2020年1月3日

A cup of tea (ティータイム)

お正月になると必ず登場する唐子柄の食器。昭和レトロな模様のこの茶器は母から譲り受けたものです。松の木の下で遊ぶ唐の子供たち。高貴な図柄として有田焼、鍋島焼、美濃焼、瀬戸焼など様々な窯で制作されてきました。 我が家に残っているモノはそれほど古くはなくせいぜい50年程前のモノだと思われます。ティーカップの浅さから水色の綺麗なお茶を楽しんだことが偲ばれます。
普段は大きなマグカップで濃いミルクティーをいただくけれどお正月は縁起を担いで唐子を使います。気分がちょこっと雅やかになりますね。


おまけの写真:
美しい百人一首が描かれているのは最中の皮です。2枚の薄い最中の間にあもを挟んでいただきます。”あも”とは宮中の女官たちの言葉でお餅という意味だそうです。はんなり美しい日本語に奥深い宮廷文化を感じますね。こちらでも雅やかな気分にひたります。

おまけの写真②:
2015年のお正月のバーティ。

ポタリーは明日から通常通り営業いたします。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。