2024年1月31日

The last day of January (1月最後の日)

 

1月最後の日。すっきり晴れ渡りました。真冬の澄んだ空気のお蔭で空とそれを写す青い海の美しさにしばしば見とれました。





先日、友人に誘われて葉山にオープンしたお洋服やさん(45r) を訪ねました。










友人がこちらのブランドの服を愛用しているのでお伴でついてきたのですが洋服はもちろんのこと立地と建物のユニークさにとても惹かれました。

都内でも見かけるブランドですが葉山店ではこの風景と共に暮らせるデザインとクオリティーにこだわった品揃えだと聞きました。カジュアルだけど上質がコンセプト。
通販でも購入できるけれどここまで来てこのお店で商品を求めたいなと思わせる素敵さでした。
これからのお店の在り方を考えさせられました。



入り口の駐車場脇のキッチンカーが目印です。暖かい日だったから外でお茶をいただき春の陽射しを楽しんで参りました。

The last day of January. We have had good spells during this month. We see the spring is coming!





2024年1月28日

Spring messenger (春の使者)

 

毎年1月末になるとひっそり顔を見せるポタリーのスノードロップ。同じ場所で同じ姿で挨拶に来ます。庭づくりを始めたころはこの辺り一面に白い花が咲くことを夢見て沢山の球根を仕込みましたが夏の暑さでほぼ全滅してしまいました。何度試みても同じだったので泣く泣く諦めましたがたった1輪だけ残り必ず咲いてくれます。

春の使者としてイギリスで大切にされる花。花の言葉は希望と慰めとのこと。




最近になってイギリスからもスノードロップの開花情報が頻繁に入ります。今日の様な寒い曇り空の日のことをポタリーではEnglish winterと呼んでいます。イギリスの冬。群生するスノードロップが咲き始めると春が近いことを感じます。

I hear the news of snowdrops that start blooming in English woodlands. They are the spring messenger to tell us it will come soon.



2024年1月27日

British foods (イギリスの伝統的なフード)

 

ポタリーカフェの定番フーズのひとつ、ソーセージロール。コーニッシュパスティと並ぶ英国のお弁当です。手で摘まんで気軽にいただけるのでピクニックの定番でもあります。懐かしいイギリスの味を食するたびに英国の風景や人々のことを思い出します。味覚が導く思い出たちです。

ソーセージロールは今週末のカフェで召し上がっていただけます。テイクアウトもできますのでお気軽にご来店下さい。

British foods are casual and tasty. They remind me of lovely memories in England. 


さて、写真は2023年5月に奥川伊津子先生のティーセミナーで登場したピクニックランチのひとつ、手作りソーセージです。手で摘まめるサイズで作ってあります。










サンドイッチも手を汚さず口に入りやすい大きさで。








バスケットに詰めて出来上がり。
ご近所の公園でもお庭でもバスケット入りのお弁当を持ってランチをするという非日常的なイベントを今年は沢山したいなと思います。

さて、5月14日開催予定の奥川伊津子ティーセミナー。今年もピクニックティーとそれに伴うフードが登場します。季節感のあるクラスなので今から楽しみです。
まだ残席がございますのでぜひご参加ください。







奥川伊津子ティーセミナーClass 2:シーズンで楽しむお茶とティーフード

3月12日 イースターティー、イースタービスケット製作
5月14日 ピクニックティー又はアイスティーのアレンジ、ピクニックフード
9月10日 スパイスいっぱいのホットティーアレンジ。夏の疲れを癒すお茶たち
11月12日 ポットフルーツティーで楽しむクリスマス。フルーツたっぷりの濃厚なお茶を作ります。

開催場所:ハウスオブポタリーカフェ
参加費用:全4回¥32,000(税込、プチランチ付き)
お問合せはハウスオブポタリーまで(0467-32-0109)お願いいたします。








2024年1月24日

A nice cup of tea 続き (奥川伊津子ティーセミナークラス2)

 

寒い毎日。バーティのお散歩や現場仕事から戻るとまず真っ先に頂くのが温かいお茶です。私は濃いめのお茶が好きなのでしっかり抽出したStrong Teaにミルクを加えていただきます。一杯のお茶とそれに伴うティーフーズも元気の源です。

イギリス人のお茶好きには定評がありますが同時に甘いもの好きでもあります。様々な場面で登場するティーフーズにも季節ごとに出番があり英国の伝統を表現しています。




イースタービスケット。カランツなどが入ったサクサクしたお菓子は表面にもお砂糖が振りかけられているのに甘さが程よく紅茶に合う伝統菓子のひとつです。イギリス人はよくドライフルーツを色々な焼菓子に使います。私が大好きなロックケーキもレーズンやカランツがたっぷり入っておりお茶との相性抜群なティーフーズ。いつかポタリーカフェでもお出しできたらなと思っています。




奥川伊津子先生のティーセミナーのクラス2ではお茶と相性の良いティーフーズをご紹介します。
まだ残席がございますのでぜひご参加くださいませ。
開催場所:ハウスオブポタリーカフェ
参加費用:全4回¥32,000(税込)
日程:
3月12日 イースターティーとビスケット
5月14日 ピクニックティーとピクニックフード
9月10日 夏の疲れを癒すスパイスティー
11月12日 ポットフルーツティーとクリスマスフード
お茶に寄り添うティーフードを楽しむセミナーです。お問合わせはハウスオブポタリー(0467-32-0109)までお願いいたします。

A nice cup of tea always encourages us to keep going. The British traditional tea foods always make a perfect combination together with teas. 












2024年1月21日

A nice cup of tea (ハーブティー)

 

日本では古来からお茶は身近な飲みものとして楽しまれています。中世時代に生まれた茶道はお茶をコンセプトに立ち居振る舞いから器に至るまで奥深い日本の文化として受け継がれています。
代わって英国に紅茶が紹介されたのは17世紀以降とのこと。当初は高価な飲み物だったので庶民たちの朝の食卓や午後のお茶に登場する機会はなかったようです。華やかな社交の一環で行われるアフタヌーンティーも19世紀に貴族階級の間で始まったものです。では一般庶民たちは何をのんでいたのでしょう?イギリス人の友人に尋ねた時彼女は笑いながら、「We used to drink a grass. 」草を飲んでいたと言いました。


後でよく聞いてみたら草とはハーブのこと。一般庶民はハーブティーを飲んでいたのですね。庭先に育っているハーブたちにはそれぞれに効用があり上手に使い分けていたようです。

さて、ポタリーカフェでご紹介する冬バージョンのハーブティー。体を温め免疫力を高める効用のある薬草がブレンドされています。優しいお味と香り。ハーブならではですね。

A nice cup of herb tea has many effects to not only make us relaxed but also keep our health. But the best that I love is its scent. 


2024年1月18日

Art class (パステル画クラス)

 

松の内が明けポタリーギャラリーでも平常営業が始まりました。今年も明るい空間で様々なイベントやクラスを開催します。

先日のお着物クラスに続いて本日はパステル画。今年から奇数月の第3水曜日に変更になりました。午後の数時間をコンサーバトリーでお喋りしながら思い思いに描きます。





年頭なので基本のおさらいをするため最初は皆で林檎を描くことにしました。正確に描く練習にリンゴや卵は最適だそうです。
先日のお着物クラスでも基本の大切さを感じました。何年もパステル画を描いているけれどなかなか上手にならないのは基礎がゆらゆらしているためかしらと反省しきり。







紅玉りんご。













フジりんご。

同じ林檎でも書き手によって見え方が違うのが面白い所ですね。










パステルの素敵な点は指を使って色を載せたり消したりできることです。手は汚れてしまうけれど五感が刺激を受け体と頭が元気になります。
そして絵が描けるのは心が安定しているから。幸せだからなのですね。

There are some stimulating classes which are held at the gallery. Pastel painting is one of them. 
We get together for painting every 3rd Wednesday of odd month from 13:00 to 16:00.

























2024年1月16日

Fashion Lifestyle (着物文化)

 

2024年から新たに開催することになった着物の教室。いつも美しく着物を着こなしている友人のルリ子さんが先生なので気軽に参加してみました。

Kimono is a traditional fashion lifestyle in Japan, which makes us please to show various colors and designs on the fabrics.
I am impressed by the elegant Japanese fashion culture.




着物は風土に根付いたファッションとして長い年月の間日本の女性たちを美しく見せてくれています。着物好きだった母は若い頃普段も和装をしていたのに娘の私は何も学ばず袖を通すこともなく歳を重ねてしまいました。

ルリ子先生がお稽古用にとお持ちくださった数枚の着物たち。はんなりとした風合いに心ときめきました。












6回のコースで基本の着方を学び普段着を一人で着られるように指導をしていただきます。
今日は初回なので紐の〆方に始まりようやく長襦袢に手を通すところまで学習しました。きちんと紐が締められると着物の形が崩れないことが良く分かります。基礎ができていないと応用は効かないということですね。








半襟が変わるだけでも雰囲気が変わります。昔の女性たちは奥ゆかしいお洒落を楽しまれたのですね。

着物の柄や色、帯との組み合わせ、小物の美しさなどから日本のファッション文化の華やかさに触れました。次回のクラスでは着物に袖を通せるかしらと今から楽しみです。
またご報告いたします。







2024年1月14日

Afternoon tea (アフタヌーンティー)

 

ポタリーカフェで大人気のアフタヌーンティー。英国では午後4時に頂くティー(軽食の意味でもあります。)ですがポタリーでは午前11時半のオープンからご注文をいただいています。ボリューム満点なのでお昼ご飯代わりにもなるのですね。






定番のスコーン。温かいうちにお召し上がりください。

アフタヌーンティーが女性に人気である理由のひとつは美味しいものを少しずついただきたいという女心にぴったりフィットするからだと思います。私たちも毎回少しずつ違うお味と見た目を楽しんでいただけるように頑張っています。





おまけの写真
近年のアフタヌーンティーブームにより湘南スタイルが特集を組みました。
鎌倉周辺の美味しいカフェ情報が満載です。どのショップもオリジナリティがあり素敵だなと感心しぎり。
お休みのときに訪ね歩く楽しみが増えました。








ポタリーのアフタヌーンティーも掲載中です。

Since the 19th century afternoon tea has been a popular traditional event in England, especially for women. Women like to be able to sample various tasty foods and teas in small and delicate portions.










2024年1月13日

English taste (ポタリーの週末カフェ)

 

ポタリーの週末カフェ。本日から通常営業を開始いたします。焼菓子やお茶、コーヒーの香りの漂う店内でまた1年頑張ります。





ランチの前菜も春らしい色合い。お食事のテーブルでは色も大切なエッセンスですね。皆様に楽しんでいただけますように。











冬休みの間に昔訪ねた懐かしいカフェ巡りをしました。どこのお店も皆頑張っており変わらぬ味と雰囲気を残していました。懐かしい友人に再会したような嬉しさ。お店を継続することの大切さを再認識しました。


Pottery's weekend tearoom is now open.
We serve you the traditional English foods.
Please come to enjoy the unfailing taste.







2024年1月12日

Japanese festival (戎祭)

 

毎年1月9日から11日の3日間、商売繁盛家内安全を願う人々で賑わう十日戎祭(えびすまつり)。七福神の中でも福々しく笑顔が可愛い戎様が大活躍する日です。

元々は関西発祥のお祭とのことですが東京でも1月20日から浅草廿日戎(はつかえびす)が開催されます。






気取りのない庶民のお祭。パワー全開です。
今年は年頭から大変な幕開けとなりましたが戎詣でで元気をいただきお賽銭箱にお金を納めながら今年もどうぞ良い仕事ができますようにと祈願して参りました。
こうして普通に仕事ができる毎日がどれ程ありがたいかを実感してます。

Ebisu Matsuri is the festival to pray for prosperous business and well-being of families. 






2024年1月7日

January garden (1月の庭)

 

1月の庭は寡黙です。ひっそりと静かに春を待つ淑女のような美しさ感じるのは優しい冬の光のお蔭かもせいかもしれません。







暖かい日が続くうちにお庭の整理整頓をいたします。
お掃除をしてさっぱり綺麗になりました。
この時期の庭は何もないように見えますが良く見ると小さな芽が沢山顔を出してきました。






5月にはこの様になること今の様子からは想像が出来ないけれどちゃんと戻ってきてくれるから庭仕事はやめられませんね。







January garden doesn’t tell us a lot. However, I know it is busy preparing things for the spring.  Look forward to seeing them soon.

  









2024年1月5日

Back to work (仕事始め)

 

お正月休みが終わりバーティも出社。定位置で皆様をお迎えしています。(嬉しくて吠えてしまう癖は治りません💦)

先日お散歩途中に出会った方に犬を飼うことは認知症予防になりますよーと言われました。学術的にもわんこと暮らしている人々の方が病気の発症率が低いと聞いたことがあります。

確かに犬から貰う無償の愛情に心慰められ、すべすべの耳や頭をなでているだけで癒されるからあながち間違いではないように思います。私もバーティも新年を迎えてまた一つ歳を取るから私のボケ防止に役立っているかもしれません。

今日もぬくぬくお仕事中。
皆様のお越しをお待ちしています。













Living with dogs is a great fun. We are healed by their unconditional love. 














2024年1月4日

Happy New Year (新年あけましておめでとうございます。)

 

新年あけましておめでとうございます。
年頭に能登から北陸地方にかけて発生した地震で被災をなさった方々に心よりお見舞い申し上げます。1日も早く日常の暮らしが戻りますようにお祈り申し上げます。



ハウスオブポタリーは本日から通常通り営業します。年末にスタッフの聖子ちゃんがインスタグラムにUPしてくれたスイカズラのプレートで今年もスタート。

お休み中に自宅にある食器たちを綺麗に洗い整理をしました。写真のプレートはお店を始めたころアイデンポタリーのDennis (デニスはイギリスの著名な陶芸家)がクリスマスプレゼントに作ってくれたものです。





裏を返すとデニスのマークとサインと日付が入っています。1993年は私が起業して3年目。ひたすら走り続けていた頃です。デニスのお皿はずっと一緒に過ごし私たちとポタリーの歴史を共有しています。









こちらはおまけの写真。
食器の整理をしているときに発見。現在はクローズしてしまいましたが友人のアンティークディーラー、Annが彼女のアンティークショップで使っていたものです。形から灰皿だったことが分かります。RyeにあったAnnのお店ではお買い物の後に必ず暖かいミルクティーを出してくれました。お客様の中にはタバコを吸われる方もいたのでしょう。







裏を返すとこちらにもDennisのマークが。1979年12月17日と描かれていました。デニスがアンに贈った一品。1979年当時はまだタバコを吸う方が沢山いたのかもしれません。デニス自身ヘビースモーカーでした。
アンがお店を閉めるときに私の荷物の中に入れてくれました。灰皿として使ったことはないけれどティーポット用のTrivet(鍋敷き)して使用してます。
作品を通して敬愛する2人の先輩たちの歴史を垣間見ることは幸せだなと思います。

DennisとAnnは同い年。互いを尊敬しあう友人です。
二人とも今年93歳になります。今年もきっと会いに参りますね。

Happy New Year!
We start working from today.  The shop door opens as usual.
Look forward to seeing you soon.