2016年3月14日

今日感心したこと。

皆様ご機嫌いかがですか?

久しぶりの休日。友人とふたり、伊豆城ケ崎海岸近くの知人の家へ出かけました。 伊豆高原まで生まれて初めて踊り子号に乗って大船からほんの1時間半の旅の予定でしたが熱海を過ぎたあたりから列車の速度が落ち始め途中で停まってしまいました。2時間遅れで伊豆多賀の駅でようやく外にでることができましたが復旧の見通しが立たないためバスで熱海に戻ることにしました。

後で聞くところによると伊豆多賀駅での信号故障が原因とのことでした。



十分な説明のアナウンスも無く悪天候の中長く歩いてバス停までたどり着いた乗客たちは誰も騒がず折り返しのバスを待っています。 お互いに助け合ったり言葉を交わし合ったりいたって和やかです。


電車の遅延などということは大きな問題ではないかもしれないけれど、自己主張をはっきりする他国では声を荒げたり騒いだりする人々も多いかと思います。


何か困った事態に直面したときの日本人くらいお行儀の良い民族はいないなとふと感心しました。








これはおまけの写真。
お天気も良く電車も順調に動いていたら今日見ることができた景色です。本当に残念。
また先の楽しみにいたします。

2016年3月13日

Pottery Garden (春の足音)

皆様ご機嫌いかがですか?

雨が上がり久しぶりにお庭に出てみるとあちこちから水仙が顔を出し始めたことに気づきました。ここに植えた記憶はないのにいつのまにか増えています。
夏の終わりに球根たちにたっぷり栄養をあげたお蔭ですね。

正直な植物たちはお手入れをしてあげるときちんとお礼をしてくれます。
 最近植え始めたアネモネ。寒い時期に鮮やかな花を咲かせてくれるので地味な冬の庭が元気づけられます。アネモネは宿根草なので来年もまたこの時期にお目にかかれますように。

今年は八重の園芸種をたくさん入れたのでどのくらい残ってくれるか今から楽しみです。





花が終わった後のヒヤシンスは別の鉢に移して灰をかぶせておくとまた翌年にきれいな花をつけるとBBCのガーデニングプログラムで学びました。

春から夏、秋にかけてずっと灰の中に潜んでいたのにやはり言われた通りムクムク大きくなってきました。

先人の知恵に学びます。
 こちらはおまけの写真。

春は枝ものの花が素敵です。
普段見過ごしてしまいそうなボケの花も低めの花器に入れるとまた異なる表情を見せてくれます。

下の写真は梅の花です。

花はもとより枝の動きの美しさがテーブルを華やかに見せています。

何も花がついていなくても枝や葉だけでもこれだけ主張できるのですね。



2016年3月12日

雄弁な花たち

 皆様ご機嫌いかがですか?

”花を買う”という行為はなんて贅沢で豊かなことだろうかといつもお花を選んでいるときに思います。

お隣のお花屋さん、アトリエドゥフルールに並んでいるお花がコンサーバトリーのガラス越しに見えるのでそれだけでも十分に嬉しいのだけれど、花を選び自宅に持ち帰って花瓶に挿すことが楽しくてなりません。

今日は赤いバラと季節はずれの不思議な色の紫陽花を求めました。

赤いバラは正確に言うと濃いピンク。フューシャという色です。赤はどの色よりも表情が豊か。フューシャ色のローズは真紅でないゆえに若々しい雰囲気がします。
ここの周りだけ一気に春が来たようです。



近頃は本当に花の色が様々になり絵を描くようにブーケが作れます。 以前はグリーンのチューリップや濃いパープルのカラーなど見かけることはなかったのに、このように手にとって家で楽しめるようになりました。園芸家たちの努力の賜物ですね。

雄弁な花たちのお蔭で今日も元気をいただきました!



こちらはおまけの写真。
ポタリーのすぐお隣の白モクレンの大木の花が満開になりました。毎年この花を見ることを楽しみに来てくださるお客様もいらっしゃいます。

今年はいつもよりずっと早く咲いてしまいました。

この後鎌倉山では桜が花の盛りを迎えます。

2016年3月11日

Hot water bottles (湯たんぽたち)

 皆様ご機嫌いかがですか?

春の始めは雨が多く寒い日が続きます。三寒四温という言葉の通りですね。

先週までぽかぽか陽気だったのでしまい込んだ湯たんぽを再び出してみました。

写真は100年前のイギリスの陶製湯たんぽです。空っぽでも重いけれどお湯が入ると重さも倍増しベッドに沈み込みます。 最初は温かくて快適ですが明け方にはすっかり冷めてしまい陶器の冷たさも加わりただの冷たい入れ物と化します。

もちろん今は誰も使わないけれど見た目が暖かそうで可愛いのでアンティーク好きには人気です。
続いてこちらは日本の懐かしい金の湯たんぽです。
熱いお湯を入れると手で触れないほど熱くなりますがカバーにくるんでお布団に入れると朝になってもまだほんわか暖かい優れものです。

レトロで懐かしい雑貨ですね。
写真のクマの湯たんぽはイギリスの会社がインドで作ったものです。(カバーは韓国製) ゴムの湯たんぽにお湯を入れクマに着せます。

息子が小さいとき使用。
現在はバーティ用となりました。
クマが枕にしているモノはドイツ製の湯たんぽです。
中に樹脂のチップが入っており電子レンジで温めて使います。

イギリスでも同じようなものを見かけました。そちらは中にラベンダーが入っているので電子レンジで温めると良い香りがたちます。

お湯をわかしてゆたんぽを作る。
ベッドに入る前のひと手間で良い夢が見られるかもしれませんね。

2016年3月10日

Italian Restaurant GIRINO (江の島のイタリアンレストラン)

 皆様ご機嫌いかがですか?
つい先日の春の陽気が嘘のように寒い冬空の鎌倉山です。

今日は友人に誘われ江の島にできたイタリアンカフェレストランに出かけました。
友人のお話に聞いていた通りの落ち着いた大人の雰囲気のお店です。

入り口に立てかけてある渋い黒板に今日のパスタとメインが記されていました。


 玄関ホールでスリッパに履き替え店内へ向かいます。
南向きの窓から庭園を観ながらゆったり和やかにお食事できます。

お店の内装も既存の建物の雰囲気を損なわず自然にしつらえているので居心地満点でした。

テーブルの上のお花もナチュラルで好感が持てますね。


 3種類のセットメニューから選びます。

私たちは2,100yenのプチコースにしました。

写真に見られるようにプチなので一品が少量ではありますが種類がたくさんで女性向きなコースになっています。

オードブルはマグロに始まり牡蠣のゴマ和えなどシーフードにつづき野菜たっぷりのお料理が出されます。

パスタもメインもお魚中心でしたがソースがレモンとジンジャーベースでフレッシュ。
体に優しいお料理をしっかり楽しみました。

イタリアンカフェレストランGIRINO(ジリーノ)は小田急線片瀬江の島駅から徒歩5分です。
ぜひお出かけくださいませ。
https://retty.me/area/PRE14/ARE34/SUB31304/100000733241/






こちらはおまけの写真。

小田急線片瀬江の島駅。
50年もこの近所に住んでいるのに駅で待ち合わせをしたのは初めてでした。

中華街に来たような建物ですね~。



2016年3月9日

Shop around the corner (ご近所のお店)

皆様ご機嫌いかがですか?
以前もご紹介いたしましたがポタリーのご近所にある素敵なお店、ベッドッフィッターさん。 バーティとのお散歩コースに位置しているのでしばしば立ち寄りお店の中を見せていただいています。
店内にはオーストリア直輸入の木の香りのするベッドにぴったりのルームグッズが並んでいます。こちらのオーガニックコスメもその一つです。 オーストリア、ザルツブルグから届いたMARIAS(マリアス)はその名のとおり、マリアさんという女性が友人や家族のために自分の土地で育てた草、木、花、果実を活用して手作り化粧品を作ったことから生まれました。


広大な有機農耕地で自給自足の生活をおくりつつ育てた花や果実で化粧品を作る。なんて素敵なのでしょう。

生活に必要なものを自分の手で作る暮らし。
憧れます。




こちらはおまけの写真。

お店の外でじっと待つ仔。

2016年3月8日

Mother's Day in England (英国の母の日)


 皆様ご機嫌いかがですか?
今年の英国の母の日は3月6日(日曜日)でした。
日本では5月の第二週日曜日と決まっておりますがイギリスではイースターの日の3週間前の日曜日と決まっています。基準になるイースターが春分の日の後の満月の日が過ぎた最初の日曜日なので月の満ち欠けによって毎年少しずつ異なります。
月に影響されるなんてユニークな決め方ですね。

今年はうっかり2日過ぎてしまってからHappy Mother's Dayのメッセージを友人に贈りました。

 母の日はバレンタインデーよりお花屋さんが大忙しの日だと言われます。私の友達たちもきっとお母さんにお花のプレゼントをしただろうなと微笑ましく思いだしました。

Happpy Mother's Day!