2013年6月3日

Letter from Paris (モネの庭)




 

 皆さまご機嫌いかがでいらっしゃいますか? パリからお便りいたします。昨日早朝のユーロスターに乗り、午後はパリ郊外のジベルニー村のモネの庭を訪ねました。
3年前に訪ねたときは7月だったので薔薇がたくさん咲き乱れるピンクの庭でしたが今回はアイリスや矢車草、忘れな草などブルーや白が基調色に変化していました。ツアーガイドさんによるとパリは私たちが行く直前まで40日間雨が降りっぱなしだったそうです。気温も低く花は1ケ月以上遅れていました。
 有名な睡蓮の池にもまだ花は見られませんでしたがよく手入れがされており美しいことに変わりはなかったです。常時15名のガーデナーがお庭に入り手入れをしているそうです。
モネの庭はイギリスの庭園と比べると色を中心に適当に植物を植えたように見えます。実際アットランダムに植え込まれた花壇をみるとこれでいいのかしらと思いますが遠目に見て始めてモネの絵の色の理由がわかります。
実際とても可愛い庭なので皆さんも機会があればぜひお訪ねください。



 パリに来たらやはりビストロでフランス人が食べるものをいただきたいですね。こちらのビストロは100年の歴史を持つ由緒ある食堂とのこと。ノートルダム寺院やルーブルなどにも近くとても便利な場所でした。
 メニューのイラストもフランス風でオシャレ。フランス語が分からずメニューが読めなくて残念でしたが私たちを連れて行ってくれたフランス人のミンくんのおかげで美味しいものをいただけました。

お皿はすべてレイノー社に製造してもらったオリジナルです。いかにもフレンチらしいエレガントな小花模様のデザインで統一されています。




これはフランス人が好んでいただくお料理だそうです。牛の頭のお肉をとろとろに煮込んだ煮込み料理でした。コラーゲンがたっぷりで美味しそうでしたが量が多くてびっくりしました。

パリは3回目ですが何度きても粋でオシャレなレストランのギャルソンの対応に感心します。こちらのビストロでもてきぱきとサービスをしてくれたギャルソンの写真をとらせていただけばよかったなーと今になって後悔しています。

旅は沢山の出会いがあってそれがゆえに楽しいのですね。

今夜のユーロスターでまたロンドンへ戻ります。
ではまたイギリスからお便りいたします。