2016年5月22日

Language of flowers (雄弁な花たち)

 皆様ご機嫌いかがですか?

ハウス オブ ポタリーで作らせていただいたお庭のひとつ、片瀬海岸のひろちかデンタルクリニック。入り口の左右に大きなボックス花壇があるため定期的にお手入れに伺っています。日当たり良好で風通しも良いためちょっと乾燥系の植物がよく育っています。
最初はハーブをもりもりに植え込んだのですが数年の間にすっかり様相が変わりました。最初から元気なラベンダーやローズマリーの他にアナベルやカシワバ紫陽花も元気いっぱいです。カシワバ紫陽花の葉の色に合わせてダークレッドの葉を持つテマリシモツケの木を足してみました。剪定をまめにして小さく仕立てようと考えています。


花壇を作るとき色の配分はとても大切です。
全体のバランスを損なわないように色を落としていきます。

また大きく成長する植物を植え込んでも仕立て方次第でどのような形にも作れるので恐れず花壇の植栽プランに加えてください。 樹木のトピアリーなど良い例ですね。







 こちらはポタリーガーデンの花たちです。紫陽花が大きく花をつけ始めました。私の庭の土はアルカリ土壌のため紫陽花はほぼピンクや赤紫になってしまいます。

アナベルやカシワバ紫陽花を除いて色のつく紫陽花はまだつぼみが緑の頃に切りお部屋の中で楽しんでいます。

また紫陽花は色によって花言葉も異なりますね。
青い花は 移り気 と言ってあまり良い意味ではないけれど
赤やピンクは 元気な女性を表します。

白い花を咲かせるアナベルはひたむきな愛を語り
房状に咲くカシワバ紫陽花の白は 純粋な心を表現しています。

色によって発する言葉が違うのは面白いですね。


 アトリエドゥフルールで求めたバラ。
レスプリドゥフィーユという清楚なバラです。
フランス語で乙女心という意味だそうです。

花の中心に向かってピンクが濃くなっております。
あまりにも美しいので思わず求めてしまいました。

同色のリューココリネとの相性も良く我が家の食卓のテーブルが華やぎました。

花のもつ力はすごいですね。
言葉を発しなくても雄弁です。
そこにいるだけでありがとうと言いたくなります。