2021年1月31日

Language of flowers (徳原さんの花)

 お庭の花が少ない季節に目が覚めるような美しいフラワーブーケが届きました。Atelier de fleur アトリエドゥフルールの徳原さんによるお花の定期便です。

毎月一度季節のお花を届けていただいています。
今回は元気の出る赤のブーケ。大好きな色のグラデーションです。


アンティークピンクにグリーンの縁取りのあるスプレーバラ。エレガントで優しいお顔をしています。

ゴージャスなダリアは徳原さん自身の様ですね。鎌倉山から東京へ拠点を移されてもうすぐ1年が経ちます。元気で活躍なさっていることが花を拝見すれば分かります。

大人色のクリスマスローズ。
花の言葉は;
いたわり、思いやり&いつも思っている。


生花がお部屋にあるだけで空気が生き生きと感じられます。
お花のパワーのお蔭で益々元気になりました。












2021年1月30日

Afternoon tea (ポタリーのアフタヌーンティー)

 


ポタリーカフェのコンサーバトリー。雨の日も明るく快適ですがきらめく陽が射すお天気の日は朝から心ウキウキいたしますね。
アフタヌーンティーの準備も整いお客様をお迎えするばかりです。

トレイに登場するお菓子も毎回変化します。
今回はさっくりしたショーとブレットが仲間入りしました。

こちらに焼きたてスコーンも加わります。
¥1,800(税抜)/お一人様
当日のオーダーもお受けいたします。

密にならないようなテーブル配置と消毒&換気を十分にしお迎えいたします。
皆様もどうぞお気をつけてお出かけください。










2021年1月29日

The shop of long standing (老舗の時計屋さん)

 鎌倉の老舗のひとつ、庄司時計店さん。小町通りで長くお仕事をなさってますが2月末でお店を閉めることになったそうです。


先日写真の時計が壊れてしまったので修理を依頼したとき庄司さんから古いデータを見せていただきました。そこには30数年前に私の母が一度修理をお願いした記録が残っていました。元々母の時計だったので不思議ではないのですが覚えていてくれたことが嬉しくて一層大切に使おうと思いました。

最近直していただいたクロック。
一緒の時間(Time together)と書かれています。
親子2代でお仕事を依頼した庄司さんに贈りたい言葉でした。







2021年1月28日

String tidy (ストリングタイディ)

 ポタリーショップには長い間ベストセラーとして販売を続けているモノがいくつかあります。ストリングタイディもその一つ。25年間同じ姿とクオリティを保ち続けています。


長い間使い続けているとこのように変色し風格がでます。
歳を重ねるごとに素敵になる糸巻スタンド。
ポタリーの顔のひとつです。
コロナ禍のためイギリスへ買い付けに行かれなくなりましたが近い将来に日常が戻ってきたらまたこの様な質実剛健でお洒落なお品を探しに行って参ります。

おまけの写真。
糸巻きに必ずついてくる麻紐。
私は庭の植物の誘引に使っていますがショップではラッピングの必需品です。
丈夫で質感も良好なジュート(麻)は様々な場面で活躍しそうですね。







2021年1月27日

Holiday flat (ポタリーのお宿)

 ポタリーのお宿、ホリデーフラットでは開設当初から海外サイトのブッキングドットコムとパートナー契約をしお客様の予約をワールドワイドにお受けしています。

この度ブッキングドットコムから2021年Traveller Review Awardsをいただいました!

厳しい時代に仕事ができることことだけでも嬉しいのにこのような賞をいただき感謝の気持ちでいっぱいです。良いお客様に恵まれて幸せです。
これからもおもてなしの初心を忘れずに続けたいと思います。











2021年1月26日

Pottery cafe (カフェのスィーツ)

 

1月も終わりに近づき日に日に夕暮れ時間が遅くなってきました。心なしか空気にも春の香り。春が待ち遠しいですね。

さて、今日はポタリー特製のショートブレッドをご紹介します。

ショートブレッドはスコットランド発祥のバタークッキーです。
ウォーカーズという名前でタータンチェックのボックスに入ったお菓子が代名詞のように大量に販売されているのでこれを想うとウォーカーズを思い出します。
でも真野さんが作ってくれたショーとブレットをいただきホームメイドに勝る味はないと実感してます。サクサク感、甘さ、ほんのりした塩味が絶妙に混ざり合い飽きないお味となっています。
熱々のミルクティーとの相性も抜群。ポタリーカフェにて好評販売中です。
Short Bread: ¥250(税抜)/枚

ケーキ各種及びパスティ&ミートパイなどテイクアウト可能です。
春を探しに散策がてらお出かけください。


2021年1月24日

Rainy weekend (雨の週末)

 寒い週末、皆様いかがお過ごしでしょう。今日は自宅でぬくぬくお仕事をしています。

21年前に建築を志したときデザイン優先の設計を見て大工さんや職人さんに”やめた方がいい”と言われたことを自宅のリフォームで片端から試してみました。言われた通り経年に伴い様々な不具合が出てきたけれどそれも建物のキャラクターのひとつと考えて補修しながら使用しています。失敗したことが知識につながりました。

これは失敗のひとつ。
陸屋根にトップライトをつけることはお薦めできません~。
経年すると雨漏りの原因になります。(もちろん大丈夫なこともあるけれど)
寝転がって青い空や夜の月が見えるので後悔はないけれど、近々大きな防水工事をしなくてはならなくなりました。
この家で起きるすべてのことがクライアントの現場に活かせたらいいなと思いながら雑巾で床を拭いています。そして私に付き合ってくれる我慢強い家族に感謝しています。






2021年1月23日

Signs of spring (春の気配)

新座のStill Rooms。12月に訪ねたときは真冬でしたがひと月の間に空気も陽射しも春の気配を感じるようになりました。今年はオープンガーデン等、延期していたイベントが開催できることを願っています。

オーナーの田中公子さんが毎日せっせとお手入れをしているお庭には面白いオブジェが沢山あります。ポタジェの奥にみえるのは柑橘系の植物のための小さなテント。こんな風な遊びができるのも広いお庭だからですね。広大な敷地を植物ごとにゾーニングし見せる庭、育てる庭、皆で集う庭、収穫する庭に分かれています。

今日はガーデナーも入り春に向けてバラのお手入れをしていました。昨年作られた築山にもハーブや花々の芽が吹き始め庭が成長していることを感じました。
お庭は何年もかけて作り上げるもの。今後の進化が本当に楽しみです。

おまけの写真。
こちらも楽しみ。ジャックラッセルのパピーが家族に加わりました!
次回会うときはもっと大きくなっていますね。









 

2021年1月21日

The winter pleasure (再び冬の楽しみ)

 冬の楽しみ、薪ストーブ。ストーブの真横の席に張り付いて終日お仕事をしています。静かな冬の朝。薪の爆ぜる音も心地よいですね。山暮らしの醍醐味です。

ポタリーのストーブ歴ももう25年になります。
最初は薪が上手に燃えなくて四苦八苦したけれど今はオレンジの炎がガラス窓から綺麗に見えるように燃焼させることができるようになりました。

時々ストーブの中に焼き芋をいれたりして楽しんでいます。

ポタリーショップ内でもお茶を召し上がっていただけますのでティールームにお出かけのお客様はお気軽にお声かけください。




2021年1月20日

Good cinema (映画にときめく)

 外出を控え家やお店で過ごすことが多くなりました。でもそれなりに色々な楽しみ方を発見しています。一つは映画鑑賞。

1999年に公開された中国の映画、初恋のきた道。
淡々と語られる恋物語です。
雄大な自然の中で変わらず営まれる人々の暮らしぶりに生活の原点が垣間見えます。
映画の随所にお食事の支度をする場面が登場するのも美味しいもの好きには興味津々でした。

映画自体が詩のような美しさ。
人を愛することの豊かさを素朴に激しく表現されている作品です。

主人公のチャオディーを演じたチャン・ツィイーはこの後数々の映画に出演し大女優となりましたがこの作品にその未来の片鱗が見えます。
チャン・イーモウ監督の他の作品も拝見したくなりました。

お薦めです。





2021年1月19日

Lovely guest (素敵なお客様)

 

透明な陽射しの冬の朝。お昼を食べに参りますと北野佐久子先生(左)からのメッセージをいただきました。
ハーブ研究の草分けとして渡英して以来数々の著作の中でイギリスの文化を伝えていらっしゃる北野先生。お会いすればいつも英国談議で盛り上がります。

一昨年前にアガサクリスティーの食について書かれたご本にはイギリスの食卓を
彷彿とする美味しいフードが盛りだくさんに描かれていました。クリスティーの小説で食をフォーカスしているところも日々の暮らしの食事を預かる主婦ならではの発想だと感心しました。
今日は昨年から企画しているのになかなか実現できずにるセミナーの話もさせて頂きました。今年実現できたら嬉しいです。


北野先生の本に登場するイギリスの村々。
最初の本から数十年は経っているでしょうがイギリスの街並みもカフェのお菓子も変わっていません。伝統を重んじる気質ゆえですね。






2021年1月17日

The winter pleasure (冬の楽しみ)

 

寒い冬の楽しみのひとつは暖かいお茶をいただくことに尽きます。
外出先やお庭の作業から戻った後の一杯がどれ程元気づけてくれることか。
今日はお茶好きのポタリーチームお薦めの茶葉をご紹介します。

スティルルームスに昨年からお願いしていた冬の紅茶。本日入荷しました!
(写真は中身が分かるようなサンプルです。)
The winter pleasure tea (冬の楽しみ)

冬の楽しみと名付けられた紅茶。
ケニアの茶葉をベースにカモミール、エルダーフラワー、カレンデュラ、ローズにオレンジが加わりました。柑橘系の甘い香りと共に春を待つ紅茶です。
抗菌作用のあるハーブもたっぷり入っているので風邪の予防にもなりそうですね。
ポタリーカフェでお飲みいただけます。
店頭販売もしていますのでお気軽にお声かけください。
¥750(税抜)per pack







2021年1月16日

Pottery garden in January (1月の庭)

 

週末は気温が上がるとの予報でしたが本当にそのとおり。ただいま鎌倉山は18度です。
人間の五感は光や温度に対してとてもポジティブな反応をしますね。
朝から何やら元気でウキウキするのは暖かいキラキラのお天気のせいでしょうか。

1月の庭は見た目は寂しいけれど朝のお庭散策で日々小さな変化に気づきます。
土の中はすでに活動が始まっているのですね。

クロッカス、オルレア、ポピー、水仙等、春に咲く花の小さな芽が出てきました。
昨年会った花たちに会えることが一番嬉しいですね。

寂しい庭にぽっと色を足してくれるのはバーティの薔薇。ジャックカルティエ。
5月に咲く花の半分の大きさだけど色も花つきも良好なのでバーティが土の中で頑張ってくれていることを感じます。寒い冬に咲いてくれて嬉しいな。

小さな庭からたくさんの驚きや喜びをいただいています。
自然と向き合う機会をこんなに作ることが出来たのもコロナ禍のお蔭かもしれません。
未来が美しいことを願ってせっせと花を育てます。


















2021年1月15日

Ricotta (リコッタチーズを作る。)

 

最近良く作るフード、リコッタチーズ。
以前南イタリアを旅した時にB&Bのお母さんが自家製を出してくれて以来大好きになりました。最近我が家でも良くカフェやお宿で余った牛乳を利用してホームメイドのリコッタチーズを作っています。

材料はこの二つだけ。牛乳とレモンがあれば手軽に作れます。
ミルクは沸騰させないようにしレモンを注ぎ分離させます。
タンパク質豊かで脂肪分が少ないので健康的なフードですね。

忙しい朝はトーストに載せて蜂蜜をかけて頂います。
美味しくてやめられません。
そして何よりも余りものから作るアップサイクルフードなので一層美味しい気がします。







2021年1月14日

The mount Fuji (冨士見スポット)

毎朝キッチンの窓から富士山を眺めることが習慣となっています。
関東甲信越で暮らす私たちにとって富士山はとても身近な存在ですね。休日の森散歩のたびに”冨士見”と書かれた場所を発見しその姿を眺めるスポットの多いことに驚きます。
昔から私たちがどれほど富士山に慰められてきたかが良く分かります。
最近私が一番好きなスポットは江の島の橋の上。
相模湾の背後にぽっかり浮かぶ姿は絶景です。
今日も綺麗に見えました。
コロナ禍の中で何気ない一日の大切さをしみじみ感じます。

おまけの写真。江の島の現場。
母屋の解体工事が終了し母屋は木工事が始まりました。
次はお蔵に移ります。ただいまボロボロですがどのような姿に変身するか楽しみです。



 

2021年1月12日

Gardening plan (お庭を考える)

 寒い一日。暖かい部屋の中でぬくぬくお仕事ができるのはなんて幸せなのでしょう。自粛しながら春の庭を想っています。

久しぶりにお庭のプランを始めました。ガーデナーだった父はひらめきの達人でユニークなアイデアをどんどん出してくれたけれど私は何枚もデッサンをしながら考えをまとめます。
手や指を使うと五感が刺激されプランはどんどん進化します。
最後はCADで仕上げますが最初は手描きが一番。製図版に向かうだけで気持ちが引き締まります。

この小さな本は私のバイブルのひとつです。
あまり作りこまずに植物のパワーで仕上げをするDavid StevensのSmall Garden Bookには小さな日本の庭にも取り込めるアイデアが沢山みられます。
お薦めの一冊です。