2016年5月31日

Outdoor Living (アウトドアリビング)

 皆様ご機嫌いかがですか?

6月4日土曜日に開催予定のアウトドアリビングを楽しむセミナーでお料理を担当してくださるRANさん。今回はお庭でのお食事なのでメニューの中にバーベキューグリルを利用した一品を加えることになりました。

 ポタリー特製のバーベキューグリルはここ3年ほど使用していなかったので事前に試してみることになりました。

外でお食事をいただく。それだけでなんだか特別な気分になりますね。







 練習の日は雨が降ってきましたが当日はお天気に恵まれそうです。


日時: 6月4日土曜日 12:00~15:00
場所: ポタリープライベートガーデン
参加費用:\6,480(税込 お食事&ギフト付き)
定員:15名 (お蔭さまで満席となりました!)
雨天の場合は室内で行います。
お問い合わせはハウスオブポタリー(0467-32-0109)まで。


2016年5月30日

Hayama Funny House (葉山ファニーハウス)

皆様ご機嫌いかがですか?

週末の日の午後、友人たちと海を観に葉山へでかけました。 今日は美味しいお食事をいただくことはもちろんのこと、ファニーハウスという名前の付いた遊び心いっぱいの建築物を探訪することが一番の目的でした。

葉山ファニーハウスはその名のとおりとても不思議な建物です。海を臨む小さな岬の突端に白い貝殻のように張り付いています。

こちらはモダニズムを代表する建築家のひとり、吉村順三氏が約50年前にクライアントのために建てた別荘です。

目の前に見えるのは久留和漁港。
カツオ釣りに使うシコイワシを水揚げする港だそうです。

のどかな港に今日は海水浴に興ずる気の早い人々の姿も見られました。

 ファニーハウス正面。
平屋の細長い建物は昨年末からホテルとレストランに改装されました。

宿泊施設にはすべてキッチンが併設されているのでご近所で取れた新鮮なお魚や野菜でお料理もできます。

早速内部を見せていただきました。

入り口を入ると正面にひろいリビングがあります。
切り取り窓から海が一望です。


海からの風がさわやかな 専用テラス。
リゾート気分を満喫できますね。

バスルームは2ケ所ございますが一つは海のみえる位置にジャグジーが設置されていました。




吉村順三氏の建てた軽井沢の別荘ではコックピットのような小さな小屋裏がついており寝転がって星をみながら読書ができる設えでしたがこの海の家にも小さなお二階がぴょんと付いています。

屋根裏ではないけれど狭い階段をのぼるときは秘密基地に行くようなわくわく感がありますね。

2階は主寝室。
ゆっくり休めるように余分なものは何もないシンプルさです。
海の音を聞きながら休息できること請け合いです。

 階段室の一部についた小さな切り取り窓。
海が絵のように見えます。
50年前にはきっと画期的だったであろうコンサーバトリー。こちらが今はダイニングになっています。
海を見ながらお食事を堪能できる趣向です。

 お食事はもちろんシーフードから始まりました。
前菜が6品もだされたのでこれでお腹がいっぱいになってしまいました。

女性が喜びそうな趣向で少しずつをきれいにたくさん出してくださいました。


 メインのひとつ。

カリッと焼いた鯛にだし汁をかけてスープのようにいただきます。

続くお肉料理も葉山牛とポークの2種類。
このレストランでは鉄板焼きも作ってくださるそうです。

 〆のご飯はパエリヤ。

デザートも盛りだくさんで美味しく大満足の午後を過ごしました。



葉山ファニーハウス:http://hayama.funnyfunny.jp/dining/

2016年5月29日

Houzz (花のパワーで癒されるお庭づくりについて)


 皆様ご機嫌いかがですか?

インテリア及び建築のサイト、Houzzへの投稿記事、今月はお庭についてです。

5月は庭が一番美しい季節。もう一つの部屋としてのお庭の楽しみ方、育て方、癒される庭の設えについてお話いたします。

昨日のオープンガーデンに引き続きお庭づくりについてのお話をどうぞご覧くださいませ。

http://www.houzz.jp/ideabooks/67484299/list





2016年5月28日

Open Garden for Charity (オープンガーデンのご報告)


 皆様ご機嫌いかがですか?

オープンガーデンの朝。鎌倉山は雨上がりのひんやり涼やかなお天気です。
いつもは日当たりがよすぎて植物たちの色も飛んでしまうほどですが今日は曇り空のお蔭で花や葉の色が一層はっきり見えました。

昨日の雨で洗われたせいか庭はいつもよりきれいに見えます。
恵の雨ですね。



 10時のオープン早々からお客様たちが集まってきました。

来てくださった方たちに何かひとつでもお土産話ができるように庭の楽しみ方を花壇の作り方や育て方を中心にお話させていただきました。


今年で4回目のチャリティーイベント。 たくさんの方たちの来訪を心から感謝しています。本当にありがとうございました。







2016年5月27日

Chelsea Flower Show (チェルシーフラワーショウ)


皆様ごきげんいかがですか?
毎年5月に開催される RHS(英国王立園芸協会)主催のチェルシーフラワーショウ。今年のガーデンデザインのトレンドや人気の植物たちが観られるロンドンのホットな展示会です。ここ数年庭は高低差を設けたり石やタイルを用いる人工的景観デザインが主流でしたが今年はまたフラットスペースに芝生のアプローチのトラディショナルなスタイルが流行り始めました。
緑の芝生を取り巻く花々の群舞こそ英国庭園の基本ですね。
花の配色も従来のカラフルで明るい色合いからシックでダークな色使いが目立ちます。
名脇役として葉モノを有効に利用し花の色を引き立てる手法が主流です。


ここ数年地球温暖化の影響で暖かい土地で育つヤシやソテツのような植物が人気です。
ここでも葉モノだけの構成で花壇をしつらえています。
花がなくても葉の色、形、高さなどの変化でにぎやかな植物のハーモニーが奏でられます。
庭の植物たちはますますワールドワイドになってきましたね。

2016年5月26日

Gallery in May (神戸美知子 現代表装の世界)

皆様ご機嫌いかがですか?

5月のポタリーギャラリーでは作家神戸美知子さんによる現代表装の世界をご紹介しています。

神戸さんが旅をするたびに求められた布や、彼女の元に旅をしてきた布たちに書や絵などでお顔をつけ見事な掛け軸を製作なさっています。

写真左はインドのサリーを使用し亀という文字をおさめています。
違和感なくすっきり見えるのも作家のなせる技ゆえですね。





一期一会という美しい言葉で展示会の最後の作品を飾っております。
世界にひとつの表装作品をぜひご覧くださいませ。

神戸美知子現代表装展
5月29日日曜日までポタリーギャラリーにて引き続き展示しております。

2016年5月25日

N.G.S.JAPAN OPEN GARDEN (再びオープンガーデンのお知らせ)

 皆様ご機嫌いかがですか?

昨日のチェルシーフラワーショウに続き今日もお庭のお話です。
英国庭園福祉団体(National Garden Scheme)が毎年発行しているイエローブックには英国でチャリティーのためにオープンされるお庭の場所が多数紹介されています。
イエローブックに載る庭として認められるにはとても厳しい審査に合格しなくてはなりません。よってオープンガーデンができる庭のオーナーたちは誇りをもって公開をしています。

自宅の庭を一般公開し寄付を募り慈善活動に貢献するとはいかにもイギリス的で素敵だなと感心しておりました。

数年前にN.G.S.JAPAN(福祉団体日本支部)からお誘いいただきハウス オブ ポタリーのお庭も一般公開しチャリティー活動に参加できるようになりました。

今年は4回めのオープンガーデンです。

雨が落ちてきそうな午後、せっせと草取りと剪定をいたしました。庭仕事の基本はそのふたつにつきますね。

今年の庭は昨年とまた異なる表情です。
ぜひお誘いあわせのうえお出かけくださいませ。

日時: 5月28日土曜日 午前10時から午後4時まで
入園料: ¥500(お茶とお菓子付)

皆様からお預かりしたお金はN.G.S.JAPANを通して国境なき医師団へ寄付をさせていただきます。

尚、当日午前11時から11時半午後2時から2時半の2回 荻野洋子による 庭の楽しみについてのお話をさせていただきます。

2016年5月24日

Chelsea Flower Show (チェルシーフラワーショウ ロンドン)

皆様ご機嫌いかがですか?

ロンドンで一番ホットなガーデニングショウ、Chelsea flower Show (チェルシーフラワーショウ)が今日から3日間開催されます。場所もロンドンの中心地で利便性も良いため訪れる人も毎年増え続けています。

これが始まるとイギリスにに夏が来た!と感じます。

各ブースとも趣向を凝らした設えのみならず花の数の多さに圧倒されます。








 3日間の初日はRoyal Day. 王室の方々が見えられます。クイーンを先頭に話題のロイヤルファミリーが仲良く出かけていらっしゃいます。私たち一般の人々のすぐ近くをにこやかに歩いていらっしゃる姿を拝見し英国の王室は開かれているなと感心したものです。


チェルシーフラワーショウへは地下鉄Slone Square(スローンスクエア)から徒歩10分程。
写真のようにものすごい数の人々が目指しているのですぐに分かります。

最終日になると出展者たちが花や木を即売します。帰りの地下鉄の中は花を抱えた人でいっぱい。
これもロンドンの夏の風物詩ですね。