2018年8月2日

Louvre of the pebble (小石のミュージアム)

 皆様ご機嫌いかがですか?
1920年~1930年にかけてロンドンのTate gallery(テート美術館)でモダンアートのキュレーターとして活躍したJim & Helen Ede(ジム&ヘレン イード)の住まい。当時のアーティストたちの作品はもとより、二人のコレクションだった小石のミュージアムとしても有名です。
 二人が1956年から16年間暮らしたコテージ、Kettle's Yard(ケトルズヤード)はケンブリッジ大学へ寄贈され現在はアートギャラリーとして一般公開されています。

 数多くの現代美術を世に送り出したイード夫妻にとって形も色もばらばらな自然が創り出した作品、小石たちは何よりも魅力的なアートだったのでしょう。
 ケトルズヤードの中で拝見できる数々のアーティストたちの作品のそばに何気なく置かれた石。お互いが引き立てあって有機的な空間を作り出しています。


 Kettle's Yardの魅力は小石だけでなく英国で活躍したアーティストたちの作品とそれらの展示の仕方にあります。そのことはまた改めてご報告いたしますね。

Kettle's Yard:
www.kettlesyard.co.uk/about/
おまけの写真。
小石が続くイギリスの浜辺。
色も形も様々でつい拾いたくなります。