2012年6月2日

庭仕事② (Roses)

6月に入り夏の訪れを感じる毎日となりました。
鎌倉山ではお庭が一番美しい時期を迎えお水やりや虫取りに大忙しです。
本当は1日中お庭で過ごしたいけれど、お店を開ける前の30分と閉めた後の1時間が唯一のガーデニングタイムとなっています。
今年は去年に続いて畑も作りました。以前失敗してしまったズッキーニも今年はすくすく育っています。 100%オーガニック自家栽培でとれる野菜は身体に良いだけでなく心にも栄養を与えてくれそうです。


薄いピンク地に濃いピンクのまだら模様が美しいボローニャ。1年に一度だけ美しい姿を見せてくれます。とても元気で丈夫。初心者でも育てやすい種類です。


可憐な小振りの花をたくさんつけます。コーネリアは繰り返し咲きなので花が終わってから切り戻しをして栄養をたっぷりあげるとまた夏の終わりから秋の初めに咲いてくれます。


アンジェラもコーネリア同様にかわいい姿の割に丈夫で育てやすく初心者向けのバラです。蔓性なのでぐんぐん伸びます。

こちらは私のお気に入り。マダムアルフレッドキャリエール。薄いピンク色で咲き始め上品な白で最後を迎えます。花の散り方がはらはらと潔いバラです。繰り返し先なので切り戻しと栄養をきちんとあげるとまた咲いてくれます。


上品なアプリコット色のペルルドールは昨年スタッフの三田村さんの家から引っ越してきました。
ポタリーガーデンに来た最初の年は花を見せてくれなかったけれどローズ担当者の坂井さんのお手入れの結果、今年は見事な花を沢山つくてくれました!



バラを始める人なら誰でも憧れるピエールオジェ。ポタリーガーデンでは他のバラに押され気味ですが頑張っています。本当に優雅で美しく私たちを幸せにしてくれるバラですね。


1年に一度だけ可愛いピンクの花をたくさん咲かせてくれるキングローズです。この花が咲くとお庭のローズベッドが急ににぎやかになります。とても強いバラなのでいっしょのベッドに植えたほかのバラたちが何本か消えてしまいました。次に植えるときはこのバラだけの場所をつくってあげようと思っています。



濃いピンク(フューシャ)色のゼフィリンドルーアン。このバラはとげがありません。以前読んだアガサクリスティーの小説のなかに出てきたバラです。小説のなかではゼフィリンにとげがないことで犯人が解るというイギリスらしい展開でした。きっとクリスティのお庭にも咲いていたのでしょう。



可憐なフリル咲きのサマースノー。こちらのバラも昨年スタッフの三田村さんの家から引っ越してきました。蔓性なのでお庭のウッドフェンスに這わせています。こちらも育てやすくて丈夫なのでお勧めです。

ポタリーガーデンのバラたちはスタッフの丁寧なお手入れとポタリーのお父さんの自家製土のおかげでいつも見事な花を咲かせてくれます。バラは難しくて育てられないと思っていらっしゃる方が多いようですが、土と栄養に気をつかってあげればいつも元気で私たちを楽しませくれます。

ハウス オブ ポタリーでもバラ苗のお取り寄せが出来ますのでお気軽にご相談くださいませ。