2025年11月12日

Isabella Beeton's household management (奥川伊津子ティーセミナー、ビートン夫人の家政読本)

 

ヴィクトリア時代は建築、園芸、テキスタイル等への関心が貴族社会から広く一般庶民へ拡がり様々な文化が生まれた豊かな時代でした。

中でも目を瞠るのはミドルクラスと呼ばれる人々の暮らしぶりです。



写真はヴィクトリア時代のカリスマ主婦、イザベラビートン。中産階級の主婦向けに料理、園芸、刺繍など文化的内容から子供の教育、使用人の使い方に至るまで家を守る既婚女性たちが多様な状況下でも問題解決できるように配慮した本を数多く残しました。
遺憾ながら彼女は28歳の若さで亡くなってしまいました。マーサスチュアートのように80歳過ぎても元気だったらどれほどのユニークな本を書き記したことでしょう。






美しいイラストの挿絵が盛りだくさんに入っている彼女の本は元気なヴィクトリア時代の女性たちを一層奮起させたことと思います。







本日の講師の奥川伊津子先生。奥川先生もスーパー主婦として長年大活躍なさっています。優しいエレガントな所作を拝見するたびに私も見習わなくてはと心します。

Various culture aspects were flourishing in Victorian era. They were not only architecture, gardening and textiles, but also cookery, household managements. Isabella Beeton was a pioneer to guide housewives on how to manage domestic tasks.




おまけの写真。
本日のお昼ごはん。タラと白菜、ジャガイモのクリーム煮でした。寒い季節に頂くお魚のシチューはスコットランドのCullen Skinkを思い出させてくれました。私も早速作ってみます! デザートはアップルタルトでした。
ご馳走さま