家にある本は30年前に息子の誕生日に友人が贈ってくれたもので何度も読まされたからボロボロになってしまいました。
シンプルに表現しているけれど内容自体はとても哲学的だから幼い子供の心のどこにヒットしたのかなと不思議に思いながら毎晩読み聞かせました。
題名のごとく何度でも生まれ変わるネコは自己中心的で他への愛情や献身がありません。輪廻転生できる境遇のため命を尊ぶ気持ちもなく傲慢に生きていました。
100万回生きた猫は最後に辿った人生(猫生)で初めて愛するものに出会い命の尊さを学びます。
愛と命がテーマ。
今の私たちが一番大切にしたいと願うものではないでしょうか。