2月のイギリスの景色です。オークの木々はすっかり葉を落としたまま、まだ冬の顔をしていますが足元の青々とした芝生の間にクロッカスが群生しています。
木も花も毎年同じ時期に約束の場所に姿を見せこの景色が変わることはありません。
家も同様に何年たっても同じ姿で同じ場所に建っています。これはイギリス人にとっては当たり前のことですがめまぐるしく景色の変わる日本に住む私は驚き感心するばかりです。
ハーフティンバーのこの建物は16世紀に建って以来何度も修復を繰り返し現在にいたっています。1階の角のお店はローラアシュレイが入っているのでよく友人と壁紙やカーテンを買いに立ち寄りました。経年劣化で床は若干斜めになってしまったけれど歴史を見てきた風情があり日本では味わえない雰囲気です。
私達も歴史に敬服しモノを大切にする暮らしに立ち戻りたいものですね。