2024年8月10日

Summer tradition (土用の丑の日)

土用の丑の日に食べそびれた鰻をどうしてもいただきたくて湯河原の瓢六亭を訪ねました。暑い日でしたが奥湯河原は箱根を背景に豊かな水を湛えた川沿いに位置しているので昼間でも心なしか涼し気です。







鰻重の蓋が締まらないほど鰻の量が多いのがここの特徴。香ばしい香りに食欲がそそられたっぷりいただきました。
夏に鰻をいただく習慣は江戸時代から始まったと聞きます。元来夏にうの付く食べ物を食べると元気でいられると言われたことから端を発しました。他にうの付く食べ物といえば瓜。スイカやキュウリなども食欲増進に貢献してます。


近年あまり見かけませんがイギリスにも鰻のお料理があります。昔はテムズ川で採れた鰻はロンドンのイーストエンドのワーキングクラスの人々の貴重なたんぱく源でした。Eel Pie(うなぎパイ)やJellied eel(うなぎゼリー)という名前のフードを写真で見たことがあります。ご興味ございましたらグーグルでご覧になってくださいませ。

Eating grilled eel is another summer tradition in Japan. It encourages appetite and recovery from exhaustion.