皆様ご機嫌いかがですか?
4月28日から始まった英国展、今日は出展されているアンティークのお話をいたします。
こちらは皆様も良くご存じのBlue Willow(ブルーウィロー)というシリーズです。19世紀の始めからイギリスで盛んに作られました。東洋への憧れから図柄は中国の古い悲恋話をモチーフにデザインされました。柳の木と橋の上の3人の中国人、そしてお皿の上部に映る二羽の鳥が定番です。 ときどき中国人が2人だったり全く描かれていないものを見つけることがありますがそれは正しいBlue Willow ではないけれど逆に希少価値がありますね。
こちらはWedgwood(ウェジウッド)社が作ったウィロー。
下の写真のマークを見ると1940年代のものとわかります。
ウェジウッドらしい上品な白地に繊細なブルーでデザインされています。
サラダプレート¥3,000(税別)
ブレッドプレート¥2,500(税別)
ボウル ¥5,000(税別)
ティーポット ¥18,000(税別)
グレービージャグ+ソーサー¥8,000(税別)
こちらはまた別の会社によるウィローです。
プレートの色がずっと深いブルーなので同じパターンでも表情が異なります。
下の写真のマークからAllerton社が1929年以降に作陶したものと分かります。
時代や会社によってコバルトブルーの調色が微妙に違うところもウィローのコレクターたちをひきつける魅力のひとつなのですね。