2022年7月23日

Old folk houses (古民家探訪)

 

夏休みをとって奥飛騨へ古民家を訪ねてまいりました。民家と自然が一体になった美しい景色を見ながら日本の家の原点を探す旅になりました。





山間の集落。木の里だけあり贅沢な木造りの家が並びます。




東西に長く南北に開口部がある家。シンプルな形ですが日本の風土に合った造りです。









玄関を入ると広い土間が出迎えます。現在は土間コンクリートで綺麗に仕上がっていますが昔は土のままでした。夏に涼しくて冬は暖かい土の床は究極のエコですね。







100年前の建具やさんのお仕事を垣間見る障子。一分の狂いもなく今も現役を張っています。












囲炉裏には煙突がないため煙は梁や天井を黒々と染めています。家族のLDKとして、お客様をもてなすラウンジとして大活躍してきた部屋です。







縁側。
この様な贅沢な空間を近年は見ることが少なくなりました。断熱のために作られたスペースは内部の部屋へ柔らかい光を落とし陰影を楽しむ日本の文化が生まれました。

古民家探訪、まだ続きます。
またご報告いたしますね!






I love old folk houses. The traditional wooden houses tell us the climate and nature of Japan. They are always united with nature.