2019年7月31日

Looking for the artist (アーティストとの出会い)

 ご機嫌いかがですか?
アイルランドのアーティスト、Kathleen Davisの作品をご紹介します。
大西洋に面する景勝地、Connemara(コネマラ)。大自然と共に暮らす彼女の作品は美しいコネマラの風土をそのまま物語っています。


たった二つだけ残っていたボウルを譲っていただきました。1200度で焼き上げた磁器なので見かけよりずっと硬質で丈夫な仕上がりです。

 卵を割ったような形の中にシェル模様が刻まれています。微妙な色合いがコネマラの海と山を彷彿とさせてくれます。




 Connemara National Park

美しい自然と暖かい人々。
Kathleenの作品をもしLondonのギャラリーで見かけていたらまた異なる印象を抱いたかもしれません。それほど彼女の作品とこの自然は一致しています。


 Kathleen Davis (右)とご主人のMark Joyce.
二人はJoyces Craft Shopのオーナーでもあります。
 アイルランドのアーティストの作品が並ぶギャラリー。Made in Irelandにこだわったクラフトを販売するショップは洗練されており時間が経つのを忘れるほど楽しんでしまいました!





Joyces Craft Shop:

https://joycescraftshop.com/

2019年7月30日

Pottery Garden in July (7月の庭)

 ご機嫌いかがですか?
5週間ほどの出張から戻ると庭は一気に夏の装いになっておりました。不在の間にポタリーのスタッフたちがせっせと草むしりをしていてくれたおかげで例年のようなジャングル状態には至らずほっと一安心。

暑くなる前の早朝と陽射しがかげり始める夕刻にお庭仕事に勤しんでいます。

6月にはまだバラやクレマティスがきれいでしたが今は形を潜めルドベキアやアキレアが大きくなっています。
とりあえず倒れた花たちに支柱を施したり枯れた枝を切ったりしてお掃除をしたらさっぱりきれいに整いました。
1年草の花たちが去った後の空間に明日また新しい花を仲間入りさせます。




おまけの写真。柿の木。
昨年大きく剪定をして余分な枝を落とし木を一回り小さくしたら今年は大豊作です。
猛暑の毎日ですが庭は秋の準備を始めた様子です。

2019年7月29日

父の命日

 今日は父の6回目の命日。
毎年今日のためにスタッフの聖子ちゃんと真野さんからお花がどっさり届けられます。
長い出張から戻り少し体調不良だったこともあり私はうっかり忘れていたのでびっくりするやら嬉しいやらで早速ブーケを抱えて父に報告に参りました。

お花をいただくことはもちろんのことですが何よりも今でも父のことを覚えていてくれることが嬉しくて感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとう。
 花のセレクトはもちろんアトリエドゥフルールの徳原さん。元気が出るようにと大きな明るい花でまとめてくださいました。

右のオレンジの玉は花びらの落ちたエキナセア。ブルーの瑠璃玉との組み合わせが絶妙です。

エキナセアの言葉は;
深い愛。貴方の痛みを癒す。

今日の心境にぴったり。
シャープなエリンジウムと柔らかいケイトウの組み合わせから花の世界ではもう秋の準備を始めていることを感じます。

エリンジウムの言葉は;
秘めたる愛。

2019年7月28日

パステル画クラス

 おはようございます。
毎回奇数月の最終土曜日に開催されるパステル画クラス。蒸し暑いお天気の午後を涼しいティールームで思い思いにパステルを走らせました。
 描いていて息詰まると白鳥先生の魔法の一本が紙に落とされまたするすると進むことができます。

 各々の個性を面白がってくださる先生の指導のお蔭で皆さんのびやかに描いています。
描くことが楽しくて集まっているお仲間たちなので回を重ねるごとに作風も素敵になってきました。

今回の作品たち。どうぞご覧くださいませ。








 おまけの写真。
本日のお菓子はサマープディング。
毎年この季節に登場する夏のお菓子です。
食パンをベースに作られるので出来上がりはどっしりと重たく一つでお腹がいっぱいになります。

只今ポタリーではパステル画教室の他に水彩画教室、チャイナペインティング教室等、描くをテーマにしたクラスを開催しています。

ご興味がございましたらぜひお問合せください。


2019年7月26日

Pottery Gallery in July (フランスブロカント&英国アンティーク展)

 ご機嫌いかがですか?
一昨日イギリスから帰国いたしました。長い旅を終えてポタリーに戻りほっと一息。留守の間もスタッフ一同でしっかりお仕事をしてくれていたおかげで帰宅早々に楽しいイベントの開始となりました。

今月のポタリーギャラリーではフランスブロカントと英国アンティークのコラボレーションです。古き良きモノたちとの出会いぜひお出かけください。

期間:7月26日(金)~8月10日(土)
   11:00~17:00
   但し毎月曜日は定休日とさせていただきます。

柔らかく優しい雰囲気の漂うフランス製のアンティークたち。お隣の国、英国とはまた異なる味わいを出しています。


 こちらはイギリスから届きました。
大人可愛いアンティークたち。ユーモアたっぷりのお品をぜひご覧いただきたいです。

ギャラリーを開いていて幸せなのは美しいもの楽しいものと出会えること。これに尽きますね。


2019年7月23日

The full Irish Breakfast (朝ごはん)

 おはようございます。
アイルランドの朝食をご紹介します。
写真はFull Irish Breakfast。English Breakfastと同じようですがマッシュルームの代わりに必ずついてくるのがブラックプディング(写真左手前)。アイルランドの人々はプディングと言いますが実際は豚肉にハーブやスパイスを入れたソーセージです。ブラックプディングには豚の血も入っているため黒く見えるのですね。
寒い国らしいヘビーフードです。
スモークサーモン&スクランブルエッグも定番のお料理です。
朝から贅沢なお味を楽しみます。

 こちらはチーズプレートの朝食。
旅行中にたくさんのヨーロッパからの観光客に出会いました。大陸の人々が好むチーズの盛り合わせ。朝からワインをいただきたくなりますね。

こちらはビーンズとフムス、お豆のバリエーションで作られた朝食です。私にはちょっと物足りなくてポーチドエッグを追加しました。

最近のヨーロッパではビーガンのためのお惣菜がスーパーの棚を埋め尽くすほどビーガンフードが大流行です。日本にいるときはあまり見かけないので興味深くいただきました。









今回の旅も終わりに近づきました。様々な場所で珍しいものを沢山いただいたけれどそろそろ日本食が恋しくなりました。さっぱりした白いご飯が懐かしくなるのは日本人ならではですね!



2019年7月20日

The nature (アイルランドの自然)

おはようございます。
アイルランドへ来て数日で親しい友人ができました。彼女の家の近くにスターウォーズの撮影場所だった半島があると聞きミーハーな私は早速出かけてみました。

 アイルランドの西海岸は大西洋を望む豊かな自然に恵まれています。3億年前にこの島が出来たときから今日まで海が入江や半島の形をユニークに変え続けたおかげで世界有数の景勝地になりました。
100年程前は貧困と飢餓が溢れたくさんの人々がアメリカ大陸へ旅立った場所でもあります。
長い間イギリスの一部として支配されてきたため英国のような煌びやかな文化は見られませんが見たこともないような大自然に出会えます。観光がこの国の財政を支える経済資源であることに納得します。

 映画スターウォーズ、The Last Jedi(最後のジェダイ)を観たとき最後のシーンで映る場所は何処かしらとずっと思っていました。ここだったのですね!


https://nerdist.com/article/star-wars-the-last-jedi-filming-locations-how-to-visit-ireland/

2019年7月19日

Irish Food (アイルランド料理)

 ご機嫌いかがですか?
旅に出るとご当地の食べ物を食べたくなります。アイルランドの伝統的なお料理ラムシチューを早速いただいて参りました。ラムの代わりにビーフを使うお店もありますがラムがトラディショナルだとのこと。人参やスウィード、オニオン等Root Vegetable(根菜)をざく切りにし時間をかけて煮込んだお料理です。主食のジャガイモはマッシュポテトに変身しどっさりシチューに載っておりました。体が温まりお腹も一杯になります。これをギネスと一緒にいただきます。




 海に囲まれたお国柄、漁業も盛んです。町のあちらこちらでSeafoodの看板を掛けたお店を見かけます。西海岸のDingleのFish Box。その名前の通りボックスに入ったシーフードをいただきました。
2種類の魚の揚げ物、イカリング、シュリンプにポテト付で¥2,000。一人では食べきれない量です。

また 魚や貝の残り物で作ったチャウダーは絶品のお味です。

Fish Boxはフラナリーファミリーで経営している人気店です。お味はもとより接客も丁寧で親切。また訪れたくなるような素敵なお店でした。









アイルランドもEUの一員になって以来様々な国の人々が訪れ多様なお料理が見られます。アラン島でもパスタやピザのお店が大繁盛でした。とはいっても古くから残る伝統料理はもちろん健在。トラディショナルフードからアイルランドの暖かく気取らない文化やお人柄が感じられます。