英国南西部コンウォールにイギリス産紅茶を作っているガーデンがあると聞き早速出かけてみました。Tregothnan Garden(トレゴスナン)を所有するBoscawen一族 は14世紀からこの地に住む貴族です。
庭園はコーンウォールの温暖な気候を活かしたWoodland Garden。65エーカーの庭 にオーストラリアやニュージーランド、南米から運ばれた木々が元気に育っていました。中でもトレゴスナンの中心的木は日本の椿です。この椿からお茶の木を作り始め2005年から英国産紅茶として販売を始めました。
庭園はBoscawen家のプライベートガーデンなため事前予約が必要です。
約1時間ほどのガーデンツアーのガイドは若きガーデナーのLowrence君です。
トレゴスナンガーデンの特徴やユニークさを詳しく説明してくれました。
お庭のハイライトのお茶畑。
写真下のお茶の木はDuke of Edinburgh(エジンバラ公)が植樹なさったそうです。
エジンバラ公の木から茶葉を摘み献上したとのことです。
ガーデンツアーの後は好みの茶葉でお茶を入れていただきました。
赤い水色が美しいしっかりしたお味のお茶でした。
他にアフタヌーンティー、アールグレイティー、トラディショナルティー等種類も豊富です。
おまけの写真。
スコーンのジャムとクリームの順番はコーンウォールとデボンでは異なるそうです。
ジャムの上にクロッテドクリームがコーンウォール流。デボンでは逆だそうです。
どちらでもお味は同じでしょうと言うと、ロレンス君曰く、クリームが上だとジャムのすっぱさをクリームがカバーし口のなかでクリームとジャムが共存しより美味しく感じるそうです。こだわりのクリームティーでした。