2018年10月8日

Once upon a time (昔の鎌倉山)


 ご機嫌いかがですか?
少し前に高校の同窓会誌でお店の紹介をしていただきました。それ以来同窓生たちが続々と訪ねてくれるようになりました。海の見える高台の高校でのんびり青春を過ごした仲間たちは先輩も後輩も同じ雰囲気。卒業生たちは大抵鎌倉近郊に在住して昔を懐かしんでいます。
本日は鎌倉山で生まれ現在もずっとお住まいだという大先輩の訪問を受け鎌倉山の歴史を記した本を手渡されました。昔話を聞きながら週末のティータイム。お店のお蔭で様々な出会いがあり本当に感謝しています。

 昭和初期の鎌倉山。
若松から高砂へ通じる道です。
山の中央に道路をつくる計画は昭和4年から開始。
続いて宅地の分譲も始まりました。

手作業での開墾。のどかですね。

 現在の若松付近。


 常盤口から笛田公園付近を通り鎌倉山ロータリーへ向かう道。
笛田という名前のごとく一面の田んぼでした。夏はきっとカエルの合唱を聞いたり蛍の灯を観たことと思います。
 鎌倉山ロータリーの付近には山の住民が楽しむミニゴルフ場があったそうです。
住民たちが楽しめる仕掛けがそこここに見られ羨ましいかぎりでした。住宅がきっちりと建て込んでしまった今からは想像しにくいけれど古き良き時代を写真から想像します。
現在の鎌倉山ロータリー付近。
開拓当時に植栽されたソメイヨシノも老木になり年々勢いがなくなりました。でも昔の人たちが残してくれた豊かな緑という財産を大切に守らなくてはと心します。