皆様ご機嫌いかがですか?
秋分の日が過ぎ日に日に陽が短くなりました。夜の長い季節の到来です。長くなった夜にゆったり本を読んで過ごすことは至福の時間ですね。寝る前のほんの短い時間、ベッドの中での読書が毎夜の楽しみとなっています。
赤毛のアンは中学1年生の時に購入した本です。村岡花子さんの翻訳による日本語の美しさはもとよりモンゴメリの描いたアンの世界に子供だった私は大いにときめいたものでした。
大人になってからもたびたび見返しているせいか文庫本はボロボロになってしまいました。
心くじけそうなときや元気の出ないときによくアンの物語を読みます。初めて読んだ13歳のころから遥か遠くの年代に突入してもまだ読んでいたいのは、アンの不屈の精神とユーモアが元気をくれるからだと思います。
不安定で不確実な世界にいてもいつもユーモアを忘れないことが幸せの原点にあると思います。
心に残る1冊との出会いがこれからもありますように。