皆様ご機嫌いかがですか?
イギリスへ来て以来雨の日が多くてなかなか外で過ごす機会に恵まれなかったけれど今日は久しぶりに陽の光を見ることができました。そこで早速お庭探訪をいたしました。
私が滞在しているRye(ライ)は街中が花でいっぱいの美しいところです。これはここで暮らす人々が各々の自宅の庭や玄関周りをきれいにお手入れをして花を楽しんでいるからです。
アンの庭も例外なくいつ訪ねても季節の花々が美しい色のグラデーションを作りうっとりする景色を作っています。
玄関前の小さなフロントガーデンはクレマティスやバラが放つ香りに満ちています。またここに戻ってこられたことをしみじみ嬉しく思います。
庭づくりには配色と香りの効果がどれほど大切かここでまた確認いたしました。
バックガーデンへ続く小道にはカンパニュラや雪ノ下などの下草が満開ですね。
アンの愛犬のドリーがお出迎えしてくれました。
アンの庭にはドリー以外にもたくさんの野生の動物たちが訪ねてきます。中にはお花の根をたべたり野菜を荒したりするものたちもいるのでドリーは彼らが侵入しないようにしっかり見張っているのです。
羨ましいほど広くてすべての野菜が元気なベジタブルガーデン。食べきれないほどの野菜が取れるそうです。
お庭でお茶の準備をしていたら可愛いお客様が来てくれました。
赤いお腹のロビンです。
人懐こくてそばに近づいてもまったく大丈夫。心なごむお茶会となりました。
2016年6月18日
2016年6月16日
Letter from England (ジェーンの庭)
皆様ご機嫌いかがですか?
友人のアーティスト、Jane Hogben(ジェーンホグベン)の庭は小さなオープンギャラリーのようです。 テラコッタで作られた様々な彫像たちが楽し気に庭で過ごしています。これらはジェーンと彼女のお母さんのAnn(アン)の作品たちです。アンは今年82歳になりますが今も現役で作陶に励んでいると事。娘のジェーンが驚くほど元気で若々しいアーティストです。
モノづくりは頭と体に良い刺激を与えられるからいつまでも若くいられるのですね。
ジェーンの庭のテーマはTasty Garden(美味しい庭)だそうです。
中央に大きなベッドが3つありますがどれもお花でなくて野菜です。野菜たちのフレッシュなグリーンが食欲をそそります。
ベジタブルベッドを囲んで作られたパーゴラにも葡萄がすくすく育っていました。収穫が楽しみですね。
バックガーデンのテラスでは夏の間は夕刻からバーベキューをするそうです。
畑の野菜をつまみながらまだまだ暮れない夜を存分に楽しみます。
母屋から庭を取り巻くように増築されたジェーンの工房。昼間はこちらで素敵な作品を作っています。
写真下のマグやジャグは夏の終わりにポタリーに届く予定です。
どうぞお楽しみに。
友人のアーティスト、Jane Hogben(ジェーンホグベン)の庭は小さなオープンギャラリーのようです。 テラコッタで作られた様々な彫像たちが楽し気に庭で過ごしています。これらはジェーンと彼女のお母さんのAnn(アン)の作品たちです。アンは今年82歳になりますが今も現役で作陶に励んでいると事。娘のジェーンが驚くほど元気で若々しいアーティストです。
モノづくりは頭と体に良い刺激を与えられるからいつまでも若くいられるのですね。
ジェーンの庭のテーマはTasty Garden(美味しい庭)だそうです。
中央に大きなベッドが3つありますがどれもお花でなくて野菜です。野菜たちのフレッシュなグリーンが食欲をそそります。
ベジタブルベッドを囲んで作られたパーゴラにも葡萄がすくすく育っていました。収穫が楽しみですね。
バックガーデンのテラスでは夏の間は夕刻からバーベキューをするそうです。
畑の野菜をつまみながらまだまだ暮れない夜を存分に楽しみます。
母屋から庭を取り巻くように増築されたジェーンの工房。昼間はこちらで素敵な作品を作っています。
写真下のマグやジャグは夏の終わりにポタリーに届く予定です。
どうぞお楽しみに。
2016年6月15日
Houzz (ハウズへの記事・お庭の役立ちツール)
皆様ご機嫌いかがですか?
建築インテリアサイトのHouzzへの投稿記事、今月も先月に引き続きお庭周りのお話です。
イギリスでオープンガーデンめぐりをしているのでちょうどリアルタイムに記事がUPされました。
お庭は植物だけで構成されるのではなく植物と共存する様々なツールを使うことでより素敵に変身します。
英国の庭園を訪れるたびにお庭の表情をより美しく見せる名脇役たちの活躍にいつも感心しています。
お庭の役立ちツールに関する記事、ぜひご覧くださいませ。
http://www.houzz.jp/ideabooks/67751338/list
建築インテリアサイトのHouzzへの投稿記事、今月も先月に引き続きお庭周りのお話です。
イギリスでオープンガーデンめぐりをしているのでちょうどリアルタイムに記事がUPされました。
お庭は植物だけで構成されるのではなく植物と共存する様々なツールを使うことでより素敵に変身します。
英国の庭園を訪れるたびにお庭の表情をより美しく見せる名脇役たちの活躍にいつも感心しています。
お庭の役立ちツールに関する記事、ぜひご覧くださいませ。
http://www.houzz.jp/ideabooks/67751338/list
2016年6月14日
Letter from England (オープンガーデンつづき)
皆様ご機嫌いかがですか?
コッツウォルズ地方で有名な庭園のひとつ、Hidcote Manor Garden(ヒドコートマナー)はアメリカ人のローレンスジョンストンが30年の年月をかけて作った名園です。現在はナショナルトラストが管理しその美しい姿を維持しています。
いつの季節でも花でいっぱい。宿根草が中心ですが季節ごとに植え替えや花の追加もされているので訪れた人々が退屈しないようになっています。
こちらはOld Garden(オールドガーデン)と呼ばれる花の庭です。生憎の雨でお花は下を向いてしまっているけれど一層香りが経ち何とも言えないほど気持ちの良い空間です。
イチイの生垣で庭が一部屋ずつわかれています。次々と部屋を訪ねるたびに異なる変化を楽しめる仕組みです。
英国の夏は庭に始まり庭に終わるといっても過言ではありません。
なかなか暮れない夏を庭で楽しむのは人生の喜びのひとつですね。
http://www.nationaltrust.org.uk/hidcote
コッツウォルズ地方で有名な庭園のひとつ、Hidcote Manor Garden(ヒドコートマナー)はアメリカ人のローレンスジョンストンが30年の年月をかけて作った名園です。現在はナショナルトラストが管理しその美しい姿を維持しています。
いつの季節でも花でいっぱい。宿根草が中心ですが季節ごとに植え替えや花の追加もされているので訪れた人々が退屈しないようになっています。
こちらはOld Garden(オールドガーデン)と呼ばれる花の庭です。生憎の雨でお花は下を向いてしまっているけれど一層香りが経ち何とも言えないほど気持ちの良い空間です。
イチイの生垣で庭が一部屋ずつわかれています。次々と部屋を訪ねるたびに異なる変化を楽しめる仕組みです。
英国の夏は庭に始まり庭に終わるといっても過言ではありません。
なかなか暮れない夏を庭で楽しむのは人生の喜びのひとつですね。
http://www.nationaltrust.org.uk/hidcote
2016年6月13日
Letter from England (オープンガーデン)
皆様ご機嫌いかがですか?
夏のイギリスはいたるところでオープンガーデンを開催しています。
私たちが滞在しているコッツウォルズ地方の小さな村々でも様々なイベントを開き花の盛りの季節を楽しんでいます。
Ashuton Under Hill(アシュトンアンダーヒル)のオープンガーデンは今年で30年目。毎年6月のどこかの週末に村中でオープンガーデンをしています。 私たちも花でいっぱいの村へ出かけました。
村のガイドマップをいただき早速探訪です。
番号が付いている家々が今年お庭を解放しています。今年は全部で29庭園 ございました。
この地方独特の建物も素敵ですが作られてお庭は個人庭とは思えないほど立派でびっくり。
村の小学校でも子供たちが作ったお庭を解放しています。ボランティアガイド(子供たち)による案内も上手で感心してしまいました。
30年間いっしょに同じ目的でイベントをするのは並大抵ではないと思います。
村の人たちの仲良く心を合わせるからこそできる試みですね。
こちらはおまけの写真。
本当に偶然でしたが私たちが滞在している村でクイーンのお誕生日をお祝いするパーティが開かれていました。
村の公民館のお隣のコテージに滞在しているので遊びにいらっしゃいと声をかけていただきました。
90歳のお誕生日を国民が祝ってくれるなんて女王陛下は皆に愛されていますね~。
静かな村なので昼間歩いていてもあまり人に出会いません。パーティではこんなにたくさんの人たちにお目にかかれました。
村の人たちのフレンドリーなおもてなしにすっかり心が温かくなりました。
ありがとうございました。
夏のイギリスはいたるところでオープンガーデンを開催しています。
私たちが滞在しているコッツウォルズ地方の小さな村々でも様々なイベントを開き花の盛りの季節を楽しんでいます。
Ashuton Under Hill(アシュトンアンダーヒル)のオープンガーデンは今年で30年目。毎年6月のどこかの週末に村中でオープンガーデンをしています。 私たちも花でいっぱいの村へ出かけました。
村のガイドマップをいただき早速探訪です。
番号が付いている家々が今年お庭を解放しています。今年は全部で29庭園 ございました。
この地方独特の建物も素敵ですが作られてお庭は個人庭とは思えないほど立派でびっくり。
村の小学校でも子供たちが作ったお庭を解放しています。ボランティアガイド(子供たち)による案内も上手で感心してしまいました。
30年間いっしょに同じ目的でイベントをするのは並大抵ではないと思います。
村の人たちの仲良く心を合わせるからこそできる試みですね。
こちらはおまけの写真。
本当に偶然でしたが私たちが滞在している村でクイーンのお誕生日をお祝いするパーティが開かれていました。
村の公民館のお隣のコテージに滞在しているので遊びにいらっしゃいと声をかけていただきました。
90歳のお誕生日を国民が祝ってくれるなんて女王陛下は皆に愛されていますね~。
静かな村なので昼間歩いていてもあまり人に出会いません。パーティではこんなにたくさんの人たちにお目にかかれました。
村の人たちのフレンドリーなおもてなしにすっかり心が温かくなりました。
ありがとうございました。
2016年6月12日
Hello from England (ロココガーデン)
皆様ご機嫌いかがですか?
コッツウォルズの西のはずれにPainswick(ペインズウィック)という小さな町があります。
20分も歩けばすべて観てしまえるほどの大きさですが経年したライムストーンの街並みの美しさで有名です。
今日はこちらにあるRococo Garden (ロココガーデン)を訪ねます。
18世紀に作られた庭園はあの時代を反映するエレガントでロマンティックな雰囲気のある庭です。
現在は結婚式を始め様々なプライベートイベントに使用できるように一般に公開されています。
この庭の良いところのひとつは植物たちがおおげさでないところです。特別際立って変わった植物は一切見当たらずイギリスでよく見かける花々やハーブが品よく目につきます。
ラベンダーのボーダーも元気よく育っていました。残念ながら花の開花にはあと半月ほど時間がかかりそうです。まもなく満開になり香りと色の饗宴が見られることでしょう。
イチイや柘植で作られたMaze(迷路)。
これも当時の面影が忍ばれます。
前回ここを訪ねた時はスノードロップが満開でした。雪のように真っ白になったブナ林の中を散策したことが思いだされます。
1月から2月に訪ねるとこの部分にスノードロップが地面が見えないほど咲いています。
冬のロココガーデンもお薦めです。
こちらはおまけの写真。
お昼から行われる結婚式に出会いました!
生憎の雨ですが花嫁さんも関係者もみなさん元気でにぎやか。
見ているだけで幸せになりますね。
こののち雨はやみお天気は回復しました。
私たちが写真を撮らせていただいていたら結婚式関係者の方たちから逆に写真を撮られてしまいました~!
フレンドリーで楽しい一瞬をありがとう!
http://www.rococogarden.org.uk/
コッツウォルズの西のはずれにPainswick(ペインズウィック)という小さな町があります。
20分も歩けばすべて観てしまえるほどの大きさですが経年したライムストーンの街並みの美しさで有名です。
今日はこちらにあるRococo Garden (ロココガーデン)を訪ねます。
18世紀に作られた庭園はあの時代を反映するエレガントでロマンティックな雰囲気のある庭です。
現在は結婚式を始め様々なプライベートイベントに使用できるように一般に公開されています。
この庭の良いところのひとつは植物たちがおおげさでないところです。特別際立って変わった植物は一切見当たらずイギリスでよく見かける花々やハーブが品よく目につきます。
ラベンダーのボーダーも元気よく育っていました。残念ながら花の開花にはあと半月ほど時間がかかりそうです。まもなく満開になり香りと色の饗宴が見られることでしょう。
イチイや柘植で作られたMaze(迷路)。
これも当時の面影が忍ばれます。
前回ここを訪ねた時はスノードロップが満開でした。雪のように真っ白になったブナ林の中を散策したことが思いだされます。
1月から2月に訪ねるとこの部分にスノードロップが地面が見えないほど咲いています。
冬のロココガーデンもお薦めです。
こちらはおまけの写真。
お昼から行われる結婚式に出会いました!
生憎の雨ですが花嫁さんも関係者もみなさん元気でにぎやか。
見ているだけで幸せになりますね。
こののち雨はやみお天気は回復しました。
私たちが写真を撮らせていただいていたら結婚式関係者の方たちから逆に写真を撮られてしまいました~!
フレンドリーで楽しい一瞬をありがとう!
http://www.rococogarden.org.uk/
2016年6月11日
Hello from England (エコ建築物)
皆様ご機嫌いかがですか?
日本でも近年エコ住宅や環境や自然と共存するサステナブル建築物に意識が向けられています。
英国も同じ。地球温暖化など様々な環境問題を見直し自然とともに暮らせる建築物の開発が進んでいます。
写真は高速道路沿いに出現したサービスエリアの建物です。
ちょうどGloucester(グロスター)からBristol(ブリストル)へ向かう道沿いに立っています。
丘陵地の景観に合わせ丘のような形の建築物は雨水、地熱、風力などを利用し建物自体でエネルギーを作ります。
丸みを帯びた屋根には温度や湿度調整のため牧草が植わり夏の花が風にそよいでいました。壁面はこの地方で採れるライムストーンを積みエリア性も抜群です。
建物の裏手には作られた人口池はビオトープとして動植物の生態系を保護しています。
生憎雨が降っており外に出られなかったけれど次回訪れた時は周辺をお散歩したいなと思います。
店内は地元産の美味しそうな野菜や果物に始まりローカルな生産者によるチャツネやソース、ジャム等が並びます。
どれも新鮮で輝いて見えました。
こちらはおまけの写真。
今朝の私の朝食。こちらのサービスエリアのカフェでいただきました。
ポーリッジ(大麦のおかゆ)にハチミツをかけていただきました。 インスタントでなくちゃんとつくられた丁寧なお味。もっと食べたくなりました~。
日本でも近年エコ住宅や環境や自然と共存するサステナブル建築物に意識が向けられています。
英国も同じ。地球温暖化など様々な環境問題を見直し自然とともに暮らせる建築物の開発が進んでいます。
写真は高速道路沿いに出現したサービスエリアの建物です。
ちょうどGloucester(グロスター)からBristol(ブリストル)へ向かう道沿いに立っています。
丘陵地の景観に合わせ丘のような形の建築物は雨水、地熱、風力などを利用し建物自体でエネルギーを作ります。
丸みを帯びた屋根には温度や湿度調整のため牧草が植わり夏の花が風にそよいでいました。壁面はこの地方で採れるライムストーンを積みエリア性も抜群です。
建物の裏手には作られた人口池はビオトープとして動植物の生態系を保護しています。
生憎雨が降っており外に出られなかったけれど次回訪れた時は周辺をお散歩したいなと思います。
店内は地元産の美味しそうな野菜や果物に始まりローカルな生産者によるチャツネやソース、ジャム等が並びます。
どれも新鮮で輝いて見えました。
こちらはおまけの写真。
今朝の私の朝食。こちらのサービスエリアのカフェでいただきました。
ポーリッジ(大麦のおかゆ)にハチミツをかけていただきました。 インスタントでなくちゃんとつくられた丁寧なお味。もっと食べたくなりました~。
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