2025年6月25日

Trip to England Oxfordshire (英国への旅 オックスフォード)

 

コッツウォルズでの旅が終わりロンドンへ戻る日に以前からずっと訪ねたかったガーデンへ寄り道をしました。

Rousham House & Garden. 建物自体は1600年中頃建てられました。その後18世紀に建築家のWilliam Kentによりゴシック様式に改装され今の姿になりました。邸内は予約をしないと見学できませんがお庭は夏の間だけ一般に開放されています。





薔薇の季節は終わりかけていたけれど宿根草の夏の花たちが咲き誇る美しい庭です。












植物の選び方、配色、植え方などどれも素晴らしくて勉強させてもらいました。












広大な敷地の中で生け垣やレンガ塀に囲まれお花畑は秘密の花園のようにロマンティックな設えです。風を受けることなく穏やかな陽ざしが降り注ぐ花たちのサンクチュアリ。










一番感激したのは丸い鳩小屋をぐるりと取り囲むように実の生る木が植えられていることでした。ローシャムでは他に野菜畑や果樹園もあり邸内で食べるものを作っています。










小屋の入り口付近にはチェリー(桜)が植えられ壁を這うようにサクランボがなっています。春はきっと壁が真っ白に見えるほど花が咲くのだろうと想像しただけでワクワクします。











桜の木の隣はFig(洋ナシ)。こちらも壁面を這わせています。












最後の1本はイチヂク。ポタリーでも真似をして壁面に這うように剪定しています。
木はどの様な形にも作り込めることを英国のガーデナーたちに教えてもらいました。










秘密の花園を外れると庭はWoodlandへ。元々の土地の形や木を生かしたランドスケープガーデンへ繋がります。
Raushamの庭はイギリスで初めて景観を取り込んだガーデンだとのこと。










庭内を流れる小川から引き込んだ水で作られた水場。












自然の形を壊さず景観に合う庭づくり。Rousham Gardenの大きな魅力のひとつです。
オックスフォードへいらっしゃることがありましたらぜひお訪ねください。お薦めのお庭です。
Rousham Garden is famous for not only for flower gardens, but also natural landscape.