江の島の古民家改修工事。母屋から別棟のお蔵へ移りました。
母屋と同じ年齢だとすると今年で90歳になる蔵。長年放置状態だったためずいぶん痛んでいますが入り口の土壁扉が風格を伝えてきます。
蔵前から蔵内部へ。
建具も補修し使用する予定。お蔵内部は厚い土壁のお蔭で夏は涼しく冬は暖かく過ごせそうです。
厚みが30㎝以上ある土壁が重たい無垢の梁や松丸太の棟木を支えています。
内部の空間からは雨にも風にも地震にも負けずに立ち続けた建物ならではの余裕を感じます。めったに見られない昔の職人さんの仕事を間近で見る機会に恵まれ勉強させてもらっています。また経過報告いたしますね。
The 90 years' old warehouse (Kura) is now under renovation.
It has been left for a long time and see many damages, however it still firmly stands up. While looking at the old beam and earth wall, I think of carpenters and craftsmen who made this building. Their work inspire me a lot.