2015年2月28日

2月最後の1日

皆様ご機嫌いかがですか?

2月最後の週末は穏やかなお天気でしたね。

ちょうどひと月前にポタリーガーデンの様子をお知らせしました。あの時とお庭の様子は一見あまり変化がないように見えますが良く見るとあちこちから花の芽が出てきました!



 ラッパ水仙はつぼみがつきました。
ジギタリスも忘れな草も大きくなってきましたね。

黄水仙の芽があちこちから顔をだし始めあと半月ほどでお庭中に黄色い花が咲き始めます。
水仙が終わるころ次々に春の花が訪れます。

お庭の花を楽しみ追いかけているうちに季節は変わりあっという間に1年が過ぎていきます。今年はもっときちんと丁寧にモノを見ていこうと心してます。





これはおまけの写真です。
久しぶりに新宿に行ってまいりました。
人の多いことにびっくり。駅も建物も膨張してしまい目的地に到着するのに四苦八苦してしまいました。

中国語や韓国語のアナウンスも頻繁に流れとても国際的だわと感動しました。実際東京を訪れた外国人が一番行きたい街のひとつは新宿だそうです。

東京で仕事をしていたころは東京の動きの速さを何とも感じなかったのに、山に引っこんで久しくすっかりお上りさんになってしまいました。エネルギッシュな刺激をもらえて良い週末を過ごしいました。


2015年2月27日

雛たち

 皆様ご機嫌いかがですか?

今日は私の友人の雛人形を紹介いたします。彼女の雛のコレクションも飾り方もとてもユニークです。様々な形のお人形たちが楽しそうに宴をしている雰囲気なのです。一見バラバラに見えますが見ているうちにそれぞれが決まった場所で自分の役割を演じているように見えてくるから不思議です。

私はこのような自由な発想が大好きなので本当に嬉しくなってしまいます。

お道具も様々ですが雛たちの宴に合うもので揃えられています。

手前の小さな子供のティーセットはポタリーからお嫁入りしました。
お仲間入りできて光栄です。


2015年2月26日

The Victorian flower Garden

皆様ご機嫌いかがですか?

今日は終日冷たい雨の1日でした。でも心なしか空気が春の匂いを含んできたように感じますね。

さて本日はポタリーのガーデナー、Edwardを紹介します。英国人アーティスト Ann Hogben(アンホグベン)の作品です。
Annにガーデナーを作ってもらうときビクトリア時代のガーデナーでとお願いしたところ当時のままの装いで到着しました。

ビクトリア時代に貴族や上流階級の邸宅を飾るための花の栽培はお抱えのガーデナーたちの仕事でした。寒い冬にも色とりどりの花々を届けるために彼らは並大抵でない努力をしたそうです。
先日知人からBBCでシリーズになったThe Victorian Flower GardenというDVDを紹介されました。 ビクトリア時代のガーデンの作り方や人々の暮らしぶり、花の種類など多様な話題で見ているものを飽きさせません。その後Youtubeでも同じようなシリーズに出会いました。とても勉強になるシリーズなので皆様もご興味がございましたらぜひご覧になってくださいませ。
https://www.youtube.com/watch?v=2pEWTYLVb00

2015年2月25日

オリジナルグリーティングカード


 皆様こんにちは。

ポタリーのオリジナルグリーティングカードコレクションがまた新しく追加されました。

従来の1月から12月までのmonthly cardとともにお庭やインテリアなど雰囲気いっぱいの写真で作られています。

中はブランクですのでお好きな用途にお使いいただけます。

\216each (税込み)

ポタリースタッフでフォトグラファーの真野有香さんが時間を見つけては撮りためてくださった写真ももう1000枚を超える数になりました。どのシーンもカントリーリビングのテイストいっぱいの優しい画像です。 いっしょに撮ってもらっているバーティの写真もノートやカードに変身し大活躍しています。

2015年2月24日

Turnham Green English School

 皆様ご機嫌いかがですか?

早朝から静岡県の清水に参りました。鎌倉山を出発するときも例年より暖かいなと思いましたが静岡は気温が5度くらい高いようです。今日は朝から4月の陽気。よって花粉の飛散も猛威を振るいついた途端にくしゃみが止まらなくなりました。。

ターナムグリーン英語学校はこの3月で開校5周年を迎えます。小さなお子さんから大人まで全校で120名ほどの生徒さんが使える英語を学びに訪れています。

開校時にお庭づくりのお手伝いをさせていただいたご縁で清水をちょくちょく訪ねることになりました。今年は5年目のリノベーションをする予定です。また足しげく訪ねることになりそうです。

http://www.turnham-green.jp/

こちらはおまけの写真。
清水港の魚河岸のどんぶりやさんの定食。このご飯の量で750円です。静岡の人々が皆ゆったりしているのは気候温暖で食べ物が豊かなせいでしょうか。清水へいらっしゃることがありましたがぜひお訪ねください。

2015年2月23日

Spring has come!

 皆様ご機嫌いかがですか?

本日の鎌倉山は朝から15度を超える暖かさです。
春が来た!と思うと嬉しくて今日はお花を買いに参りました。

いつも仕入れている花やさんの店頭にも色とりどりの花が並び目移りするほどでした。

私のお花の選び方はまず宿根草から選び刺し色に使う花を一年草から選びます。

次に色あわせをします。
ポタリーガーデンはスモールガーデンなのでフラワーベッドごとに色の組み合わせを変えたりし変化が楽しめるように工夫しています。


この時期のストックは色鮮やかでお庭に春を呼びこんでくれますね。

こちらもひとカゴ購入。
 大好きなヒヤシンスの小さな苗を発見しました。
我が家のヒヤシンスは2番花まで咲き終わり大きな鉢に植え替える時期なのでもう一度花と香りを楽しめるようにこちらもひとカゴ購入しました。

ヒヤシンスは花が終わったあとも植え替えをしてあげると来年もまた咲いてくれます。

姿も可愛く香りも良い優れものですね。




2015年2月22日

Interior Report in February (2月のインテリアレポート)

 皆様こんにちは。

早いもので2月ももうそろそろ終わりを迎えそうですね。

2月のインテリアレポートはKent州Tenterden(テンタドン)に住むMrs. Tricia Masseyのお住まいです。

一人暮らしをしている彼女の暮らしはエレガントでミニマム。日々の生活を美しい豊かなもので満たしているスタイルに脱帽です。


http://www.pottery.co.jp/interior%20report/february2015interior%20report.htm



Tenterdenの町並み。アンティークショップやお洒落なカフェが軒を並べます。

2015年2月21日

変わらない風景

 皆様ご機嫌いかがですか?

2月のイギリスの景色です。オークの木々はすっかり葉を落としたまま、まだ冬の顔をしていますが足元の青々とした芝生の間にクロッカスが群生しています。

木も花も毎年同じ時期に約束の場所に姿を見せこの景色が変わることはありません。

家も同様に何年たっても同じ姿で同じ場所に建っています。これはイギリス人にとっては当たり前のことですがめまぐるしく景色の変わる日本に住む私は驚き感心するばかりです。


ハーフティンバーのこの建物は16世紀に建って以来何度も修復を繰り返し現在にいたっています。1階の角のお店はローラアシュレイが入っているのでよく友人と壁紙やカーテンを買いに立ち寄りました。経年劣化で床は若干斜めになってしまったけれど歴史を見てきた風情があり日本では味わえない雰囲気です。

私達も歴史に敬服しモノを大切にする暮らしに立ち戻りたいものですね。

2015年2月20日

冬の楽しみ

 皆様こんにちは。

冬の間の楽しみのひとつはなんと言っても温かいお風呂に入ることでしょうか。イギリスの人々は真冬でもシャワーで済ませることが多いですが日本人の私はどこに行ってもバスタブにたっぷりのお湯を入れてゆっくりお風呂に入ります。
お湯の中にはラベンダーオイルを入れたりソルトを入れています。

写真のバスソルトはペルシャの塩湖、パリシャン湖の塩を使ったハーブソルトです。中でもダマスクローズの花びらがぎっしり詰まったローズソルトは私の愛用品です。お風呂に入れないときは小皿に移してお部屋に置くとほのかなローズの香りが楽しめます。また石鹸と一緒に手を洗うと手がすべすべになります。塩の効果ってすごいですね。

Price: ローズソルト(300g) \1,080 ネロリ&シルバーベリーソルト(300g)\1,620




こちらはおまけの写真。

先日もお話しましたが野鳥のために毎朝お庭の木に半割りにした蜜柑を下げておきます。はじめはメジロのような小さい小鳥が訪ねてきていたのに今はヒヨドリやはとなど大きな鳥も飛んできます。そしてあっという間に中身をきれいにくりぬいて食べていきます。

1ケの蜜柑では足りなくなりそうです。

2015年2月19日

お花の話

 皆様ご機嫌いかがですか?

2月はお庭に花が少ないのでお花屋さんの切り花がお部屋を明るく楽しくしてくれます。

この頃すごく感じるのは切り花たちが皆長生きすることです。お花屋さんには品種改良で色も姿も変わった花たちが続々登場していますが以前に比べて楽しめる時間がずっと長くなりました。

写真のローズはそろそろ半月近くたちますが花びらを落とすこともなく頑張って咲き続けています。
 

お庭のお花もほんの少しディスプレイの仲間入りです。 アンティークのケーキスタンドは小さなモノたちのディスプレイに最適ですね。



真鶴半島

 皆様ご機嫌いかがですか?

今日は朝から真鶴まで打合せに出かけました。
鎌倉山を出発するときは気温が4度。寒いので厚いダウンコートを着て出かけましたが小田原を過ぎるころからぐんと暖かくなりました。

伊豆半島に繋がり近くに温泉もあるせいかこちらは2~3度程鎌倉より気温が高いようです。

まもなくこちらの現場でお庭の改修工事が始まります。
すでに出来上がっている素敵なお庭なのですがもうすこし手をいれさせていただきアウトドアリビングとして楽しめるスペースを作ります。

また出来上がったらご報告いたしますね。
どうぞお楽しみに。




これはおまけの写真。

真鶴を訪れるもうひとつの楽しみは美味しいものがたくさんあることでしょうか。

今日は地魚のもりあわせ寿司をいただきました。歯ごたえたっぷりなのも新鮮だからですね。

2015年2月17日

三寒四温

皆様こんにちは。

ここ数日の暖かい陽気が一変し今日は寒い雨の1日でした。こんな日はいつも以上に薪ストーブが大活躍です。

午前中はまだお店が温まりきれないけれど午後になると足元からぽかぽかしてきます。これは薪ならではの暖かさですね。

バーティは薪が大好きです。良いにおいがするのでしょう。
木も左の広葉樹の楢や栗の木と右の針葉樹の杉や松とでは燃え方が異なります。
軽い針葉樹は火付きがよく火力も大きく燃えますが持続性がありません。広葉樹は重たくて燃えるときも時間がかかるけれどゆっくり温まります。

木も良く観察をするとそれぞれに個性があって面白いですね。

また燃え尽きた灰はお庭の畑で肥料になっています。

2015年2月16日

もうすぐ春。

 皆様ご機嫌いかがですか?

2月ももう半ばを過ぎました。昨年のダイアリーを見ると1年前の今頃は毎週末の大雪のため朝一番の仕事は雪かきと書かれています。今年はどうにか暖かいお天気が続き助かりますね。

ポタリーのカフェで冬の間活躍しているのはこの灯油のストーブです。小さいけれど発熱量が大きく足元に置いておくとほんわかしてきます。オレンジ色の灯りが視覚的にまた暖かさを引き出しているのかもしれません。

冬のインテリアに暖色を使うのもこのような視覚効果からですね。


ポタリーカフェのバルコニーからの景色です。
空の色を見るともう春ですね。


2015年2月15日

Spode Blue Italian (スポードイタリアン)

 皆様ご機嫌いかがですか?

産業革命の始まった18世紀から19世紀のイギリスは植民地からの豊かで多様な物資の流通により空前の繁栄期を迎えていました。

当時富裕な上流階級の子女は教育の仕上げとして大陸へ渡りフランスやイタリアを中心に数年間をヨーロッパ各地で過ごしました。

中でもイタリアはイギリス人たちにとって憧れの地だったそうです。

グランドツアーを終えてイギリスに戻った者たちが印象に残った町や建物のスケッチから美しい絵皿がたくさんできました。
 ブルーイタリアンはその代表です。イタリア各地の絵が1枚のお皿に描かれています。初めて製作されたのはリージェンシー時代の1816年でした。スポード社は当時Copeland(コープランド)一族のものでしたのでお皿の裏のマークにはCopelandの名前が刻まれています。

写真のイタリアンは上下で年代が異なります。
上はcopelandのマーク入りなので100年ほど前のものですが下は1960年代以降の新しいものです。

色も古いもののほうが優しいブルーで新しいものは青がもっとはっきりしています。


2015年2月14日

Valentine's day(バレンタインデー)

 皆様ご機嫌いかがですか?

鎌倉山は陽射しの暖かい朝を迎えました。
バレンタインデーの週末を家族や友人たちと楽しく過ごされていることと思います。




 一番うれしい贈り物はローズブーケでしょうか?
ロマンティックな色味のバラがお花やさんの店頭に並んだだけでなんだか嬉しくなります。

お花を贈り合う習慣がもっと日本にも定着すればいいのにといつも思います。男性から女性に、女性からも男性に、花を贈り合うだけで人間関係が素敵になりそうです。
 帰宅したらドアの前にこんな風にお花が置いてあったらなんて幸せでしょう(!)。
ポタリーでも朝一番に可愛いお菓子のお届けがありました。

鎌倉雪ノ下のアンティークショップ、FLORALのオーナーからのプレゼントです。
可愛くて思わず写真を撮りました。きっと店頭でも販売なさっていると思います。
ぜひお訪ねくださいませ。

FLORAL
鎌倉市雪ノ下3-9-4-1(A)
Tel.0467-91-5181
www.floral-antiques.jp

2015年2月13日

Flower shops in England (イギリスのお花屋さん)

 皆様こんにちは。

2月14日バレンタインデーは母の日に次いで1年で1番お花屋さんが忙しい日です。毎年前日はどのフラワーショップもアレンジのお届けの準備に追われます。

日本のようにチョコレートを贈る人もいますがやはり一番はお花。
花にはカードが添えられ大切な人への感謝と愛情を書き記します。
いただいたカードに
From your Valentine とか
Be my Valentineと書いてあったら恋人になってほしいとの告白です。 

おじいちゃんからおばあちゃんへのカードにFrom your Valentineなんて書かれているのをみるとほほえましくて素敵だなと思います。





2015年2月12日

グルメ便り(Lovely people)

 皆様ご機嫌いかがですか?
連日の暖かいお天気に気持ちが和らぎますね。

さて今日は親しい友人たちとの新年会に東京ドームホテルへ参りました。こちらの6階のフレンチレストランdeux Mille(ドゥミル)でホテルの総料理長、鎌田昭男シェフのお料理をいただきました。

鎌田シェフは生粋の料理人と伺っておりましたがお会いしたら料理を楽しむアーティストの風情があり初対面でもお話を盛り上げる温かいお人柄の方でした。

実際シェフが造られたお料理はお味はもちろん盛り付けが洒落ていて女性には大変喜ばれそうです。


鎌田シェフと私たちの友人が親しい間柄でしたのでご挨拶に出てきてくださいました。

本当に厚かましいなと反省しながらもめったにない機会なのでいっしょに写真を撮らせていただきました(!)。

どんな世界でも同じだと思いますが一流のお仕事をしている方は強いオーラがありますね。
今回のお料理も素晴らしかったけれど大変感銘を受けたのは鎌田シェフがご自分で取り寄せていらっしゃるお水でした。

こちらのボトルはフランスの中部オーヴェルニュ地方,シャテルドンの天然ミネラル水です。太陽王と呼ばれたルイ14世もこのお水を愛用しベルサイユ宮殿へ運ばせていたとのこと。限定生産品のためとても希少価値があります。

鎌田シェフはこのお水をシャンパンにも匹敵するおいしさと評していらっしゃいました。高硬度の割に口当たりが柔らかくミネラルウォータ独特のくせがありません。スパークリングウォーターなのも軽いおいしさを引き出している所以かと思いました。



お料理の素晴らしさは言わずもがなですが最後のデザートはバレンタインが近いのでフォンダンショコラをいただきました。ケーキにナイフをいれるとなかからとろけるホットチョコレートが現れます。バニラビーンズ入りのアイスクリームとの相性も抜群でした。

美味しいお料理は人を幸せにするとしみじみ思いました。

2015年2月11日

Bird Watching (野鳥観察)

 皆様ご機嫌いかがですか?

今日は朝から気温も上がり春のような暖かい1日でした。春が来たと思うだけで嬉しくなりますね。

春の到来のせいかお庭の木によく小鳥たちが遊びにきます。ポタリーガーデンを訪ねてくれる鳥たちはすずめ、はと、ヒヨドリ、そしてメジロなど。お庭でお弁当を食べているとトンビも上空から様子を見に来ます。

イギリス人たちの鳥好きに影響されて私もお庭に小鳥たちの餌を置いておきます。写真はメジロのための蜜柑。半分にして木に下げておくときれいに中の実だけをくりぬいて食べていきます。食べる姿が可愛くてやめられません。


 このバードフィーダーはスズメ用。お米やパンくずをおいておきます。

今日は友人から頂いたバターサブレなども加えてみました。

パッケージがなんともいえず昭和時代を思い起こさせますね。
不滅の人気を誇っているサブレ。パッケージのみならず丁寧な味も変わりません。
めまぐるしく変化する世の中で変わらないものに出会うとほっとしますね。