2013年6月23日

Minack Theatre (ミナックシアター)

 皆様こんにちは。
今日はイギリスのコーンウォールの屋外劇場、Minack Theatre(ミナックシアター)のことをお話いたします。

Minackとはコーニッシュ語で岩場という意味だそうです。実際この劇場が作られた場所はは写真のような断崖絶壁の花崗岩の岩場でした。

 シアターは1931年に英国人女性、Rowena Cade(ロウィーナケイド)により発案され1983年にロウィーナが亡くなるまで50年以上の歳月をかけてこつこつ作られました。ここを訪れるとロウィーナの写真や彼女の仕事の内容が詳しく説明されています。とても興味深いのはこの劇場の作業はほとんどロウィーナと彼女が仕事を依頼した2人の男性の手作業によるものだということです。
劇場はもちろん未完成でしたが初演は1932年にシェークスピアのテンペストで公開されました。照明に車のヘッドライトを使い、観客たちもヤギの通る道を下りながら舞台までたどり着いたということです。
 舞台はローマ時代の劇場のように一番低い位置にあり観客は大西洋に向かって観劇をします。私が訪れた日は残念ながらお天気が悪くて海や空の色が綺麗に見えませんでしたが晴れた日にはロウィーナがなぜここに劇場を作ったのかという理由が解ります。
この日は地元の劇団によるシェークスピア劇が公演されました。
入口のVisitor Centerでチケットを購入します。一人4ポンド(¥700円位)で入場します。
ミナックシアターの素敵なところはその素晴らしい自然環境はもちろんのことリーゾナブルな価格で上質な劇が楽しめることです。

日の長いイギリスの夏は屋外でのイベントが目白押しです。

ロウィーナケイドが生涯を費やして作り上げたシアターはイギリス最南端に位置しています。ロンドンからとても遠いのでめったに行かれないけれど近くへ行ったら必ず寄りたい場所のひとつです。