄色の花を咲かせます。これも近年たくさんの園芸種がでてきました。
毎年必ず大きな八重の花を咲かすホリーホック。

今年初めて咲いたアーティチョークの花。
去年は花が咲かず花弁をゆでて食べてしまいました。今年はこんな見事な花を見せてくれました。
アリウムギガンチュームも夏を代表する花のひとつです。
お庭の花たちで作ったブーケ。
庭からの贈り物ですね。