2016年9月18日

Professor Deguchi (出口保夫先生を訪ねる)

皆様ご機嫌いかがですか?

毎日の暮らしの中で一番嬉しいことは素敵な人との出会いにつきます。人に恵まれることほど幸せなことはないですね。

材木座在住の英文学者、出口保夫先生にお会いできたことも本当に運の良い出来事だと心から感謝しています。

イギリスに憧れていた学生時代に出口先生の書かれた英国や紅茶に関する本は英国と私を繋いでくれる道しるべでした。
あれから数十年。今でもお元気に執筆をなさる先生には敬服いたします。

 昨年イギリスのロマン派詩人、ワーズワース評伝を上梓したばかり。くつろいだご様子で私たちをもてなしてくださいました。変わらずユーモアたっぷりの内容でお話は尽きません。
今回はワーズワースと妻のメアリーの間で交わされた手紙についてお話くださいました。

先生曰く、彼は妻と妹の二人の賢女たちに支えられ大変幸福で幸運な人生を過ごしたそうです。
ロマンティックンなワーズワースが美しい詩を書き続け80歳まで元気に長生きしたのも彼女たちのお蔭かもしれませんね。
 この本はワーズワースの子孫のMr. Jonathan Wordsworthにより限定300部のみ作られた貴重な本です。

Jonathanと親交が厚かった出口先生にも贈られたとのこと。
早速最初の数ページに目を通しました。
美しい言葉は見る者の心を豊かにしてくれますね。
















 こちらはおまけの写真。

紅茶はけちけちしないでたっぷりと。先生の入れてくださるお茶はストロングでミルクとの相性も抜群です。
おまけの写真②

先生の息子さん、出口雄大氏(画家)の描いた出口先生のイメージだそうです。

紅茶と本とバラの花。

豊かで美しい人生を表現しています。
どうぞお元気でお過ごしください。

またお会いできる日を心から楽しみにしています。