奥川伊津子ティーセミナー。今年も2月から12月まで9回のコースでお茶と英国文化を交えたセミナーを開催します。
初回はベイクウェルタルトの実演とそれにまつわるお話から始まりました。
中部イングランドの小さな町、Bakewell(ベイクウェル)。この町で生まれたベイクウェルタルトはシンプルで甘いイギリスらしい美味しさたっぷりのお菓子です。
ベイクウェルタルト発祥の地Bakewellのベーカリーに並ぶタルトたち。
奥川先生のオリジナルレシピでタルトを作ります。
スコーンと同様、シンプルゆえにお味は様々。とても奥の深いお菓子ですね。
ショートクラストペイストリーの上にホームメイドのラズベリージャムをたっぷり載せます。
フィリングで蓋をし飾りのアーモンドを掛けてからオーブンで約40分。
Bakewell is a little town in Midland in England which is famous for both Bakewell tart and country house, called Chatsworth. Both are succeeded by Cavendish family and local people.
お菓子をオーブンで焼いている間にBakewellのもう一つの大切なキャラクターであるChatsworth(チャッツワース)について参加者の方たちとお話しました。
英国貴族のカントリーハウス、チャッツワースは建物、内部のインテリアから広大なお庭に至るまで一般へ開放していますのでぜひお訪ねいただきたい場所のひとつです。
BBCで放映されたジェーンオースティンの小説プライド&プレジュディスの撮影でさらに有名になりました。
16世紀に建築されて以来500年もの長きにわたり同じ姿を保っていることに驚き、羨み、そして英国の大きさに溜息をつきます。
私の英国好きはこんなところにあるのかもしれません。
次回の奥川伊津子ティーセミナーは3月11日(火)です。ロンドンへ場所を移しお菓子とお茶と英国文化のお話をいたしますね。
伊津子先生がいつもご用意くださるランチは季節の野菜やお魚が盛りだくさんです。今回もスモーキーな香りのフィッシュ&ベーコンのバルサミコソース付けでした。
美味しい一皿をありがとうございました!