日本の伝統芸能の拠点として1966年に開設された国立劇場。校倉造りをモチーフとした鉄筋コンクリート造の建物は現存する日本のモダンムーブメントの建築物に選ばれています。
シンプルで無駄のないフォルムは時間が経過しても色褪せません。
2023年10月の公演を最後に閉館し建て替え工事が始まると聞きました。
新しい劇場は高層ビル化されレストランやホテルを併設する複合施設になるとのこと。銀座の歌舞伎座のようにキャラクターのないビルになってしまうのは残念でなりません。老朽化が進み耐震補強が必要なことも理由のひとつだと言われますが既存の建築物をスクラップにせず補強をし守ることも次世代へ歴史を残す意味で大切なことと思います。欧米のように古い建物を守る姿勢が薄いことが残念でなりません。National theatre of Japan was built in 1966. It was the modern architecture incorporating the ancient Japanese architectural style. It is only 55 years old, but soon will be scrapped and rebuilt. What a shame!