2017年7月19日

English Breakfast (イギリスの朝食)

 皆様ご機嫌いかがですか?
イギリスから帰ってしばらくするととてもなつかしく思いだすのはEnglish Breakfast,
朝ごはんです。
毎朝濃いめのミルクティーに始まり、ジュースやシリアル、ヨーグルトをいただいてから朝食にかかります。
 こちらは定番のフルイングリッシュブレックファスト。
これを美味しくいただけるのは最初の3日間くらいで残りの日々はもっと軽めのものが欲しくなります。

でも帰国すると不思議とまたすぐに食べたくなってしまう英国の味。
 最近のイギリス料理はとても美味しくなったとの評判です。その理由のひとつは料理のバリエーションが増えたことにあるかしらと思われます。

朝食ひとつとっても様々なメニューの提案があり本当に楽しくなってきました。

英国料理ではお魚のスモークがしばしば登場します。写真(左)のスモークドハドック(Haddock)はタラの仲間の白身のあっさりした味の魚です。スモークされた切り身はホクホクでさっぱりしておりこれをいただくときはお醤油を垂らしてご飯で食べたいなと思ってしまいます。
 同じくスモークされたサーモンの切り身も朝食にしばしば登場します。

付け合わせの卵料理もポーチドエッグ、スクランブルドエッグと形を変えて出されます。写真(左)は焦げ目のついたイングリッシュマフィンの上に載って出されましたのでお腹も一杯になりました。
 我が家でも時折作るエッグベネディクト。
イングリッシュマフィンの上にハムとポーチドエッグ。最後のオランデーズソースをかけただけの簡単レシピですがハムとソースが決めてのお料理です。

同じお料理を別の場所でいただきました。
こちらはマフィンといっしょにハムもグリルされていました。ソースもおのおのお味が微妙に違うのでどれも甲乙つけがたいおいしさです。

長年イギリスのお料理はおいしくないという不名誉なレッテルが貼られてきました。わたしはイギリスのお母さんたちが作る家庭料理の美味しさを知っていたので常々反論してきました。ところが近頃は本当にお料理が進化し美味しいものが手軽にいただける国になったと評判が上がって参りました。英国びいきの私には嬉しいニュースです。