2025年7月10日

Summer tradition (鎌倉の夏)

 

毎年恒例の海開き。7月1日から2ケ月間、鎌倉では海遊びをする人々で賑わいます。

鎌倉市を上げてゴミの処分を心がけているお陰で浜も綺麗。ボランティアの方たちがお掃除をしてくださったお蔭です。



私たちは海で遊ばないけれどこの期間は大好きな海の家へしばしば出かけます。中でもハマっているのがタイ村。タイの人たちによるお料理の美味しさや彼らの人懐こい笑顔に誘われます。気楽で開放的な雰囲気が何よりの魅力です。



そして海風に吹かれながらぼんやり水平線を眺めるのは至福の時間。
そういえば以前の浜辺は水着を着た人々が所狭しと日光浴していたけれど近年続く猛暑のせいか昼間のビーチは閑散としています。
夏の風物詩、海の家が元気に存続できますように。皆様ぜひ遊びにいらしてくださいませ。

One of Kamakura's Summer traditions is beach houses. We have 4 bathing beaches, from Koshigoe to Zaimokuza.  We often visit Yuigahama beach for Thai village where we see friendly Thai people and have their cuisine.  Look forward to them this summer as well.
おまけの写真。
由比ヶ浜のカラスたち。浜に残されている私物の番人になっていました。

2025年7月8日

Traditional English Cakes (イギリスのケーキ)

 

奥川伊津子ティーセミナー。本日は英国のお菓子、キャロットケーキの実演です。

日本でも近年スコーンを始めイギリスの伝統的なケーキが脚光を浴びてまいりました。キャロットケーキもその一つ。スコーンと同様に粉の配合や中に入れる素材の違いで千差万別のお味を楽しむことができます。人参のケーキという名前からもヘルシーなイメージが伴うケーキを本日は奥川先生のレシピで作りました。




スポンジの中身に人参、バナナそしてサルタナレーズンを加えるのが奥川流。ポタリーのキャロットケーキとまた異なるレシピに興味深々でした。











材料を揃えたら順番にボウルに入れて攪拌します。ワンボウルで手軽に作れることが大事。忙しいイギリスのお母さんたちが作るお菓子は手間暇を掛けないこともポイントのひとつです。










180度のオーブンに入れ45分。じっくり焼き上げます。













冷めたケーキにバターとクリームチーズのトッピングを施し出来上がり。トッピングもお好みで変更可能ですが大体バタークリームが主流の様です。











直径20㎝の大きなケーキが焼きあがりました。真夏のお昼間は暑いのでバタークリームが溶けてきたけれどそれも美味しそうに見えますね。







午後のお茶の時間に英国の各地でいただいた大きなざっくりしたケーキを思い出しました。
英国菓子らしい大きさと食感にまたすぐにイギリスに行きたくなりました。

Traditional English cakes must be always easy to make as busy mothers bake for families. Carrot cake is one of my favorites which we enjoy different tastes by not only carrots but additional ingredients.





おまけの写真。
本日のお昼ごはん。奥川先生特製のスリランカ料理でした。先日国立のお教室で作られたものを拝見し思わず美味しそう!とコメントをしたところ早速作ってくださいました。ケーキだけでなくお料理が美味しいこともこのセミナーの人気の所以です。














2025年7月6日

July Garden (Royal Kew & Pottery Garden) 7月の庭たち

 

先日訪れたLondonのキューガーデン。

キューガーデンには4つのゲート(入り口)があります。画像はビクトリアゲート。広大な庭園は一日では回り切れませんがこちらのゲートから入るとほぼメインのお庭を見ることができます。





Kew GardenのシンボルのようなPalm House(温室)。18世紀にプラントハンターたちが持ち帰った植物たちの博物館です。現在では同じ属の植物の遺伝子を解明し分布の範囲や成長の変化など様々な植物の歴史の研究がされているそうです。




主に亜熱帯地方の植物画が中心に展示されているMarianne North Gallery(マリアンヌノースギャラリー)では遠足に来た子供たちと遭遇。子供のころから本物を見る目が養われる環境で勉強できるのは幸せですね。

お薦めのギャラリーなのでぜひお訪ねください。




両サイドに様々な季節の花がそよぐBroad Walk。薔薇は終わりかけていましたが夏の花で賑わっています。
















花のみならず葉の色も風景の一部として植えられた花壇の色合いにキューガーデンのガーデナーたちのスキルの高さを再認識しました。何気なく設置されているフェンスにも植物への敬意が感じられますね。






代わってこちらはポタリーの7月の庭。キューガーデンで見たものと同じ色合いのヘメロカリスが咲きました!










ヘメロカリスとエキネシア。
夏の花たち、続々登場です。









毎年6月から7月に庭を元気にしてくれるクロコスミア。













涼し気な白いモナーダとフロックス。

先代バーティの薔薇、2番花が咲きました!













キューガーデンに咲いていた花たちに私たちの小さな庭で再会し何だかLondonがとても懐かしくなりました。

I saw flowers in our garden as same as they were blooming at Kew Garden in London. They are part of my good memories in England and already look forward to next visit.

2025年7月4日

Memories of England (英国の思い出)

 

先月末にイギリスから帰国し早くも1週間が過ぎてしまいました。滞在中は連日お天気に恵まれ夏の英国を楽しんで参りました。

これから少しずつ旅の出来事を報告しますね。







今回の旅では行く先々でキッチン付きのアパートを借りホテルと異なる楽しみを享受して参りました。
どちらの家もオーナーの個性の出たインテリアを存分に楽しめました。
写真はオックスフォード郊外Barford近くのフラットです。2軒の大きなスーパーマーケットの間にあったのでお買い物も困らず助かりました。

玄関を入ると左右にダイニングとキッチン。廊下の間に2つのベッドルームのあるシンプルな造りです。




ダイニング。
2人には大きすぎるテーブル。
こちらで仕事もさせてもらいました。












リビングスペースも広くて快適。













こちらのオーナーのセンスで各部屋にユニークな壁紙が使用されていました。









キッチンのサイドボード側にも大胆なクロス。









キッチンも充実しておりお料理することが楽しかったです。









私のベッドルーム。













友人のベッドルーム。













バスルーム。
私はシャワーだけで満足でしたがその後使用した友人がたっぷりのお湯をバスタブに張っていたところ途中から水になってしまったとのこと。今でもイギリスの田舎の家ではお湯を使いすぎると水になる現象が起こること再認識しました。

温泉大国日本のお風呂の豊かさをも再認識する機会となりました。





おまけの写真。
お隣のスーパーで購入したチキンでローストチキンを作りお夕食に。卵やチキンはフリーレンジ(放し飼い)のせいかお肉が元気です。

The apartment which we stayed were fully equipped and spacious.  We enjoyed shopping at the supermarkets which had various selection of foods.





















2025年6月28日

Trip to England London (英国への旅 ロンドン)

 

旅の終わりはいつもLondonで数日過ごし懐かしい友人を訪ねたりお買い物をします。

友人へお花を贈りたくてBond Streetの花屋さんへ。







朝のボンドストリート。
コロナ禍以来ホームオフィスで仕事をする傾向でしたが在宅だとコミュニケーションが希薄になるため最近はオフィスへ出向いて仕事をする人が増えてきたそうです。

歩いているおじ様たちもカッコよくて思わずパチリ。








Selfridges(セルフリッジズ)の中に素敵な花やさんがあったことを思い出し行ってみます!









お花を買うことは贅沢で幸せなことですね。
友人のためにあれこれ選ぶのも嬉しい作業です。












日本の盆栽や多肉植物なども店頭を賑わせていました。お庭の少ないロンドンのフラット暮らしの中で観葉植物の人気が高まっているそうです。











素敵な花たちの中で好きな花を選ぶのは指南の技です。色を統一し優しい大きなブーケを作ってもらいました。

Operaの先生をしている友人へ。ゴージャスな彼女にぴったりな花束が出来て嬉しいです。





ビクトリア時代に建てられたというフラットのダイニングテーブルに飾っていただきました。

Visit to Flower shop is one of my favorite things to do. Flowers send us elegant power and make us please.












おまけの写真。
こちらはまた別のお花屋さんで。2週間まえに股関節の手術をした友人のお見舞いのためのブーケです。









お洒落な彼女のダイニングテーブルにピッタリの花器に飾ってもらいました。お花は贈る人も贈られる人もどちらも幸せにしてくれるパワーがありますね。






2025年6月25日

Trip to England Oxfordshire (英国への旅 オックスフォード)

 

コッツウォルズでの旅が終わりロンドンへ戻る日に以前からずっと訪ねたかったガーデンへ寄り道をしました。

Rousham House & Garden. 建物自体は1600年中頃建てられました。その後18世紀に建築家のWilliam Kentによりゴシック様式に改装され今の姿になりました。邸内は予約をしないと見学できませんがお庭は夏の間だけ一般に開放されています。





薔薇の季節は終わりかけていたけれど宿根草の夏の花たちが咲き誇る美しい庭です。












植物の選び方、配色、植え方などどれも素晴らしくて勉強させてもらいました。












広大な敷地の中で生け垣やレンガ塀に囲まれお花畑は秘密の花園のようにロマンティックな設えです。風を受けることなく穏やかな陽ざしが降り注ぐ花たちのサンクチュアリ。










一番感激したのは丸い鳩小屋をぐるりと取り囲むように実の生る木が植えられていることでした。ローシャムでは他に野菜畑や果樹園もあり邸内で食べるものを作っています。










小屋の入り口付近にはチェリー(桜)が植えられ壁を這うようにサクランボがなっています。春はきっと壁が真っ白に見えるほど花が咲くのだろうと想像しただけでワクワクします。











桜の木の隣はFig(洋ナシ)。こちらも壁面を這わせています。












最後の1本はイチヂク。ポタリーでも真似をして壁面に這うように剪定しています。
木はどの様な形にも作り込めることを英国のガーデナーたちに教えてもらいました。










秘密の花園を外れると庭はWoodlandへ。元々の土地の形や木を生かしたランドスケープガーデンへ繋がります。
Raushamの庭はイギリスで初めて景観を取り込んだガーデンだとのこと。










庭内を流れる小川から引き込んだ水で作られた水場。












自然の形を壊さず景観に合う庭づくり。Rousham Gardenの大きな魅力のひとつです。
オックスフォードへいらっしゃることがありましたらぜひお訪ねください。お薦めのお庭です。
Rousham Garden is famous for not only for flower gardens, but also natural landscape.