皆様ご機嫌いかがですか?
江ノ電長谷駅から徒歩7分ほどで鎌倉の大仏様にお目にかかれます。
歌人の与謝野晶子がそのお顔に”何と美男なこと!”と驚き歌を読んだことで有名です。実際大きいのであまりよく隅々まで拝見できないけれど整った上品なお顔立ちの大仏様は鎌倉人の自慢です。
このたび55年ぶりに大掃除と補修工事が施されることになりました。
今年のお正月明け早々、1月13日から工事開始。3月10日(予定)まで拝観できません。
現在はガンダムのような様相となっております。
今回の工事では免震工事の点検を一番にされるとのこと。関東大震災の時は浜まで流されたと言われます。風雪に耐え800年近くも座していらっしゃいますが予想をはるかにしのぐ良好な状態だそうです。
鎌倉時代の鋳物技術のレベルの高さと仕事の丹念さに職人の誇りが見られます。
私の息子が小さいとき大仏様の境内は遊び場でした。広いお庭の中の雑木林にはクジャクが放し飼いになっており何とも長閑な場所でした。
また大晦日の夜、除夜の鐘を聞きに行くこともお薦めです。境内に篝火が焚かれライトアップされた大仏様とともに幻想的な雰囲気です。観光客の方たちは皆さん八幡宮を目指されるので高徳院は案外空いている穴場かもしれませんね。