2020年2月7日

Pottery garden in February (2月の庭)

 2月の庭はブラウン色。
一番静かな季節です。でも土の中では春にむけて着々と準備が始まっています。



最初に顔を出すのは日本水仙。
香り高く楚々とした佇まいですが毒性を持つ花なので土中の殺虫効果に有効と聞きました。ジギタリスと同様に薔薇の近くに配置しています。




ポタリーガーデンのスノードロップ。咲いてくれるととても嬉しい花です。猛暑の夏を越せる球根は少なく冬に顔を出すのは数えるほどです。
代わりに涼しく乾燥しているイギリスでは2月になるとあちらこちらからスノードロップの開花のお知らせが届きます。一番早い春の使者。花の言葉は希望と慰め。なるほどそのとおりですね。



おまけの写真。
今朝は今年一番寒い朝でした。
初めて池に氷が張りました!
先週は暖かい日が続いていたので池のメダカも水面近くまで泳いできていたけれどまた寒くて深く潜りこんでしまったようです。

寒い冬の間、小動物や小鳥たちはどのように過ごしているのかしらといつも心配になります。
今日はリンゴの配給です。
食べに来てくださいね。


2020年2月6日

Japanese architeture (八幡様)

 寒い朝。澄んだ空気が空を一層輝かせています。いつもは人がいっぱいでめったに歩かない若宮大路も朝は歩きやすく若い桜の木々を眺めながら八幡様へ向かいました。
鶴岡八幡宮。三の鳥居から本殿まで一直線に建物を配置し高低差を設けているので形がより大きく美しく見えますね。
 武家の守り神だった八幡様。赤の使い方が絶妙で美しいなと改めて感心しました。
自然を愛し自然と共に暮らしてきた先祖たちはアースカラーを基調色にしながら鮮やかな色彩を衣食住の中に取り入れてきたのですね。

 境内には元近代美術館だった建物が神奈川県指定重要文化財として残されています。現在改修中ですが鶴岡文華館として生まれ変わります。コルビジェに師事した建築家坂倉準三の設計で1951年に開館し老朽化のために2016年に閉館。取り壊しされることなく残ったことは喜ばしい限りです。

お隣のミュージアムショップとカフェ。こちらは無休で営業しており比較的空いているのでお薦めです。

鎌倉文華館鶴岡ミュージアム:

https://tsurugaokamuseum.jp/shiru/index.html

2020年2月5日

The European porcelain history (ヨーロッパの陶磁器の歴史)

伊万里、有田、柿右衛門など日本を代表する窯元たちが作った白地に美しい彩色を施された陶磁器は16世紀から17世紀のヨーロッパの王侯貴族たちの憧れでした。東洋の技術を学びながら独自のスタイルを作り上げたヨーロッパの陶磁器はその時代背景と共に進化をしてきました。




ドイツのマイセン、フランスのセーブルやリモージュ、オーストリアのアウガルデンなど絢爛豪華でエレガントな陶磁器の美しさは見飽きることがありません。大陸に少し遅れましたが英国でも18世紀に入りお茶の普及と共にイギリスらしい質実剛健な磁器が生産開始されました。
 ヨーロッパの陶磁器からイギリスで開発されたボンチャイナまで当時の歴史的背景やライフスタイルについてスライドショーを交えながらお話をいたします。
当日はチャイナペインティング講師の豊間根洋子先生をお招きし荻野洋子とのコラボレーションでのレクチャーです。
日時:2月29日(土)14:00~16:00
場所:ポタリーギャラリー
参加費用:¥2,750(税込 1ドリンク付き)

参加ご希望の方はハウスオブポタリーまでご連絡くださいませ。
Tel: 0467-32-0109
webmaster@pottery.co.jp

皆様のご参加お待ちしています。

2020年2月4日

Shop sea & she (ヴィンテージの品々)

 只今ポタリーギャラリーにてお披露目中のヴィンテージのお洋服たち。逗子在住の女性ふたり組がヨーロッパ中心に買い付けてきたドレスと小物です。丁寧にお洗濯をしアイロンをかけられすっきり蘇りました。大切に着てもらってきたという優しい風格が感じられます。
私が高校生から大学生の時このようなニットのワンピースを着ていました。懐かしいレトロなデザインは70年代を彷彿とさせられます。



 オールシーズンに活躍しそうな白いブラウス。
細かいレースや刺繍入りです。
オーバーブラウスとしてジャケット替わりに羽織ってもお洒落ですね。

Shop sea & she
https://www.instagram.com/shop_sea.and.she/

2020年2月3日

Burty in the garden (お庭のバーティ)

 ポタリーの看板犬バーティが旅立ち49日が過ぎました。注文をしていたバラ苗も届き絶好のガーデニング日和でもあったので今日は彼のために小さなセレモニーを開催。


お葬式の時に虹の橋まで一緒に行ってくれたエンジェルが引き続きバーティと彼のメモリアルローズを守ります。

バーティいつまでも忘れないからね。

2020年2月2日

Atelier de fleur (アトリエドゥフルール)

いつもアートなお花を提案してくれるアトリエドゥフルールの徳原富美子さん。東京でのお仕事が増えたためこの度拠点を東京へ移すことになりました。
2月末まで鎌倉山でお仕事をし、3月以降は港区白金にお引越しなさいます。

お引越し前に花器や雑貨、家具、アイアングッズ、植物たち等珍しいお品をポタリーのショップ前にてセールいたします。今週末はお天気にも恵まれ沢山の方たちにお買い上げいただきました。
明日も継続して開催します。
この機会にぜひお洒落なガーデングッズをご自宅のお庭へお連れいただけたら嬉しいです。

水栽培用の球根たちも春までずっとお部屋でお楽しみいただけます。
 すごくユニークな自然の作ったオブジェ。
徳原さんらしいなと感心して見入ってしまいました。

4年余りを一緒に過ごしてきたので寂しくなってしまいますがこれからもお花が繋ぐご縁を大切にさせていただきます!
お花の定期便は継続してくださるとのこと、毎月届く花を楽しみに待っています。

アトリエドゥフルール:
https://facebook.com/atelier.de.fleur.kamakura/


2020年2月1日

Pottery Gallery in February (2月のギャラリーつづき)


 本日からギャラリーにて始まる展示即売会。

”洋服と鞄展”

無駄なく使って受け継ぐがコンセプトの優しいイベントです。



 こちらのピアスたちは桜の小枝をくり抜き天然石をはめ込み作られました。
自然が届けてくれた素材を丁寧に加工し私たちの身の回りを楽しませてくれる愛おしい品々。

 革のポーチの図柄は中国の象形文字で月灯りを意味しているそうです。
素朴で気どりのないデザインに心和みますね。

工房 海と山を主宰する松島純子さん。
動植物から頂いている素材を無駄にせず使い切る。普通なら捨てられてしまう端まで使う。それらをデザインにも生かしながら日々製作をしています。

会期中に松島さんのワークショップを開催します。
革を使ってオリジナルポーチ(掌サイズ)を作ります。材料も工具もこちらで準備いたします。

日程: 2月9日(日)13:00~16:00
参加費用:¥3,100(税別)コーヒー&ドーナツ付

とても素敵なポーチなのでぜひこの機会にお作りいただけたら嬉しいです。皆様のご参加お待ちしています。