2016年11月30日

English Christmas (イギリスのクリスマス)

 皆様ご機嫌いかがですか?

RSVP(アールエスブイピー)は英国への招待状というサブタイトルが付く雑誌です。
またイギリスの文化や人々の暮らしを美しい写真を通して伝える情報誌でもあります。

2016年Winter(冬号)はイギリスのクリスマス特集。
冬の楽しみ方満載の記事は必見です。


 ”日本で楽しむイギリス”というページの中で特に鎌倉山に絞って取材をしていただきいました。

イングリッシュカントリーテイストのスローなライフスタイルを提案する私たちと共に鎌倉山仲間の鎌倉アンティークスさんとユスラウメさんも同じページに掲載されています。





 鎌倉アンティークスさん。

チャールズディケンズやコナンドイルのシャーロックホームズが活躍した19世紀のエレガントなインテリアを再現した店内。
ティールームも併設。スコーンと紅茶のセットがいただけます。
 ハウス オブ ポタリーから徒歩3分のユスラウメさん。

リンゴの季節になると登場するタルトタタンやアップルパイはお味もボリュームも満点です。

赤い看板が目印です。
こちらのお店もお薦め! ぜひお訪ねくださいませ。


鎌倉山に素敵なお店が増えてきました。
また皆様へご紹介いたしますね。



最後はアンティークディーラーのささきひとみさんのページです。
ひとみさんには先日ポタリーでアンティークについてのセミナーをしていただきました。彼女の秘蔵の陶器や銀器が同紙に紹介されています。

ひとみさんのお家を訪ねるたびに何気なく使わせていただいている食器を思い出し改めて古き良きモノたちを大切にする英国人気質に感じ入りました。

RSVP Vol19 2016 Winter
書店で見かけたらぜひご覧くださいませ。




2016年11月29日

English Christ mas Fair: Coming soon! (長野原村でのクリスマスフェアー)

 皆様ご機嫌いかがですか?

長野県原村でのクリスマスフェアー開催まであと2週間となりました!
夏の終わりにWandsworthの佐藤初代さんとこんなことが出来たら楽しそうねーと話したことがまもなく実現します。
賛同してくださる仕事仲間たちとともに思い切り楽しいクリスマスを一足先に八ヶ岳文化園にてオープンいたします。

小淵沢インターから15分ほど。
小淵沢駅から送迎車も出る予定です。

ロマンティックな冬の八ヶ岳でお目にかかれますように。

日時:12月10日、11日及び12日(土、日&月)

12月10日午後2時からアンティークセミナーも開催予定です。




八ヶ岳文化園の後は鎌倉山ポタリーギャラリーにて引き続きクリスマスフェアーをいたします。

ポタリーギャラリーのクリスマス:
12月15日~12月24日まで



今年もあと1と月を残すのみとなりました。
皆様お体大切にお元気でお過ごしくださいませ。

2016年11月28日

真鶴の庭

 皆様ご機嫌いかがですか?

昨年から少しずつ大切に手掛けてきた真鶴のお庭がようやく完成に近づきました。庭は全部で7つのゾーンに分かれています。7通り楽しめるようにひとつずつのお顔を変えてプランをしました。

庭造りもあと1面を残すだけとなりました。完成前の様子をご紹介させていただきますね。


こちらは 英国人アーティストAnn Hogben(アンホグベン)の作品のためのゾーン。

家族の集うテラスがコンセプト。
2匹のテリアたちはこちらの家の仔たちです。
Annに写真を送り同じお顔で製作してもらいました。







 鉢植えのオブジェのゾーン。

白い壁面には将来蔓性の植物が乱舞する予定です。
 四季のお花ゾーン。

こちらから階段で最下段の果樹園へつながります。





気候温暖な真鶴は鎌倉山よりずっと暖かいせいか宿根草の花がいつまでも長く咲き続けます。
これから春を目指して植栽をしますが春になる前に咲き始める花もあるかもしれません。

同じ植物でも場所によって異なる成長をみせてくれるので庭造りは本当に奥深いなとしみじみ思います。




2016年11月27日

Winter Garden (11月のポタリーガーデン)

 皆様ご機嫌いかがですか?

天候不順を言い訳にずっとさぼっていたお庭仕事。ボサボサになってしまった様子に我慢ができず草取りと剪定を始めました。今年の夏は雨が多く暑かったから大事にしていたバラも何本かは虫の被害で枯れてしまいました。

まずは枯れたバラの枝を落としなるべく短く剪定をします。
バラは基本的に丈夫なので定期的に栄養を与えてあげれば来年復活してくれるかしらと期待しています。

宿根草を剪定し一年草や多年草の苗を抜いたらこんなにさっぱりしてしまいました。

春から夏の萌えるような常緑と花々の色や香りは庭仕事の醍醐味ですが静かな冬の庭も私は大好きです。

再び舞台に出る日まで着々と準備をする植物たちを手伝い応援する季節の到来ですね。

 毎年ボーダーガーデンを作る場所も刈り込まれてすっかり土がむき出しになりました。

冬が来ると訪れるスノードロップも今年は半月程早く咲きました。毎年のことだけれどちゃんと覚えていてくれるのですね。約束通り顔を見せてくれました。

律儀な花たち。
 おまけの写真。

今年の5月のボーダーガーデンです。
来年の初夏もこのようになる予定です。



2016年11月26日

Doors (玄関ドア)


 皆様ご機嫌いかがですか?

イギリスの家にはそこに住む人のこだわりが見られます。家の外観を変えることが法律で規制されているので内部のリフォームやドアの形に特色を出そうと試みます。

特に玄関ドアは人の顔と同様に一つとして同じ物はありません。
ドアだけを見て歩いていても1日退屈しないほどキャラクターがあるのです。
 また家の前には必ず大小を問わずフロントガーデンが配置されこれもまた見ていて楽しいモノのひとつです。

この家はフロントが長いアプローチになっており奥に見える白いドアがとても印象的です。

どんな方が住んでいるのでしょう?と想像を掻き立てられるような扉ですね。




赤いドアは静かに訪れる人を歓迎しています。
素材の良い本物の扉に塗られているから奥行のある赤いドアに変身しました。

お隣と仲良しなドア。
ハウスナンバーが1番と2番なところも何やら可愛くて思わず写真を撮らせていただきました。


 ロンドンのマンション。
ゲートの奥に重厚なドアが見えます。
ネイビーブルーのドアは窓枠の白と引き立て合って清潔感いっぱいです。
家の顔としてよい印象をだしていますね。

 ビクトリア時代の建物はファサードがロマンティックな仕上がりなのですぐに分かります。
扉の色は今流行りのブルーグレイ。キャノピーの白とぴったりマッチしエレガントな雰囲気を作っています。

訪問客を優しく迎えてくれる扉です。
 色々な色のドアを拝見しましたがやはり黒が一番クールですね。

ポタリーのお店のドアも黒ですがどんな形状の建物にもぴったり寄り添ってくれるので色に悩んでいるときは黒がお薦めです。

写真(下)は400年はたっているであろう家の扉にはこれ以外の顔は考えられません。
ドアは家の顔だということがよく分かります。

キャラクターをいっぱいのドアをたくさん拝見しそこに暮らす人々の顔も少し垣間見えました。
玄関ドアのこと、ちょっと見直してみたくなりました。


2016年11月25日

New Arrival (新商品のお知らせ) 装いの脇役たち

 皆様ご機嫌いかがですか?

1930年代から60年代頃までに人気のあったコスチュームジュエリー。 ビーズやガラスを細工し華やかにデザインされたジュエリーは装いの名脇役です。

なかでもブローチは手軽に使えるアイテムです。コートやジャケットの襟元やスカーフに付けるだけで気分が華やぎそうですね。


Price: \2,800/each (税抜)
 ここ数年英国で大人気のフエルトのアニマルたち。こちらもブローチです。

お顔が全部バラバラなところがハンドメイドらしくて笑えます。

セーターやバックに付けられてはいかがでしょう?

Price: \2,000~¥2,500(税抜)
 陶芸家Elizabeth Jardine作。陶器のアニマルブローチたち。お顔の表情が豊かでちょっと笑えるアイテムです。

観て楽しみ付けて楽しめるアイテムですね。

¥3,800~¥4,800(税抜)



Snowfall (雪の日)


皆様ご機嫌いかがですか?

予報通りに明け方から雪が降り始めお店を開ける頃にはこんな景色になりました!最近のお天気予報は外れませんね。つい2年ほどまえにも鎌倉山の雪景色を見たけれど今年は11月から白い風景を鑑賞しました。

朝から雨だとがっかりするだけなのに雪の日にはなんだか特別感があります。今日はもうどこへも出かけられない。自然がくれた休日を暖かい部屋でゆっくり過ごせる気分になります。 




天気予報を信じて昨日から薪の準備も万全にしておきました。ストーブの前で雪を見ながらお仕事です。


皆様もどうぞ風邪を引かないようにお元気でお過ごしくださいね。


2016年11月23日

Atelier de Fleur Christmas Wreath (クリスマスリース)

 皆様ご機嫌いかがですか?

今年のアトリエドゥフルールのクリスマスリース。
針葉樹の香りいっぱいのナチュラルな仕立てです。
リースが届くと年末を迎える覚悟ができます。
今年も一年駆け足だったけれど最後の月は心のびやかにワクワクしながら過ごしたいですね。

アトリエドゥフルールアレンジメントクラス及び
クリスマスリース・ツリーアレンジメントクラス:
毎週水曜日 13:00~15:00
         16:00~18:00

毎週土曜日 10:00~12:00

リース・ツリーアレンジメント S\5,000~ M¥8,000
お正月飾り           ¥4,000

アレンジメントレッスン料:¥5,000~¥8,000(花材費用含む)
     


おまけの写真:
昨年の徳原さんのリース。
エアプランツでのアレンジでした。
あれからもう1年。月日の過ぎることの早さに今更ながら驚きます。 毎日が特別な1日になるように暮らしていきたいものですね。

2016年11月22日

Letter from England (Foods) 日本食

皆様ご機嫌いかがですか?

LondonのWest End (ウエストエンド)には日本の方たちが多く住んでいるせいか日本の食材を扱うお店を良く見かけます。Natural Naturalと言う名前のお店も自然食品のショップかと思い入ってみたら日本食料品店でした。

大根やレンコンなど昔は見かけなかった食材を見ながらロンドンの食文化の変化を感じます。

日本でも夏の天候不順のおかげで野菜の値段が上がりましたがこちらも高いですね。
大根二分の一カットで250円、レンコンも1000円近くしていました。 日本語1の表記もありました。



 お店の中をウロウロしていたらお仕事帰りの日本人男性客たちが餃子やお刺身のパックを選んでいる姿も見かけ日本のスーパーの情景を思い出しました。
私もそろそろ日本食が恋しくなり始めました。

これから荷作りをし午前中の飛行機で帰国します。
今回の旅のレポートをお読みいただきありがとうございました。 

次回は鎌倉山からお便りいたしますね。




Letter from England (Towns) 町の景色③

 皆様ご機嫌いかがですか?

Londonへ戻ってまいりました!
しばらく田舎に滞在していたので車と人の多さで都会へ来たことを実感しています。


 ヨーロッパの街の素敵なところは歩道が広くて歩きやすいことですね。
カフェのテーブルでお茶をする人々も行き交う人の流れや景色を眺めながらくつろいでいます。日本の道路もこのように作ってくれたら暮らしの質がちょっと上がりそうですね。
ロンドンで良く見かける赤いレンガ造りのマンション。優雅な飾りがふんだんに付いていることからビクトリア時代の建築だと分かります。
写真(下)のように屋根の棟飾りや窓飾りから豊かだった庶民の暮らしぶりが想像できます。

一つだけいつも困るのは車の駐車の方法です。家々にはフロントガーデンがあるのにほとんどの人々は路上駐車をします。きちんと税金を支払えば自分の家の前に停めることを法律でよしとされているので仕方ないのですが両サイドに駐車をされるため広い道路でも譲り合いながら通行しなくてはなりません。

対向車に気をつけながら運転するのは大変だけれどこれもイギリスの風景のうち。不便を選択してもお庭を壊さないイギリス人の暮らしぶりがこんなところにも垣間見えます。