2017年1月31日

Michelin (ミシュランの星)

皆様ご機嫌いかがですか?

東京両国の江戸そばのお店、ほそ川。
両国らしい下町の路地を入るとひっそりとお店の暖簾が見えてきます。

暖簾の奥には土間がつづき待合となっております。普通のお店ならここも客席にしてしまいそうなのにこんなところにこのお店のゆとりが見えます。



お店の中は落ち着いた雰囲気で自然素材を使った内装になっています。お席もゆったりしているのでお隣の人のお話が気にならずにお食事を楽しめます。

最近こちらのお店はミシュランガイドに登録されました。お祝いの胡蝶蘭が入り口付近に何気なく飾られておりました。

お味はもちろんのことお店の人々の接客もとても親切で温かくそれもミシュランの星の所以と納得しました。

派手ではないけれどきっちり良いお仕事をしているお店に出会うととても嬉しく参考になります。

写真(左)はこのお店の人気メニュー、アナゴそばです。

両国へいらしたらぜひお訪ねください。

http://www.edosoba-hosokawa.jp/

2017年1月30日

Harvest (収穫)

 皆様ご機嫌いかがですか?

久しぶりに夜半に雨が降り暖かい朝を迎えました。庭は雨のお蔭で生き返ったように元気になり小さな雑草の芽が一斉に顔を出し始めました。

ポタリーガーデンの隅に小さなポタジェがあります。畑の草取りをしていたらジャガイモが土の中から現れました! 
土のなかで着々と出番を待っていたのですね。





毎年マーマレードになる夏みかん。昨年は枝がたわむほど実りましたが今年はちょっと少なめです。
でも気の早いリスやヒヨドリたちは早々に収穫を始めました。
 木の下にころがっている残骸はリスたちの食べ残しです。もっときれいに食べてねー。

代わって小鳥たちの食べ方は芸術的。
見習いましょう。

2017年1月29日

Something to make me happy (うれしいこと)

 皆様ご機嫌いかがですか?

暖かい陽射しを受けながら春の訪れを感じ始めるとなんとなくお洒落をしたくなります。写真(右)のワンピースは友人の
Komugiさんの作品です。お裁縫好きの彼女が自分で作ったベロアのワイドパンツを穿いて遊びに来てくれた時、私にもベロアで春の服を作ってほしいとお願いしました。

すべてお任せで楽しみに待っていたら昨日渋くて明るい若草色のワンピースが届けられました。




シンプルなデザインなのでアクセサリーやスカーフで様々な装いを楽しめそうです。

袖口の折り返しに使っている布は昨年作っていただいたサマードレスの残り布です。夏の思い出の切れ端をまた春につなげられこれも嬉しいことのひとつでした。

おまけのバックで最後の布まできっちり使ってくださいました。 ありがとう。大切にします。





2017年1月28日

Arts & Crafts (パステル画教室)

皆様ご機嫌いかがですか?

白鳥成子先生のパステル画教室。ポタリーでの開催も今年で3年目となりました。土曜日の午後スケッチブックに向かってパステルと指を使って自由に描く時間は煩雑な日常から離れた至福の時です。

今回は前半にパステル画を1枚書き、後半は紙粘土でお人形作り。すっかりはまってしまいました。作品たちは乾かしてから次回のお教室で色付けをします。

白鳥先生のモノつくりへのアイデアは一つのことに定まらず次々と変化していきます。
次回はどんなことをさせていただけるのか今から楽しみです。

次回のパステル画教室は3月25日土曜日を予定しています。ご興味がおありの方はぜひ体験参加にお出かけください。












おまけの写真。
知人のお庭で収穫したレモン。籠に山盛りいただいたので今日はレモンケーキとホットレモンでブレイクしました。


2017年1月27日

Collection (たあいもないモノたち)

 皆様ごきげんいかがですか?

建築家の中村好文先生はよく旅をなさいます。旅の途中での出会いや気づきをエッセイにまとめた本、暮らしを旅する を読んでいて先生のコレクションが私の集めているモノと同じだったので嬉しくなってしまいました。

集めているモノは ただの石ころです。
旅のあちこちで目についた石を大事に持ち帰っているうちに写真(下)のような立派なコレクションが出来上がったそうです。

 先生の石たちは角のとれた楕円が多いことに集めた後で気づいたそうです。温厚でのびやかな先生の性格を代弁する石たちです。
 こちら(写真左)は本日訪ねたアイアン作家の矢田宏二氏のアトリエで見つけました。
子供たちと遊びに行く海岸で広い集めたそうです。
こちらも楕円。 温厚で奥深い矢田さんのキャラクターを表しているなと感心しました。作家が選ぶものは石でもアートな雰囲気が漂っていますね。


こちらは私のコレクション。ここ数年旅をしながらあちこちの海岸で拾い集めました。ハートの形限定です。石の裏に見つけた浜の名前と日付が書いてあるので時々石を眺めては遠くの浜辺に思いを馳せます。

大切なものはお金の価値で換算できませんね。

2017年1月26日

Animals (英国の動物たち)

 皆様ご機嫌いかがですか?

英国人アーティスト、Elizabeth Jardineは彼女の庭に遊びにくる小動物や小鳥たちの友人です。エリザベスの作るアニマルマスクが彼らと仲良しであることを物語っています。

ひとつずつがオリジナルなのでお顔の様子も様々。可愛いのに決して子供っぽくならないのはさすがです。

Animal mask Large \21,600
                 Small  \ 8,100
Bird small             \7,020

フロストフリー仕上げなのでお庭に放置しても大丈夫です。




2017年1月25日

Narcissus (日本水仙 冬に咲く花)


皆様ご機嫌いかがですか?
冬の花便りの続きです。英国でスノードロップが咲くころ、日本では香り高い水仙が満開となります。 写真(上)は伊豆半島の突端位置する爪木崎の日本水仙の群生です。毎年この時期になると野生の水仙が海岸を埋め尽くすほど咲き誇ります。1月も半ばを過ぎると花は終わりに近づきますがお天気の良い日も多いせいかまだまだ花が残っていました。

水仙に交じりアロエの花も元気です。ユニークな姿は首の長い鳥のように見えますね。


アロエの花が咲き始めると爪木崎に住む小鳥たちが花の蜜を求めてやってきます。

写真(左)はヒヨドリ。写真(下)はメジロです。
小鳥たちはこの季節だけ嘴周りとお腹が赤くなります。
アロエの蜜を採るときに花粉がたくさんついてしまうからです。

食いしん坊ほどお腹が赤くなる。可愛い小鳥たちの様子に和みました。




おまけの写真。爪木崎名物、さんま寿司。たっぷり脂がのっておりボリューム満点です。
あぶりさんま寿司はゆずの香りのする絶品のおいしさ。お薦めです。




2017年1月24日

Snowdrop (冬のお花見)

 皆様ご機嫌いかがですか?

今年もまた英国からスノードロップの開花のニュースが届きました。寒い季節にあたり一面を真っ白に輝かせる花の群生は一見の価値があります。
写真は昨年の夏に訪れたコッツウォルズの小さな街、PainswickのRococo Garden(ロココガーデン)のスノードロップ。
 夏には想像もできなかった景色に変わりました。
森の木々の下でしっかり出番を待っていたのですね。

スノードロップの見られるガーデンは此方のサイトからご覧いただけます。
http://www.greatbritishgardens.co.uk/seasonal/snowdrops.html

木々の葉が茂るころスノードロップと交代しブルーベルが登場します。森はブルーのカーペットに覆われしばし夏の訪れを待ちます。

英国の季節は色の変化でも楽しめますね。


2017年1月23日

National Theater (国立劇場)

 皆様ご機嫌いかがですか?

1966年に開館の国立劇場は今年50周年を迎えました。伝統芸能の振興と保存を目的とし運営されています。

初春は歌舞伎、しらぬいものがたりで開演です。
尾上菊五郎監修の全5幕からなる長い物語ですが幕ごとに見せ場があり観客を退屈させません。



菊之助のあでやかさな筋交い宙吊りから化け猫騒動まで盛りだくさんな内容にて歌舞伎の面白さを最大限に披露してくれました。

ヨーロッパで観るオペラと同様に大衆文化は楽しいですね。



2017年1月22日

Language of Flowers (雄弁な花たち)


皆様ご機嫌いかがですか?

春一番に甘い香りを届けてくれるミモザ。黄色い花は蕾の頃が一番可憐で雄弁です。満開になると花は蕾の3倍の大きさになり花は言葉すくなく香りと共に花粉を風にのせるからです。

ヒヨコのような可愛い花。南半球から渡ってきたオーストラリアの国花でもあります。常緑で成長が早いミモザはアカシア属の木のなかで一番人気がありますが成長が早すぎるため根が小さく枯れやすいという欠点もあります。

この花を見ると春はすぐそこだと感じますね。

ミモザの花言葉: 友情 秘密の愛




アトリエドゥフルールのお店に並ぶ春の花たち。
元気を発散していますね。

2017年1月21日

Scented Garden (香りのある暮らし)

 皆様ご機嫌いかがですか?

以前ご紹介した新座市在住のティーインストラクター田中公子さんのご自宅を再訪しました。前回は冬至の前で陽のかげりが早く景色も冬の様相でした。あれからほんのひと月しかたっていないのに敷地内のお茶畑では春の芽吹きがみられます。寒いといってももう春なのですね。

広い敷地の中では何種類ものお茶の木が育てられ5月に手摘みで収穫されます。

昨年公子さんはベルガモットの木をたくさん植えました。 この木の実でアールグレイを作るためです。
柑橘系の実(写真下)はそのまま食することはできませんが皮から抽出される香りを茶葉につけると芳しい香りのアールグレイティーができるそうです。

ベルガモットの実そのものの芳香も貴族的でエレガントですね。


おまけの写真。

写真(左)はドライカモミール。完全に乾燥してもさわやかなアップルの香りは健在です。

写真(下)はローズとラベンダーの自家製コーディアル。100%オーガニック素材で作られました。冷凍保存で1年間保っています。ナチュラルな花の色も香りも時間がたっても褪せていません。
冷凍されシャーベットのようになったコーディアルの素敵な香りに癒されました。

私も自宅で試してみたいものです。