皆様ご機嫌いかがですか?
週末の日の午後、友人たちと海を観に葉山へでかけました。 今日は美味しいお食事をいただくことはもちろんのこと、ファニーハウスという名前の付いた遊び心いっぱいの建築物を探訪することが一番の目的でした。
葉山ファニーハウスはその名のとおりとても不思議な建物です。海を臨む小さな岬の突端に白い貝殻のように張り付いています。
こちらはモダニズムを代表する建築家のひとり、吉村順三氏が約50年前にクライアントのために建てた別荘です。
目の前に見えるのは久留和漁港。
カツオ釣りに使うシコイワシを水揚げする港だそうです。
のどかな港に今日は海水浴に興ずる気の早い人々の姿も見られました。
ファニーハウス正面。
平屋の細長い建物は昨年末からホテルとレストランに改装されました。
宿泊施設にはすべてキッチンが併設されているのでご近所で取れた新鮮なお魚や野菜でお料理もできます。
早速内部を見せていただきました。
入り口を入ると正面にひろいリビングがあります。
切り取り窓から海が一望です。
海からの風がさわやかな 専用テラス。
リゾート気分を満喫できますね。
バスルームは2ケ所ございますが一つは海のみえる位置にジャグジーが設置されていました。
吉村順三氏の建てた軽井沢の別荘ではコックピットのような小さな小屋裏がついており寝転がって星をみながら読書ができる設えでしたがこの海の家にも小さなお二階がぴょんと付いています。
屋根裏ではないけれど狭い階段をのぼるときは秘密基地に行くようなわくわく感がありますね。
2階は主寝室。
ゆっくり休めるように余分なものは何もないシンプルさです。
海の音を聞きながら休息できること請け合いです。
階段室の一部についた小さな切り取り窓。
海が絵のように見えます。
50年前にはきっと画期的だったであろうコンサーバトリー。こちらが今はダイニングになっています。
海を見ながらお食事を堪能できる趣向です。
お食事はもちろんシーフードから始まりました。
前菜が6品もだされたのでこれでお腹がいっぱいになってしまいました。
女性が喜びそうな趣向で少しずつをきれいにたくさん出してくださいました。
メインのひとつ。
カリッと焼いた鯛にだし汁をかけてスープのようにいただきます。
続くお肉料理も葉山牛とポークの2種類。
このレストランでは鉄板焼きも作ってくださるそうです。
〆のご飯はパエリヤ。
デザートも盛りだくさんで美味しく大満足の午後を過ごしました。
葉山ファニーハウス:http://hayama.funnyfunny.jp/dining/