2017年7月1日

Letter from England (海辺の村)

 皆様ご機嫌いかがですか?
North DevonからCornwallにかけて海岸線沿いに小さな可愛い村々が続きます。
大西洋から吹き付ける強風のため家々は岸壁に貝殻のように張り付いています。
Clovelly(クロベリー)もそんな村のひとつです。
ナビに誘導されながらたどり着いたのは高台に建つ村の学校でした。
 どこから村に入るのかわからずウロウロしていたら建物の中から若い女性が出てきてくれました。上手な日本語で”日本の方ですか?”と聞かれびっくり。メアリーさん(写真中央)は佐賀県の学校で英語を教えていたそうです。素敵な笑顔で村への行き方を教えてくれました。
 お天気だったらもっと歩きやすかったでしょうに。雨上がりでつるつる滑るPublic Footpathを10分ほど歩き村の入り口に到着しました。
 眼下に見えるのがClovellyの港です。
この港ではロブスターやカニが採れます。
この村には車はもちろんのことバイクも自転車も入れません。坂道にはこの地で採掘した石の石畳が敷き詰められここを人とロバが歩きます。
ロバは港から物資を運ぶ現役の宅急便やさんでもあります。


変化の早い日本で暮らしていると昔ながらのやり方で村の姿を変えずに自然や景観を守る人々の暮らしぶりに敬服します。

おまけの写真。
漁村の猫たち。



 坂道を歩いていると次々にネコたちが登場します。人になれているせいか人懐こくカメラ目線で写真を撮らせてくれます。

どの仔もまるまると太っており良い生活をしているのねー。