ブックカバーチャレンジ6冊目。Tricia Guild (トリシアギルド)のPainted Countryをご紹介します。
初めてこの本を開いたとき大胆な色使いに驚き感心し瞬時にトリシアギルドの世界に引き込まれました。
補色同士の色合わせで成り立つインテリアは明るく楽し気でその空間に佇むだけで元気になりそうです。
ページは美しくエネルギッシュな色の氾濫と調和を写しています。
色が人間の感性や心に影響することをこの本から学びました。
壁は白、床はブラウンという既成の概念を捨てて思い切り色で遊ぶと空間が喜んでいるように見えます。色はその時の私たちの気持ちやライフスタイルを表現するツールです。何度でも塗りなおすことができるのでその時々に併せて遊ぶことをお勧めします。
テキスタイルデザイナーとして活躍するTriciaのショップはLondonのKings Roadで訪ねることが出来ます。1970年代に創業して以来これほど長く愛されているのも彼女のテイストが変わらずコンセプトがブレない所以ですね。
明日か明後日に7冊目をご紹介いたしますね。今日はインテリアがらみでお仕事をご一緒したライターの志賀朝子さんへバトンを渡します。幅広いジャンルの記事を手掛けていらっしゃる志賀さん。特にプロの目線で発信するインテリア記事は秀逸です。
女性としてもユニークでユーモアのある志賀さんがどのような本をご紹介くださるか楽しみです。