2017年5月10日

Beautiful Roses (華麗なる薔薇たち)

 皆様ご機嫌いかがですか?
英国では6月半ば頃から薔薇が咲き始めます。その時期になるとPlease come to my roses! というバラ便りがあちこちから届きます。薔薇好きな人々(私も含めて)は華やかで芳しい花の美しさをを独り占めできず皆と分かち合いたくなるのですね。もちろん上手に咲かせたことを自慢したいというのも理由のひとつです。 いずれにしてもなかなか暮れない夏の夕べ。ほんのり甘やかな香りを楽しみながらお庭で過ごす至福の時です。
 ポタリーの薔薇。昨年大きく剪定をしたお蔭でたくさんの花をさかせているのはマダムアルフレッドキャリエールです。
本当に優雅な美しい姿をしているのに強靭で元気。この後も何度も花を見せてくれます。
 私たちの友人、ガーデナーの小野雄大君が育てたオールドローズ、ロサ オドラータ。今朝突然に大きな花を見せてくれました。小野君が話していたとおり薄ピンク色の上品な薔薇です。
 コーネリアは私が大好きな薔薇のひとつ。
可愛いピンクのスプレイです。

 昨年の秋に病気になりずいぶん小さな株になってしまいましたが優美なベージュ色の花を見せてくれました。今年こそ大きな鉢に植え替えをしたくさんの花が付くようにしてあげたいものです。
 小さなレディ。マーガレットメリル(写真左)
ラレーヌビクトリア(写真下)



 オールドローズのボローニャ。たくさんの蕾が付いていますね。斑入りのピンクの大輪は見た人が忘れられない華やかさを持っています。今年ももうすぐお目見えします。
 ペルルドール(写真左)

ゼフィリンドルーアン(写真下)

フリル咲のピンクの薔薇。名前はYOKO。
ものすごく元気で育てやすいと聞き購入しました。一昨年カミキリムシに食べられ半分の大きさになりましたがまたシュートを伸ばし頑張っています。

薔薇は基本的に丈夫です。虫に食われても、病気になっても葉や枝を落とし姿を小さくして再び蘇ってきます。美しいだけでなく頑張り屋さんであることも薔薇をこよなく愛する理由のひとつです。

皆さんのお庭ではいかがですか?