2022年7月24日

Old folk houses (古民家探訪つづき)

 

奥飛騨から高山へ向かう街道沿いで見かけた古民家。築150年の茅葺屋根の家は数年前まで放置され崩壊寸前だったそうです。

建物は有志によって耐震補強を施され従来の姿を残したまま蘇りました!

濡れ縁に沿って縦に入っている壁が耐震壁です。補強材の木も既存の壁に合わせてあるので違和感なく収まっています。


内部は外から見るよりずっと広く感じます。収納のためのクローゼットや家具が少ないせいですね。
囲炉裏中心の家族のLDKの無垢の床。経年し一層迫力がでていました。










こちらは寝室。畳一畳の小さなベッドの上に夜具や着替えを入れていたらしい柳行李がひっそり置かれています。モノがあふれて収納が困るほどの現代人と異なり昔の人々の足るを知る暮らしぶりを垣間見ました。










The old folk house which I met by chance has been ruined as it was forgotten for a long time. Now it's renovated as before and reinforced with structural walls.