2023年9月28日

Lovely place (お薦めの場所)

 

East SussexのRye(ライ)は中世の建物で埋め尽くされたアンティークの町です。季節を問わず観光客でにぎわうところは鎌倉に似ていますね。

このRyeからHastings行きのバスで10分ほど行くとWinchelseaという夢のように可愛い小さな村に到着します。 (写真はバス停です!)




ライのお隣なのに訪れる人はなくひっそり眠っているような村です。村の入り口には中世時代に造られた石造りのゲートがあります。当時は貿易で栄え数千人の人々が暮らしていたと聞きます。私の友人の陶芸家Dennis Townsend (デニスタウンゼンド)はこの村の出身です。この村から沢山の有名なアーティストが生まれました。


村は丘の上に立っていますが下へ下ると海に出ます。Winchelsea beachは黄色い小石の浜。ここからRye Harborへ向かい広大な野鳥の保護区が広がっています。






ウィンチェルシービーチから自然保護区の中をハイキングしながらライまで戻ることもできます。途中のライハーバーにはハイカーを歓迎しているお洒落なギャラリーやパブがあるのでここでゆっくりアートに親しんだりクリームティーを楽しむこともできます。




Rye Harborからさらに足を延ばしてダンジェネス海岸へ。デレクジャーマンの庭が変わらぬ姿で待っています。
ウィンチェルシービーチからデレクジャーマンの庭まで長い豊かなお散歩。気合が必要ですがお薦めです。

English people love walking. There are many country footpaths to see wild animals and birds. On our way back, we can enjoy a nice cup of teas at tea rooms and see various art at local galleries.








2023年9月25日

Flower shop (お花屋さん)

 

イギリスのお花屋さん。季節の花が盛りだくさんにバケツに入っており見ていて見飽きません。日本のように冷蔵庫に入っていないのでより身近に花を観賞できます。





最近花屋さんの品揃えに変化が見られました。コロナ禍の影響で自宅にいる時間が増えた人々が観葉植物を求めだしたことから室内用のグリーンがとても人気になりました。そういえば友人の家でも今までなかった葉物の植物がキッチンやリビングでモリモリになっていました。生まれながらのガーデナーたち。観葉植物の育て方も上手でどれも元気に生き生きと育っています。
お花屋さんでも素敵な花瓶や鉢に入った植物が目を引きます。ポタリーでもグリーンを育ててみようかしらと思い始めました。




おまけの写真。
友人へのお土産のブーケ。グリーンと薄ピンクの紫陽花を購入。紫陽花はイギリスでも大人気です。

English people love flowers. They often buy flowers for themselves or friends. Flowers are the best and most pleased gift for everybody.


2023年9月22日

Lovely houses (美しい家々)

 

イギリスの街歩き。とてもシンプルなビクトリアンハウスの前を通りかかりドアの色に目が釘付けになりました。イギリス人は塗装がとても上手でドアはよく自分たちでペイントします。何度も塗り替えをして家の表情を変えて楽しみます。






この家の方はウインドウボックスの花の色までこだわっていました!扉と同じ明るいピンクのゼラニウムがドアの脇役として大活躍しています。
なんてお洒落なのでしょう。小さな心遣いが周りの人を楽しませてくれていますね。









お迎えの家では真っ赤なゼラニウムが満開です。
家を美しく見せることは街の景観に役立ち強いては家の価格を引き上げることにつながります。
合理的な英国人たちは各々で花を飾るという小さな努力が大きな資産投資と同じ意味を持っていることを知っています。
美しい景観はひとりひとりの努力から成り立つことの良い例ですね。

English people are really good at making houses look lovely. Each effort contributes to townscape.

Traditonal food (英国料理)

 

イギリスの伝統料理のひとつ、Fish &Chips(フィッシュアンドチップス)。山盛りのフライドポテト(英国ではフレンチフライと言うそうです。)の上に白身魚のフライが鎮座しています。お店によって出し方は色々あれどもチップスは必ず一緒です。そして手前のグリーンピースのソースやビネガーを掛けていただきます。


別のお店でポテトの代わりにフレッシュサラダを付けてくださいとお願いしたらトマトときゅうりの上に魚のフライがどっさり載ってきました。フィッシュは常に上座が定席のようです。





One of the traditional English foods, Fish & Chips are always served with French fries.
When I had it long time ago, it was easy and cheap meal wrapped in newspapers. Now it's promoted to restaurant food. But taste is same!






おまけの写真:
イギリスでの日本食ブームは今だに健在です。気軽なファーストフードとしてのお寿司やヌードルも身近になりました。滞在が2週間を過ぎる頃いつも和食が食べたくなってしまいつい購入するお寿司のパック。これで¥2,000。お味はいまひとつでがっかりすることが分かっているのにまた食べてしまいましたー。


2023年9月19日

Care home (老人施設)

 

英国で5本の指に入ると言われる豪華な老人施設。友人が各週ごとにプールとジムを使用するメンバーなので私も内部を見学させてもらいました。

ゴシック建築の建物はグレード2に指定されているイギリスの重要文化財でもあります。






老人ホームというより豪華なホテルという感じですね。













入り口を入るとすぐお茶や軽食をいただけるラウンジがありました。当日は週末だったのでお年寄りたちがお茶やケーキを楽しんでいらしたから写真は遠慮しました。

ラウンジの先にはライブラリー。ここでお仕事をしたら捗りそうです。




元チャペルだったというお部屋がただいまフィットネスルームに変身しています。
お年寄りたちがフィットネスをする姿を想像するだけで微笑ましいですね。

日本と同様にイギリスでも年齢の高い人々がとても増えています。最後を過ごす家としてのケアホーム。日本とまた異なる姿に勉強になります。






さてこちらはRyeにある介護付きアパート。こちらにIden Pottery(アイデンポタリー)の創始者Dennis Townsend(デニス)が暮らしていると聞き早速訪ねました。





Flat 10。こちらがデニスの今の家です。
完全介護ですが独立型の施設なので自分の家に居るように過ごせます。













扉を開けると左側にLDKが見えます。













キッチンも使いやすそう。デニスの作品が壁にかかっており昔の彼の家を思い出します。












LDKから広い芝生のお庭にも出られます。













2年前に最愛の妻、Maureenを亡くしたデニスは今ここで静かに暮らしています。4年ぶりに訪ねた私のことを覚えていてくれました。
デニスはイギリスを代表する陶芸家の一人として長年優れた作品を製作してきました。私たちは一緒に仕事をさせていただき本当に光栄でした。
次回の訪問までどうぞお元気でいてください。
I hope to see you again!

I visited old friends during my trip to England.
Some stays in a care home.  I was quite impressed by their spacious rooms and lovely interiors.
























2023年9月18日

Historic town (中世の街)

 

今までに何度も皆様にご紹介したRye(ライ)。中世のまま時間が止まったような街並みが訪れた人々をお迎えします。







ハイストリートも30数年前に初めて訪ねた時から全く様相が変わっていません。イギリス人にとって変わらぬ景色は当たり前。古い建物を保存し後世に文化を残す姿勢が根付いています。
近年新しい物を良しとしてきた日本人と根本的に異なる価値観が日本とイギリスの景観を大きく変えたと思います。
鎌倉も私が子供だった頃は古く美しい家々が残り古都としての威厳を保っていたけれど今はお寺以外は昔の面影を残す場所は本当に少なくなりました。とても残念だけれどイギリス人の友人たちの目には日本はとても近代的で混沌としたユニークな国に見えるようです。


Rye is a little town 130 km far from London, where we see a beautiful medieval townscape. Old houses were built between 400 and 500 years ago. They keep the historic character.





2023年9月16日

English traditional bake (イギリスの伝統的お菓子)

 

イーストサセックスからデボンまで車で移動をするときは一般道をトコトコ運転しながら向かいます。幾つもの可愛い村や町を通り過ぎ西へ西へと走ります。丁度お茶の時間のころArundel(アランデル)に通りかかったのでここで少し休憩をすることにしました。

中世時代に建てられたアラン城と大聖堂が残る古い歴史を持つ町です。


アランデルの老舗ティールーム、Cockburn’s Tea roomを訪ねました。1913年創業以来ケーキとお茶のお味は変わらずいつも常連のお客様で一杯です。
壁面のディスプレイにも歴史を感じます。










沢山あるケーキの中からひとつを選ぶのは大変ですが今日はこちらのレモン&ラベンダーケーキにしました。お皿に横倒しになって登場。スポンジもクリームもたっぷりです。







このお店ではお茶もけちけちせずたっぷり出してくれます。一人なのに6人分のティーポットで供されました。ティーバックでなくてリーフで入れてくれるところも老舗店のこだわりを感じます。
お蔭様で大きな甘いケーキとお茶で元気いっぱいになり出発です。

A nice cup of tea always makes us happy.
And traditional English bakes add a full of energy for me to keep going.










2023年9月15日

Bed & Breakfast (お宿)

 

最近定宿になっているこの小さなコテージ。すごく簡単な造りだけれど必要なものはすべてそろっていて快適に過ごしています。何よりも車を横付けして荷物の出し入れができるからとても便利です。




お部屋の中。オーナーのHarrietの趣味でシンプルかつスタイリッシュなインテリアです。ベッドが広くて快適。ゆっくり休んで1日の疲れを取ります。










今このデスクに座ってブログを書いています。
お部屋にキッチンは付いていませんが外に出ると共同で使用できるキッチンがあります。家の裏にはキャンピングサイトもあるのでキャンパーたちもそこで自炊をしています。様々な言語が飛び交うインターナショナルな雰囲気にどっぷりつかっています。



こちらに来てから毎日お天気に恵まれ仕事もサクサク捗っています。
地平線の彼方から立ち上がる空と雲。ドラマチックな景色はイギリスの田舎ならではですね。



羊たちも。









そしてAnn!
4年ぶりに再会しました。ぴりっとしたユーモアは変わりません。ずっと元気でいてくださいね。

I am travelling in England.  I am soothed by everlasting scenery of the countryside 
and always happy to see my old friends.








2023年9月12日

Artwork (アートワーク)

 

9月のイギリスは芸術の秋に向かう季節。様々な場所でアートワークの展示会が見られます。

私が素敵だなと思うのは開催場所がひとつでなく町や村全体がギャラリーになって訪れた人々を楽しませてくれることです。芸術に親しみアーティストたちと気軽に交流できることも大きな魅力です。





友人のJeff(右) 。Derbyshereの小さな村, Wirksworthで個展をすることになりました。今回ギャラリーとして自宅を提供してくれたClare(左)。彼女のコテージは温かい雰囲気が溢れており訪れたゲストを和ませてくれます。こんなに可愛い家で個展ができるなんて素敵ですね。
ウィルクスワース村にはアーティストたちが沢山住んでおり今回はギャラリー、公民館、教会、ショップ、そしてクレアのように自宅を提供してくれる人々の家を含む65ケ所で様々な展示を鑑賞できます。




Jeffのアートワーク。彫刻家であり写真家でもある彼の作品は奥行きがあり写真の中に小さなユーモアが隠れているので見飽きません。

https://wirksworthfestival.co.uk/artist/jeff-mander/




地元の人たちと気軽にコミュニケーションしながら楽しく芸術とライフスタイルをシェアできるのは幸せだなと思います。私の小さなギャラリーでもこの様な発信をしていきたいものです。

September in England is the month to enjoy art. We see many exhibitions in various places. 






2023年9月9日

Great view (美しい眺め)

 

おはようございます。イギリスの本日のお天気は晴れ。気温は30度との予報です。

友人宅のベッドルームから外を眺めると遠くの牧草地に雲のような薄もやが立っていました。ライトブルーの空に続く幻想的な景色は早起きしたときのギフトですね。


ところがつい最近になってこの広大な牧草地が開発され住宅が建つという計画が発案されたそうです。ここに家がたったらこの景色が壊され近隣の不動産価格も下がるとのこと。
彼女の庭も十分広いしその彼方に家々が立ち並ぶのだけれど美しい空間が無くなることはイギリス人にとって耐えがたいことなのだと再認識しました。日本では場所によってはお隣との距離は50㎝程だと話してもきっと理解できないでしょうね~。

A friend of mine lives in the country, where she enjoys gardening, feeding dogs and walking. She loves the view. Recently she's heard that a state council has been planning to develop the area for residence. She thinks it a great pity to destroy the view. 






2023年9月8日

Breakfast (朝ごはん)

 

旅の楽しみは何と言ってもご当地のフードをいただくことです。朝ごはんもそのひとつ。宿泊先のマダムに朝食のことを聞かれたので典型的なイギリスの朝ごはんをお願いしたらお皿からはみ出すほどの量のプレートが登場しました。家に居るときは朝からこんなにいただけないけれど旅に出ると不思議と完食できるフルイングリッシュブレックファスト。今日はお昼ご飯はきっと食べられないだろうなと思います。とても美味しかったです。ご馳走様!

When we are travelling, the breakfast is something to look forward.  The full English breakfast gives me an energy for the day.


2023年9月7日

From England (イギリスから)

 

4年ぶりに訪れたヒースロー空港。5つのターミナルから秒単位で発着が行われるヨーロッパの主要なハブ港です。以前はシベリアルートの直行便で12時間でしたがこの度はアラスカを周りグリーンランドやアイスランド上空からグレートブリテン島へ入りました。日本から14時間半の長旅でした。



飛行機を降りて到着ロビーへ続く廊下を歩いているといつも感じる懐かしい匂い。ヒースロー空港の匂いを感じながら英国へ来たことを実感します。






機内で遅めの夕食をいただいたけれど夜中にお腹がすくかしらと思って購入したサンドイッチもイギリスらしいブラウンブレッド。お値段は1パケット¥750でした。レンタカーに入れたガソリンも¥300/1Lくらい。物価が高くなり暮らしが大変になっていることを肌で感じます。

しかしながら街並みも古い家々の美しさも変わらず存在しています。何を守るかを知っている国はやはり豊かだなと思います。明日からまた気づいたこを皆様へご報告いたしますね。
I've just arrived at Heathrow Airport. It took 14.5 hours by direct flight. Long journey. England seems to be nothing changed after Corvid, other than rising prices.

2023年9月5日

Pottery Gallery (ポタリーギャラリー)

 

9月からカフェの営業が週末だけになりました。火曜日から金曜日のウィークデーはギャラリースペースは展示会やお教室に、またはポップアップショップやオフィスとしてお使いいただけます。1時間からお使いいただけますのでお気軽にご連絡下さい。






おまけの写真。
毎月第1,3,4金曜日の午後開催している編み物教室。お好きなテーブルで作品作りをしています。
ポタリーのカルチャー教室の中でも一番古いクラス。ポタリーの歴史と共に歩んできました。続けることの大切さをお教室から学びます。

House of Pottery gallery is now always open from Tuesday till Sunday. We would like you to use this space for pop up shop, home office or culture classes on weekdays. Every weekend, we serve you foods and drinks at the cafe.